植物部会4月の活動報告

日 時  令和3年4月7日(水)

場 所  鉢ヶ峰とふれあいの森(堺市)

参加者  19名

 泉ヶ丘からバスで鉢ヶ峰バス停に向かった。自家用車組も含め集合場所の鉢ヶ峰バス停に集合した参加者は19名。やはり、この時期自重された方も居られたのでしょう、参加者は少ない方でした。

鉢ヶ峰バス停付近でウマノアシガタ、ヒメオドリコソウ、ヤエムグラ、法道寺の境内ではキンギョバツバキの赤と白の花を観察、イロハモミジ、ドウダンツツジ、サンシュユ、シダレザクラ、ニシキギ、トキワマンサク、カツラ、ボダイジュ等の木本を観察。

  それから墓地に移り、木本ではカゴノキ、ダイオウショウ、シイの木など、草本ではカンサイタンポポ、キュウリグサ、ヤエムグラ、スイバ、ヤブチョロギ、ホトケノザ、カラスノエンドウ、スズメノエンドウ、カスマグサなどの春の野草を観察した。墓地の中を歩きながらマツバウンラン、ミヤコグサ、ヒメスミレ、コナラの木の雄花等々観察しながら、堺自然ふれあいの森へ行く。

 昼食後、山桜を見て畑の中のカンサイタンポポ、セイヨウタンポポ、オオイヌノフグリ、タチイヌノフグリ、ヘビイチゴ、ムラサキサギゴケの群生などを見て、里のみちへ行く途中でザイフリボク(シデザクラ)、レンゲソウ、ハハコグサ、アリアケスミレ、クサイチゴ(木本)、ケキツネノボタンを観察する。里のみちから尾根みちでは、リョウブ、ヒサカキ、コバノミチバツツジ、モチツツジなど数多く観察できた。見晴らしの広場でカスミザクラ、ウスノキ、カマツカ、下りはタチツボスミレ、シハイスミレ、最後はチゴユリの白い小さな花を観察し、堺自然ふれあいの森に戻り、三々五々解散した。快晴で充実した一日であった。 (文 T.H、 写真 M.A)

クサイチゴ

タチツボスミレ

アリアケスミレ

シハイスミレ(変種)

コナラ(雄花)

ザイフリボク(シデザクラ)

植物部会の11月活動報告

月 日 : 11月4日(水)

行き先 : 流谷(河内長野市)

参加者 : 31名(内6名は14期生とスタッフ)

 空は雲一つなく気持ちのよい秋空になった。 先月と同じ天見駅を2班に分かれて出発。今回は流谷に足を向け、山里の秋の花をテーマに観察する。集落を過ぎて周りが田畑になると道の両側、田畑の畔道も綺麗に草が刈られており、2年前には沢山見られた沿道の草花も少なくなっている。期待外れでまず残念。それでもアキノタムラソウやヨメナ、ゲンノショウコ等の花をあちこちに見つけ、大銀杏、大杉、大楠に囲まれた八幡神社で小休憩。ここではシュウメイギクが咲き誇っている。神社を過ぎると道はなだらかな登りになり森林が混じってくるが、やはり草刈りの沿道は続く。それでも途中にシラネセンキュウやヤマハッカの花は未だ残っており、アキノキリンソウやツルニンジン、ヨシノアザミ、マメアサガオ、アキノノゲシの花を見つける。棚田を見下ろす道路脇で昼食。午後はさらに奥へ、一面のマルバフジバカマやハキダメギクの群生を見た後、目的のアワコガネギクやヤクシソウの花を見つけ、これらをしっかり観察。ここで来た道を戻り、八幡神社で解散となった。

道中ではチャやビワの花が咲き十月桜も見頃、そしてガマズミやゴンズイ、コマユミ等の赤い実とススキを始めとしたイネ科の植物も花や実をつけ山里はまさに秋の色でした。(M.K)

イナカギク

ヨメナ

アワコガネギク

アキノキリンソウ

ツルニンジン

ガマズミとゴンズイの赤い実

植物部会の10月活動報告

月 日 : 2020年10月7日(水)

観察場所 : 河内長野市ボ谷林道

参加者 : 42名

 今年度最初の部会は、南海天見駅に10時過ぎ、14期の講座生4名とスタッフを加えて総勢42人が集まった。挨拶もそこそこに、3班に分かれて直ぐに1班が出発。夕方は降雨との予報だが昼間は心配ないようだ。集落を抜けて直ぐにボ谷林道入口にさしかかる。その辺りは秋真只中。早速にアキノタムラソウやキンミズヒキ、ヒヨドリバナ、オトコエシ、ダイコンソウ、アオミズ、ヒメジソ、ヒガンバナの花を見つける。沿道は一面にハナタデが続き、途中ヤマハッカやウド、ヤブマメ、スズメウリやヤブミョウガの実を見つける。いよいよ杉の林下が続く山道へ踏み込むと、植生が変わった。道の脇はシュウブンソウ、ノブキ、ヌスビトハギ、ガンクビソウ、ウマノミツバ、ケヤブハギ、クサアジサイがあちこちで花や実を付けている。その中にヤマジノホトトギスやツリフネソウ、アキチョウジ、マツカゼソウ等の花を見付けると歓声が湧き撮影タイム。珍しいヤナギタデやホオズキの仲間、ヤブタバコ、ハナミョウガ、イヌコウジュ等を観察し、ボ谷林道の中ほどで昼食を取る。午後はアケボノソウの花を最後に登ってきた道を戻った。帰りに脇道に入ると、ミゾソバとツリフネソウの群生地を見付ける。その先にはイナカギクが咲いており、一面の花園、それには皆大満足でした。今回の収穫はナス科のハダカホウズキ、ヤマホオズキ、イヌホオズキ、マルバノホロシと4種のホオズキを比較観察できたことと外来種がほとんど入ってきていない貴重な場所で70種以上の秋の草花や実を観察できたことでした。(M.K)     (写真:M.A&M.K)

ヤマジノホトトギス

アケボノソウ

ヤナギタデ

ヤマホオズキ

マルバノホロシ

ツリフネソウとミゾソバの群生

植物部会2月活動報告

月 日:2月19日(水)

行き先:大阪府立花の文化園(河内長野市高向)

参加者:25名

  朝はまだ寒く、花の文化園入口に集合し、車組と合流、総勢25名が集まった。園のボランティアグループ“フルルガーデン倶楽部”のガイドさん達3班に分かれて園内を案内してもらった。ガイドさんによってコースが別々で山野草や花樹を回っていない班もあった。私の班はスノードロップやフクジュソウ、ベニバナトキワマンサクという珍しいマンサクの木を観察、またこの時期に早く咲く“10月桜”花が小さくかわいいピンク色が素晴らしかった。黄色の花が大きいミツマタ、紫色の小さな可憐なバイオレットクロス、コモを被せた寒牡丹、黄色のマンサクの花木や赤色のマンサクの木、また、クリスマスローズの群生地、白い小さな花のバイカオウレン、セリバオウレン、ユキワリイチゲ、ミヤマシキミ等の山野草、ヘレボルヌ・ニゲロ(クリスマスローズの原種)やシクラメンの原種等々を観察して回った。途中梅林では何組かの人々がコタツに入って暖かくして鑑賞していた、これは当文化園の売りである。温室に入ってまず目に入ったのが金シャチのサボテン、エアープランツという根無し草(高価だそうです。)、ポインセチア、チューリップ、スイセンの原種、等々観察する。午後からは山野草や花木を回っていない班があるとのことで再度全員で巡回し、一部の人しか見ていない珍しい“黄金梅”や“炉開き”ユキツバキとチャノキの交雑種を見学した。また、エナガ、コゲラ、メジロ等の野鳥も観察し、快晴のもと充実した1日であった。(T.H)

ロビラキ(ユキツバキとチャノキの交雑種)

セツブンソウ

セリバオウレン

バイカオウレン(白い小さな花)

10月桜(花が小さい)

ベニバナトキワマンサク

植物部会11月活動報告

月 日 : 11月20日 (水)

行き先 : 千石谷(滝畑)

参加者 : 25名 

 河内長野発、滝畑ダム行きのバスは我々部会員とシニアの登山グループが加わり超満員で出発。途中ダムサイト近くの道路標示温度計では9度℃を示していた。やはりバスを降りると思った以上に寒い。直接、現地に来た部員も加わり、新関屋橋の登山口から観察をスタートする。 早速見付かったのがサネカズラやヤブコウジの赤い実とチャノキの白い花。4日前に見たヤマウルシやヤマハゼの綺麗な紅葉は既に葉を落していた。千石谷ルートに入ると路肩に生えていたキンミズヒキやダイコンソウ、チジミザサ、ササガヤ等の野草はその花の時期を終え、実や種を付けている状態だ。それでもミズヒキやハナタデ、イヌタデ、ボントクタデ等のタデ科の植物はまだまだ元気に咲いている。イラクサ科のアオミズ、カラムシ、コアカソも多くの実を残している。道中多く目にしたのはノコンギクで、時々見かける白いキクにシロヨメナではと期待したが同定には至らなかった。キク科の花は他にアワコガネギク、ヤクシソウ、ガンクビソウ、ヨシノアザミと今は盛り。シソ科のアキチョウジやアキノタムラソウ、ヤマハッカは一部で花を残してくれていた。実の方では、イズセンリョウの白い実、ヤブムラサキのビーズを散りばめたような青い実に皆が感激し、ノイバラ、テンナンショウ、フユイチゴ、アオキ、ヤブヘビイチゴ、ナンテン、イヌガヤの赤い実、アオツヅラフジ、スイカズラ、ネズ、クマノミズキ、ネズミモチの黒い実を次々に観察。ノイバラやフユイチゴの実を試食するが、まだ熟していないせいか味は今一つ。

 このところ急に気温が下がったせいか、道中から目にする山の紅葉は一段と派手さを増し綺麗だ。折り返し地点の大滝では滝の上と下から充分に秋の景色を楽しみ帰路についた。今回の観察した植物は花、実、紅葉を含めて60種以上となった。

アワコガネギク
イズセンリョウ
千石谷 大滝