15期生11月30日の講座報告

月  日 : 2022年 11月    30日 (水)  曇り

講座名 : 竹炭焼体験

講   師 : 柴山朗生先生(富田林の自然を守る会 炭焼班) 他スタッフ6名

場   所 : 滝谷 奥の谷

 今回初めての講座「竹炭焼体験」。富田林の自然を守る会の炭焼班の活動基地(枇杷庵)での講義からスタート。炭の種類や特徴、今何故竹炭なのか?など炭についての話や窯の構造図を見ながらどの様に熱が伝わり炭になって行くのかの説明を受けた。その後三つの班に分かれて竹材作りの実習作業に入る。先ずは竹を窯に入る長さ、80㎝に切断。次に竹割り器を使って四等分に割る。最後に窯にすき間無く詰めるために節を落とす。安全に道具を使うための装備や手順の説明を受けて作業にかかった。最初二人でしていた竹割りも慣れてきたのか一人でこなす人も現れ、準備していた竹を予定より早く切り終える事が出来た。

午後は窯を使っての実習。此処には窯が二つあり、今回は空の窯に竹材をすき間なく装填する。約300本入るそうだ。火入れ口の近くや残りのすき間には小さな竹を詰め、蓋をして土かぶせをして密閉する。次の火入れ作業では、団扇を使って風を送るが薪の燃焼がなかなか安定せず苦労したが無事かまど口を密閉出来た。火入れをしてから炭が出来るには17時間ほどかかるので、炭焼作業はここで終了して、この後はもう一方の窯から炭焼班の方が焼き上げた炭の窯出し体験をした。 竹炭の他に空き缶に入った松ぼっくりやどんぐり、蓮の花托等が入っていて、綺麗な姿に驚きの声があがった。持参の袋に竹炭やどんぐり等を頂き、笑顔で終了した。(Y. S)

のこぎり作業は三度目です。           様になってるでしょう!

すき間無く詰めてます。                               まだまだ入れないとね。

ブルブル  頭叩かないで~

松ぼっくりやどんぐり、蓮の花托などの花炭 黒光りして綺麗です!

 

 

 

 

 

       

15期の11月16日講座報告

年月日 : 2022年11月16日(水) 晴

講座名 : 九度山散策と紙漉き体験

講 師 : 松島ガイド他2名(まちなか語り部の会)・下西苑長(紙遊苑)

場 所 : 九度山町・紙遊苑

駅から3班に分かれ、ガイドさんの案内で九度山の町を散策した。雪深いと思われるようだが、紀ノ川の影響で比較的温暖で雪も大阪府と殆ど変わらず、水運により交通の要衝として栄えてきたそうだ。高野山の開山に当たっては、川で運ばれた資材をここから町石道を通って運び上げられたことなど説明を受けた。また、九度山は真田昌幸・幸村に関する伝承がたくさんあり、面白く聞かせてもらった。慈尊院は弘法大師の母公が晩年に住み、亡くなった後、弥勒菩薩となり祀られていて女人高野の寺としても知られている。

弘法大師が厄除観音を祀った勝利寺の庭や街並みを見下ろしながら昼食を済ませて、午後からはその一角の紙遊苑で「高野紙」の紙漉き体験をした。下西苑長から「小学生の皆さんが上手に自分の卒業証書を漉いて帰りますよ」と聞かされて自分の修了証書になる紙を漉くとあって説明を聞くのも皆真剣そのもの。順番が近づくと「緊張してきた」との声が上がる。枠の真ん中を持つこと、液に入れる角度、掬ったら枠を前後左右に痙攣の時のように小さく振る、枠の水が少なくなったら振らないことなどがポイント。「言うは易く行うは難し」でなかなか・・・出来具合で頑固か素直か分かるそうです。戸惑いつつも全員キレイに漉くことが出来、頑固な人はいない(?)ようでした。漉いた紙の修了証書を楽しみにして、九度山の富有柿をお土産に本日の講座は終了です、(T・U)

世界遺産の慈尊院の山門から町を振り返る。

百八十番」の文字が、町石道の終点です。

真剣そのもの・・回してはいけません。

障子ではありません。出来た紙の水きりです。

15期の11月9日講座報告

年月日 : 2022年11月9日(水) 快晴

講座名 : 奈良公園の巨樹観察②

講 師 : 甲斐野 幸一先生(グリーンあすなら代表) スタッフの方2名

場 所 : 春日山原始林北遊歩道・若草山

今日も青く澄んだ空の下で春日山原始林と若草山を巡る講座が春日大社前からスタートした。右側は春日大社の神山である三蓋山、左側は世界文化遺産の春日山原始林の遊歩道を若草山山頂へ向かうが、この道は自然道ではなく昭和初期に整備された自動車道で道幅も広く原始林には不釣り合いかな。途中でナギ【春日大社の神木で鹿は食べない。葉型は広葉樹のようだが針葉樹である】カゴノキ【幹の模様が「鹿の子」に似る】イチイガシ【樹高が30mほどに大きくなり、神社や寺院に多い木】モミ【常緑針葉樹の高木で樹高は30m以上になる】などの解説や原始林もカシノナガキクイムシによる「ナラ枯れ」が増えており、対策と駆除活動の話や樹齢460年の杉の切り株を見たりしながら山頂に到着。

鹿にお弁当を食べられないように注意しながら昼食を済ませ、山頂から原始林をじっくり観察してスタート地点を目指して奈良の街並みを見ながら銀穂の揺れるススキと紅葉したナンキンハゼに囲まれた結構な急傾斜の石段と山肌を下るのは大変でしたが、今日一日秋を満喫して家路に着きました。 (T・O)

イブキの穴にスギが立っている「水谷神社の寄生木」

葉はチョウが実は鳥が食べる幹に棘があるカラスザンショウ

原始林の最大のスギの幹回りがこれ、8m有ります

奈良公園をきれいにしている糞虫、ルリセンチコガネ

 

15期生11月2日の講座報告

月  日 : 2022年 11月 2日 (水)  快晴

講座名 : 野鳥観察②

講   師 : 上村 賢先生 (日本野鳥の会) 泉谷 一弘先生  相原 正温先生

場   所 : 錦織公園(富田林市)

 昨日の雨が上がり、朝から青空が広がる良い天気だ。 パークセンター前に集合し、公園マップ、チェックリスト、ミニ図鑑を受け取り、今日のコースの説明を受ける。冬鳥が帰ってくる時期でもあり、公園の池を巡るコースだ。 最初の赤穂池に着くと、目に入ったのは「マガモ」。特徴や雌雄の違いなど解説を聞きながら双眼鏡で観察する。「岸にある倒木の辺りはカワセミがよく出てくるよ」との先生の声に一斉に探し始める。 「あっ いたよ!」の声が上がる。鮮やかな水色の背中がキラリ きれいだ!! 左から右岸への横断飛行を双眼鏡で追うことが出来た人は、思わぬプレゼントに大喜びだった。又、捕らえた魚を枝に打ち付けて食事する姿も観察出来た。 空を見上げるとアオサギが飛んでいて、何度も旋回を繰り返している。大きくてかっこいい! 丘の上の枯れ木に止まる雌の「モズ」、アラカシのドングリを啄む「ヤマガラ」を観察しながら奥の池に。 カモ達の群れの後ろに「オシドリ」らしき姿がチラホラ・・・。池の一番奥手なので見辛いが、何羽かの雄のオシドリの姿を確認出来た。決め手は派手な羽の色だ。

午後は「メジロ」「シジュウカラ」「コゲラ」の混群や可愛い「エナガ」も観察し、パークセンターに戻って鳥あわせをする。今回は姿、声を合わせて29種類だった。 先生の楽しいお話を聞き、ゆったり観察出来た秋の日。 充実した楽しい一日になった。      (S . Y)

「あっ、カワセミ」の声に皆一斉に「何処?」

くちばしの白いの見える?この魚もう少しで飲み込めるよ!

オシドリの休息。のんびり ゆったり す~いすい

アオサギって首を畳んで飛ぶんだね。

15期生10月26日の講座報告

年月日:2022年10月26日(水) 快晴

講座名:ブナ林の保全

講師 :土井雄一先生(ブナ愛樹クラブ代表)・スタッフの皆様

場所 :和泉葛城山

今日も快晴、天然記念物のブナの自然林がある和泉葛城山へ向かう。山頂へのルート変更で到着時間が遅れてしまったが、土井先生やクラブのスタッフの皆さんに笑顔で出迎えてい頂いた。今日のスケジュールやブナ林の現状、見所などの説明を受けて早速ブナ林の観察へ出発。ブナの葉は縁が波形で、くぼんだ所に葉脈(7~11対)が向かっており、樹皮の質感と模様、果実は「ソバグリ」と呼ばれるようにソバの実に似ているなどの特徴でブナの木を見分ける。近年は温暖化などの環境の変化で充実した果実が非常に少なくなっているそうで、見学の途中で200個ほど集めたブナの果実を水に入れて実生に使えるか調べてみたがすべての実が浮いて使える種子は無かった。天然記念物指定区域内のブナには番号が付けられており約800本のブナが有る。ここの大きなブナは樹齢300年未満で白神山地の木の方が大きいそうだ。

昼食後はブナ愛樹クラブの作業小屋に移動しひのきの間伐体験をした。林業事故の多くは伐採の時に起こっているそうで、危険回避の大切さを学んでとりかかった。まずV字型の受け口を作り、追い口から交代しながら鋸で切っていき、全員で「ゆっくり ゆっくり」と声を掛け合い、安全に切り倒すことができた。

最後に切り倒した木を各自玉切り(輪切り)にし、竹べらで皮を剝き、お土産にもらって帰った。帰宅後、湯船に入れ香りを楽しんだ人も多かったのでは・・・     (U.T)

腰を低く、鋸は引くと時に力を・・それが難しい!

「弾けたばかりのブナの実」・・まさに「ソバ栗」

樵歴?!年のベテランの風格が

倒した木を輪切りに・・「しっかり押さえとってや!!」

15期生10月19日の講座報告

年月日 : 2022年10月19日(水)快晴

講座名 : 自然の宝庫

講 師 : 箕面観光ボランティアガイドの皆さん

場 所 : 箕面公園・箕面公園昆虫館

ここ箕面公園は滝と紅葉で知られており多くの人に親しまれている。そして1100種の植物、3000種を超える昆虫が生息する豊かな自然環境が有る。今日はこの箕面公園で野外学習ですが集合場所に来るのに利用する交通機関の運行見合わせの事態が発生。でも、熱心な皆さんが何とか集合出来て1時間遅れとなったが、澄み切った秋晴れの下、箕面大滝を目指してスタート。

ボランティアガイドさんから、明治43年に箕面に開園した動物園、富くじのはじまりは瀧安寺、全国素人囲碁大会の会場となった梅屋敷、珍しい活断層の露頭、オカメ岩やライオン岩等々箕面滝道にまつわる話を聞きながら2.8kmを歩いて箕面大滝に到着。滝つぼにかかっていた虹を見て清々しい気分になりました。

昼食後は坂道を下って森林浴をしながら、身近な昆虫、見たことのない虫や綺麗な虫などいろいろな昆虫が展示されている箕面公園昆虫館へ。放蝶園ではオオゴマダラ、リュウキュウアサギマダラなど十数種類の蝶が飛び交っており、吸蜜の様子など間近で観察と写真を撮ることが出来て楽しい時間となった。最後にここの名物であるもみじの天ぷらの材料はおたふく葉と呼ばれるモミジ葉で一行寺楓という種類の木の葉で、この近辺のもみじ葉ではないそうです。是非また、紅葉のシーズンに来ましょう。 (T・O)

珍しい活断層の露頭がみれる

落差が33mの箕面大滝をパチリ!

水色のマダラ模様が美しいリュウキュウアサギマダラ

日本産シロチョウ科で最も大きいツマベニチョウ

15期生10月12日の講座報告

年月日 : 2022年 10月 12日 (水)  曇り

講座名 : ウミウシ観察

講   師 : 田中 広樹先生 (大阪自然環境保全協会)

場   所 : 城ヶ崎海岸(和歌山市加太)

  今日は和歌山市加太・城ヶ崎海岸でのウミウシ観察。潮が引くのを待つ間、東屋でウミウシについての講義を受ける。ウミウシとは殻が無くなった巻貝の仲間で軟体動物。磯・干潟はもちろん水深100mを超える深海まで多種多様なウミウシが暮らしている。多くは体長数ミリから数センチだが、中には50cmを超える物もある。美味しくない餌を食べて、美味しくない体にして外敵から身を守っているなど変わった生態を学んだ。

講義の後は磯に降りて、ウミウシの探し方、岩場での注意点などの説明を受けて、いよいよ観察会の始まりだ。 あちこちに散らばり、潮溜まりの前にしゃがみこみ、石をひっくり返している。皆一生懸命探すがなかなか見つからない。やっと「これはウミウシです」との先生の声に、周りにいる講座生が集まって、初観察にワイワイガヤガヤ。ルーペをあてて見たり写真を撮るのに忙しい。ルーペで見ると、触角を出し牛のようにゆっくりと動く姿に「可愛い!!」の声が上がる。 その声に触発されたのか、その後はオカダウミウシ、イズミミノウミウシ、ツヅレウミウシ、アカボシウミウシなど、次々見つかり12種類のウミウシを観察した。また、イズミミノウミウシとオカダウミウシの卵、それに珍しい種類のイズミヨツマタウミウシも観察出来た。             城ヶ崎海岸の豊かな自然に感動! 楽しませてくれたウミウシ達に感謝!      (S . Y)

この石に居るかな?ウミウシ探し

石に付いてるトトロウミウシ

 

イズミミノウミウシの卵、いっぱいだ!

アカボシウミウシ・好物はオカダウミウシだって!

イズミミノウミウシ・動くとヒラヒラかわいい

丸っぽくなく細長いヤツミノウミウシ

15期生10月5日の講座報告

年月日:2022年 10月 5日 (水) 曇り

講座名: こだわりの草木染

講師 : 水谷 道子 先生 (水谷草木染)

場所 : 飛鳥歴史公園館・高松塚古墳と壁画館(奈良県明日香村)

 

森林インストラクターである水谷先生は古代の手法で草木を使った染色をされおり、染色の原料、道具の無い時代の古代の人たちの染色手法を分かりやすく解説頂いた。

太古より布を染めて使っていたが、色を楽しむだけでなく、夏には藍染めを着て蚊を寄せ付けないよう、秋は栗で染め漆かぶれを防ぐ等実用的にも活用していたそうである。

模様の付け方・染色素材と発色についてのレクチャーを受け、バンダナサイズの布で染色に取り組んだ。布を棒に巻き付けたり、蛇腹状に畳んだりして板締め、てるてる坊主状に輪ゴムで縛るなど好みの柄を準備して、いざ染め作業に。

アカネ(深紅)、タマネギの皮(金茶)、栗のイガ(茶色)の他に、びわ、すもも、セイタカアワダチソウなど6種類の煮出し染液が準備されていて、浸け込んだりお玉で染液をかけたり真剣そのもので取り組んだ。

染め上がったそれぞれ自慢のバンダナを手に笑顔で記念撮影をした。明日香のおもてなしのおはぎを頂戴して終了した。

午後は高松塚壁画館の担当者の方に高松塚古墳と壁画館をガイドして頂き、壁画に描かれている内容が良く分かった。古代の草木染と古墳見学で少し古の風を感じた一日でした。     (U.T)

真剣に説明を聞いて。

白い布をもらいさあ準備開始です。

しっかり染まるまで時間をかけて浸します。

染める度に水洗いするのが大事!

15期生の9月28日講座報告

年月日 : 2022年9月28日(水) 曇り

講座名 : 粘菌観察

講 師 : 川上 新一先生(和歌山県立自然博物館)

場 所 : 堺自然ふれあいの森

今日は「ねんきん観察」である。”ねんきん”と聞くと我々の年代の者は「年金」と思ってしまうが、馴染みが薄い「粘菌」である。粘菌は動物でも、植物でも、菌類でもなく、アメーバ動物に属している生き物である。変形菌は色や形が多様で世界では1,000種以上あり、日本には600種以上が存在している。粘菌は朽ちた木や腐葉土を生息場所にして、子実体や変形体が見つけられなくても、肉眼で見えない粘菌アメーバが生息しています。餌は主にバクテリアや菌類、キノコや酵母。胞子の分散は風や雨そして甲虫やダンゴムシ、トビムシなどによって運ばれることも有る。粘菌のライフサイクルは子実体→胞子→発芽→粘菌アメーバ→遊走子→接合子→小さな変形体→変形体→子実体形成となる。以上、粘菌の基礎知識の講義を受け午後から粘菌探しに挑戦した。

簡単に見つかると思ったのは大間違いで「これが粘菌だろう!」先生からは「これはキノコです」「残念菌糸です」との答えばかりなので本気モードに切り替えて探して、やっと「あっ、これは粘菌です」の声を聞くことが出来た。最終結果、今日は5種類の粘菌を見つけました。最後に顕微鏡で粘菌の観察や粘菌図鑑の綺麗な子実体などの写真を見て、摩訶不思議な世界に引き込まれて、新しい自然を発見した一日でした。(T・O)

オートミールで飼育中のイタモジホコリ

今日1番目に発見されたキウツボホコリ

見つけた粘菌の撮影に行列が!

イソギンチャクのようなエダナシツノホコリ

15期生9月21日の講座報告

年月日 : 2022年 9月 21日 (水)  曇り

講座名 : ウミホタルの観察

講師  : 山田 浩二 先生 (貝塚市立自然遊学館)

場所  : 大阪府立青少年海洋センター ・ せんなん里海公園

  初めての夜の講座。海洋センターにてウミホタルの構造と生態を学ぶ。ウミホタルは体の直径が2~3ミリのミジンコに近い動物プランクトンで、日本近海のウミホタルは我が国固有種だ。昼間は砂の中、夜間にエサを求めて海中に泳ぎ出す。ウミホタルは、身の危険を感じた時や求愛の時に、体内に蓄積していたルシフェリン(体内では黄色)と酵素のルシフェラーゼを放出する。それが海中の酸素と反応して青紫色に発光している間に、捕食者から逃れるそうだ。

講義の後は、いよいよ観察に出発。それぞれ手作りの仕掛け容器を持って暗くなった砂浜に!風が強く、海は波立っているので、仕掛けは桟橋の風下側に設置する。中には仕掛け容器に海水が入らなかったり、紐が絡まったりして、海底に沈めるのに四苦八苦している受講生もいた。 待つこと20分。容器を揚げて見つめるが確認出来ない。でも、容器の中の海水を地面に撒くと、キラキラ青く光るウミホタルが見える!動いている!あちらこちらで歓声が!! 数は少なかったけれど、実物のウミホタルを見る事が出来て感動した。                                              (S . Y)

ウミホタルについての説明です。

容器は底に着いたかな?

キラキラ青く光るウミホタル

ルーペで見たウミホタル、黄色いのがルシフェリンです。

15期生の9月14日講座報告

年月日 : 2022年 9月14日(水) 晴

講座名 : 金剛山の植物

講 師 : 神山 善寛 先生

場 所 : 金剛山 黒栂谷

登山口近くの広場で「金剛山の植生」「植物と動物」「植物の分類」「花の構造」などの簡単なレクチャーを受けて出発です。

植物にとって花は生殖器で種子を作るのに都合の良いように出来ている。自家受粉を避けるために、ツリフネソウはマルハナバチが入り易い形でギリギリのサイズである。ジャコウソウは花びらの裏側に、アケボノソウは花びらの中程に緑色の密腺があるなどアリを寄せる仕組みを持っているそうである。苞から花が出ようとしているシラネセンキュウ、地面を這うアカネ(根は染料になる)3種類のホトトギスの見分け方など丁寧な説明をして頂いた。珍しい花々と熱心な講義で受講生から次々と出る質問に、色々な角度からの回答で対応して頂いた。色素には白は無くて光の乱反射により白く見えること、動物は人と違う色の感じ方をしているそうだ。ここ金剛山は多くの植物を観察出来るが、春4月から5月にかけてがベストシーズンなので是非その季節に訪れて楽しんでみては如何ですか。 (T・U)

リスト片手に質問が次々と

シラネセンキュウの苞が弾けそう

花の先が下向きなので、これはヤマホトトギス

可憐なアケボノソウ 花びらの緑色の点が密腺です。

15期生の9月7日講座報告

年月日 : 2022年9月7日(水) 曇り時々晴れ

講座名 : 地球環境問題と私達の未来

講 師 : 巌圭介先生(桃山学院大学 社会学部教授)

場 所 : 堺市立栂文化会館

夏休みが終わって第1回目の講座は私達の身近な問題の一つである地球温暖化の要因である温室効果ガス削減への取組についての講義と代替エネルギーとしての太陽エネルギーの簡単な利用方法としてソーラークッカーを作製して調理をしてみました。温室効果ガスの削減は差し迫った地球規模の課題であるが各国の思惑が有り目標数値が達成できるかは不透明であるが、われわれ個人が出来る節電、省エネに務めましょう。

ソーラークッカーの基本原理は「出来るだけ広い範囲の太陽光を集める(反射板を使って集める面積が大きいほど集まるエネルギーはは大きくなる)」「容器は効率よく熱するのに反射しない黒い鍋や缶を使う」「生じた熱を逃さないように保温する」3つのポイントを頭に入れて、紙に印刷したソーラークッカーの縮小版で2種類作製の練習をしたあと、巌先生発案のソーラークッカー3号「マンタレイ」の作製に取り掛かる。実寸型紙でレンジシートに印を付け、線を引き、ハサミで切り、谷折り、山折りと久し振りの工作にてこずる場面もあったが、見事に(?)ソーラークッカーが完成。各自お手製の黒い缶に卵を入れてゆで卵を食べれるのを期待してクッカーを設置。先生は持参したクッカーでさつま芋、カボチャの蒸し焼き、かやくご飯にトライ。

ソーラークッカー調理の最大のポイントである太陽エネルギーの集まり具合が気になるところです。天候は台風一過の晴れとはならずに設置した時は晴れていたが徐々に曇ってきた。設置して2時間程経過後に回収してゆで卵の出来具合を確認しました。結果はゆで卵が出来た人、まだ生卵のままだった人とそれぞれでした。出来た人は早速美味しそうに食べて、生の人はお家でゆで卵に(?)残念な結果ですが、これは自然のなせるわざですよね。家でソーラークッカー調理にトライしよう。 (T・O)

ソーラークッカーの作製材料

美味しいゆで卵を調理中のクッカーが並ぶ

サンオーブンで出来た蒸し芋の試食中

完璧なゆで卵、やったね!

15期生7月27日の講座報告

年月日 : 2022年 7月 27日 (水)  曇り時々晴

講座名 : 高山植物観察と梅花藻観察

講師  : 湯浅 先生 ・ 吉田 先生 (伊吹山もりびとの会 ガイド)

場所  : 伊吹山 ・ 醒ヶ井 (滋賀県米原市)

 今日は、楽しみにしていた伊吹山での高山植物観察の講座だ。雨の予報で心配していたが、バスの車窓から日が差し込んでいる。大丈夫そうだ!途中から合流されたガイドの湯浅先生から、スカイテラス駐車場に到着する迄の車中で、伊吹山の地形や特徴などの説明を受けた。 ①風が強い②霧が多い③雪が多い、の三つの特徴があると教わる。駐車場に近付くにつれ霧が湧いてきては風に流されている。見て納得!でも涼しくて気持ちよさそうだ。

バスを降り、ガイドブックを手に説明を受けながら西登山道を歩き出す。紫色のクガイソウやヒヨクソウ、桃色のクルマバナやシモツケソウなど可愛い花が現れるが数が少ない。近年、クガイソウ、イブキボウフウ、コオニユリ、シモツケソウ、ワレモコウなどは鹿の大好物の植物なので食害が深刻な状況と逆に鹿が食べないフジテンニンソウやアカソなどが繁殖する為、伊吹山固有の植物が減り山頂のお花畑は以前の面影が無くなったそうだ。私達が、管理されているお花畑の観察をしている時も、囲っている柵の外で草を食べている3頭の鹿を発見。以前のお花畑に戻す大変さを感じた。

その後、伊吹山を後にして梅花藻の観察場所、醒ヶ井に向かう。冷たく澄んだ水中に咲く梅花藻の、可憐な姿に心が癒やされ清涼を感じさせて貰った。往復路共、事故渋滞に遭い約12時間掛かった旅も無事終了。 お疲れ様でした。      (S・Y)           

柵で保護されているシモツケソウです。

伊吹山頂上で集合写真。はいチーズ!

頂上の三角点にタッチ!

梅花藻が清流の中から顔を出してるよ!

 

15期生7月20日の講座報告

年月日 : 2022年 7月 20日 (水)  晴

講座名 : 両生類と爬虫類

講師  : 木下 裕美子先生(堺自然ふれあいの森 館長)

場所  : 堺自然ふれあいの森

 午前の座学は、まず“里山とは?”の話の後、里山文化の継承の場としての森作りを進めている 「堺自然ふれあいの森」についての説明を受けた。里山の環境を残し、生物多様性を出来るだけ保存して、次世代を担う子供達に伝えると言う取り組みをされているそうだ。私達シニア世代にも懐かしい風景に出会える場所だ。

座学後半は両生類と爬虫類の違いや特徴など比較しながら学ぶ。カエルの婚姻瘤、トカゲの第3の目(頭頂眼)、ヘビの割れた舌先などの説明は面白くて聞き入ってしまった。また、ふれあいの森で会えるカエル・トカゲ・オタマジャクシ・ヘビ等の特徴を教えて頂き午後に備えた。

午後は網を手にしてフィールドへ。暑い時間帯は人間と同じく草陰で涼んでいるとの話で、草をかき分け探す。トカゲを見つけるが動きが速くて捕まらない。三人がかりでやっと小さなカナヘビを捕獲!その後木の葉の上のアマガエル、田圃で見つけたトノサマガエル・ヌマガエル・シュレーゲルアオガエル・オタマジャクシ等を捕獲!ヌマガエルの婚姻瘤やニホンカナヘビの頭頂眼などもルーペで確認することが出来た。知っていましたか?カエルの前足の指が4本で(写真を参照)後ろ足の指は5本なのを。日頃カエルを見ても指の数までは気にしていなかった。じっくりと観察する大切さを再認識。イモリやヘビには出会えなかった(残念よりはホットした?)が小さなカナヘビやカエル達のかわいさに癒やされた一日だった。             (S .Y) 

オタマジャクシ追い込み捕獲作戦?

ニホンカナヘビの頭頂眼。見えますか?

シュレーゲルアオガエルのオタマジャクシです。可愛い!

ヌマガエルの婚姻瘤。メスを抱え込むための抱きダコです。

15期生7月13日の講座報告

年月日 : 2022年7月13日(水) 曇り時々晴れ

講座名 : 淀川の水生生物

講 師 : 施設担当者(丸山さん)

会 場 : 生物多様性センター (寝屋川市)

今日の前半はこれまでの講座でも度々出てきた「生物多様性」について解説して頂いた。”いろんな生物がいろんな自然の中に暮らし、お互いにつながって存在している事”で、生態系の多様性:供給、調整、文化的、基盤の4つのサービスが関係しあって生物は生きている。種の多様性:地球には175万種あるが種の絶滅が進んでいる。遺伝子の多様性:同じ種の生物でも、様々な個性が生まれる。そうして、この生物多様性には第1の危機:開発など人間活動による危機。第2の危機:自然に対する働きかけの縮小による危機。第3の危機:人間により持ち込まれた危機。第4の危機:地球環境の変化による危機の4つの危機が挙げられる。生物多様性は豊かな生態系システムを保つことが人間の健康につながり、気候変動対策の重要な要素で、経済効果をもたらし、文化と密接に繋がっている。つまり、私達が自分自身を守るためには自然を守ることが必要であることの重要性を認識出来ました。

後半はセンター内の展示や屋外ではビオトープ池、水辺の植物園、コイ池などを見学。天然記念物で絶滅危惧種のコイ科で日本固有種のイタセンパラの飼育繁殖を行っており産卵期(9~11月)には赤紫色をしたオスのイタセンパラが見られます。最後に最近関西を中心に増えている外来種のアカハネオンブバッタの調査のお手伝いをしました。採取網で捕まえたバッタがショウリョウバッタかオンブバッタか、判定してオンブバッタなら、それがアカハネオンブバッタであるかを後羽を広げて色を調べます。オンブバッタは透明で、アカハネオンブバッタは赤色をしている。結果はオンブバッタ20匹の内11匹がアカハネオンブバッタで、侵略が進んでいるようだ。は~い今日はここまで。”水曜日は雨が降らないネ”の声を聴きながら帰ります。(T・O)

産卵期にはオスが赤紫色になるイタセンパラ

何処にいるか分かりますか キイトトンボ

四つ葉のクローバーに似た水草デンジソウ(田字草)

花や葉を見ると清々しい気持ちになる蓮

15期生7月6日の講座報告

年月日 : 2022年 7月 6日 (水)  晴

講座名 : 農業体験

講師  : 柴田美治先生(南いきいきファーム推進会 会長) 笹野鉄夫さん他

場所  : みないき農業塾圃場(堺市南区)

 初めての農業体験は、堺市南区にある約30アールの広さの圃場で行われた。台風崩れの雨が朝に上がり、到着した時は日が差すほどの天気になった。暑くなりそうだ・・・ 午前は夏野菜の収穫と袋入れの実習だ。三つの班に分かれ、収穫方法の説明を受けて、アシスタントと一緒にそれぞれの持ち場に向かう。キュウリやナスは屋外なので良かったが、ビニールハウス担当のトマト班は40℃にもなる室内での作業なので、大変だったそうだ。 収穫は30分ほどで終わり選別作業になったが、連日雨が続いていたせいかキュウリの太りすぎやトマトの実割れなすの表面の摩擦傷等もみられた。畑には収穫した野菜以外にオクラ、カボチャ、甘長ピーマン、枝豆、サツマイモなど作付けられて成長が待たれている。

袋入れ作業は、農作物用「防雲袋」(ボードン袋)と言って穴あきの曇らない袋を使う。野菜の表面を拭き、計量し、形を揃えて袋に入れる。収穫から出荷までの作業は思っていたより手間が掛かる物だと実感した。昼休みに規格外品を格安で分けて頂くことが出来、新鮮野菜を両手いっぱい手にする講座生の姿もあった。

午後は座学で、野菜作りの楽しみ方を体験談を交えながらお話して頂き、その後講座生からの質問にも答えて頂くことが出来た。 農業は日常の管理が大変なのと、猛暑と日照りや逆の大雨、長雨など天候の影響を受けながら苦労して野菜を育てて、それを収穫する喜びは大きい事だろうと思うと共に感謝です。   講座は、30℃を超える暑さのため少し早めに終了した。 (S.Y)                                            

私達が収穫しました!

カメムシの被害に遭ったナスです。規格外になります。

ジャガイモ計量中。以外とむずかしいよ!

作業終了。沢山売れますように!         

15期生6月29日の講座報告

年月日 : 2022年 6月29日(水) 晴

講座名 : 深泥池と京都府立植物園

講 師 : 竹門康弘先生(京都大学防災研究所准教授)・京都府立植物園協力会ガイド

会 場 : 深泥池 ・ 京都府立植物園

日本で唯一、生物群集として天然記念物に指定されている深泥池(みぞろがいけ)を観察したが、観察前の予備知識としてポイント1.暖温帯にあるのに低層湿原(熱帯、暖温帯で発達しやすい)と高層湿原(寒冷な地域で発達しやすい)の両方の特徴を持つ珍しい湿原である。ポイント2.14万年間もの長い間湿原環境が継続されている。(尾瀬ヶ原は4万年ほど)ポイント3.北方系の生物と南方系の生物が共存している多様な生態系が存在している。ここの特徴の一つである浮島はハリミズゴケが堆積したもので夏場はメタンガスが溜まって浮かび上がり、冬場は水面下に沈むそうである。水面にはジュンサイやタヌキモ等の水生生物が繁殖しているその中に水生生物が掻き分けられて浮島に向かって水路が出来ている。これは何と鹿が浮島へ泳いで行く水路なのだ。鹿は安全な浮島を寝床としており鹿が増えて周囲の植生や浮島の破壊や脆弱化の被害が出ている。数多くのトンボ類がいるのも特徴の一つである。今回はラッキーなことに国内最小のハッチョウトンボが私達の目の前の水際に飛来して皆を喜ばせてくれた。ここでの活動が長い先生も初めての体験で驚かれていた。シカ害、水質の変化による生態系への脅威、外来生物の繁殖等からこの自然を保持するには保全の基本を理解してもらい、保全して得られるメリットを人に還元することが大切である。との考えを基本に日々活動されている先生やボランティアの皆さんに感謝です。

京都府立植物園ではガイドして頂いたが花の少ないこの時期と暑さが重なり内容的には少し寂しかった。今回は案内頂いた範囲も広い園内のごく一部となったので春や秋の良いシーズンに来て京都府立植物園を満喫してみましょう。今日はこの猛暑の中を皆元気で終了出来ました。お疲れ様でした。

暑さも何のその、先生の説明に聞き入る受講生

ラッキー 浮島にいるハッチョウトンボが目の前に

黒い粒の捕虫嚢でミジンコを捕えるオオバナイトタヌキモ

ハナイカダ 若葉は天ぷらやおひたしで食べれるそうですヨ

 

15期生6月22日の講座報告

年月日 : 2022年 6月22日 (水) 曇

講座面 : 昆虫入門②

講 師 : 鈴木 真裕 先生 (大阪公立大学大学院)

場 所 : 堺自然ふれあいの森

今日は昨年10月の「昆虫入門」講座の2回目である。先ずは前回の復習も兼ねた座学で、昆虫は6本脚の生物、クモは8本脚なので昆虫ではありません。世界には確認された昆虫は100万種、植物の27万種よりはるかに多く、まだまだ新種の発見が予想されるので、もっと多くなりそうである。昆虫の名前を調べる第一歩はその昆虫が、どの「目(もく)」に属しているかを知ることで、生物の分類単位の1つである「目」は昆虫では30目ある。その昆虫目のトップは皆知っているクワガタ、ホタル、テントウムシなどのコウチュウ目、2位はハチ目、3位はチョウ目、ハエ目、カメムシ目がトップ5である。コウチュウ目は2枚の翅は重ならず、カメムシ目は2枚の翅が重なっている。ハエ目は翅が2枚、ハチ目は4枚でアブの仲間はハエ目。アブラムシはカメムシ目で口が針になっている。アメンボウもカメムシ目で、カメムシ目は見た目(姿)が多様性である等、同定する時のポイントを習った。

後半は前日の雨も上がったフィールドで昆虫採集。野外の蒸し暑さにも負けず雑木林、畑、田んぼ等を昆虫を探して回ること1時間余り、その後教室で図鑑を手に、すぐに名前が分かる種や判定が難しい種は先生の助けも借りて同定を行った。いろんな昆虫が採集出来る、ふれあいの森は昆虫たちには適した環境がであること、残しておきたい場所であるのを確認して終わりました。(T・O)

暑さに負けず昆虫採集

網は開くのは簡単、たたむのは難しいヨ❕

ヤゴは陸地(半水生)で生活するムカシヤンマ

翅が赤いのでよく目立つベニホタル

15期生6月15日の講座報告

年月日 : 2022年 6月 15日 (水)  曇り

講座名 : 磯の生物観察

講師  : 山田 浩二 先生(貝塚市立自然遊学館 研究員)・施設担当者

場所  : 水産技術センター・豊国崎海岸

梅雨入りして二日目の曇り空の中、多奈川駅から歩いて25分、水産技術センターに到着した。同センターでは大阪湾を対象に、海を守る・浜辺を再生する・魚を調べる・魚を増やすと言う役割を担っているそうだ。ビデオを交えての説明の後、館内の展示コーナーや栽培漁業の為の稚魚飼育槽の見学をした。それぞれの水槽にはキジハタやトラフグの稚魚・成魚、それにヒラメの成魚等が元気に泳いでいた。側に緑色の泡が立っている水槽が有り説明によると、ワムシ(プランクトン)と言う生き餌を培養しているそうだ。人間からはルーペで見ないと確認出来ないくらい小さいのだが、稚魚はこれを目でしっかり確認して食べることが出来るので生物飼料として適している。

午後は、大阪に残された貴重な自然海岸“豊国崎海岸”に移動して生物観察の始まりだ。先生から採取方法や注意点等の説明を受けて、思い思いの場所に採取しに行く。波打ち際で石をひっくり返して貝やカニを見つけたり、海藻に隠れている魚を探し出したり、皆真剣だ。 突然の「タコ捕れた!!」の声に歓声が上がった。 一時間の採取の後は同定作業だ。 沢山のウニ・ヒトデ・ナマコ・アメフラシ・10種の貝類・海藻・ドロメやギンポの魚類・タコまで・・・・・ 生物の多さに一同感激!採取した生物は観察終了後、海へリターン。豊かな豊国崎海岸の自然を大事にしたいと思った。          (S.Y)

ルーペ出して!この瓶の中のワムシ見たい!!

ウニ捕まえたよ!食べるにはちょっと小さいね。

僕マダコの子供です。海に帰って立派な大ダコになります。

先生を囲んでの同定作業です。

15期生6月8日の講座報告

年月日 : 2022年6月8日(水)晴れ

講座名 : アウトドアの安全

講 師 : 平木 祐治 先生

会 場 : 堺市立栂文化会館

午前は座学でアウトドアで一番多い切り傷、擦過傷は傷口を水洗い、出血が多い場合は直接圧迫止血(10~15分)、そして傷テープはかさぶたをつくらず早くきれいに治るジェル状の(湿潤療法)傷テープが良いそうである。熱中症の症状と対策、毒蛇、蜂、野生動物による狂犬病、毒キノコ、ニラと水仙を間違えて食べることも有るなど具体的な対策と予防や受診が必要な症状について学んだ。

午後は実技で三角巾を使って基本的な折り方を学び、頭頂部・腕・膝・下肢のケガの際の巻き方、足首を捻挫した際の固定の仕方等を実際に練習した。隣の人に巻いてあげたり、教え合ったりし熱心に取り組んだ。心肺蘇生法として、人形を使って心臓マッサージの練習とAEDの使い方も学んだ。マッサージは心臓(位置は左胸でなくほぼ真ん中)の上に手を組合せて重ね、手のひらのふくらみの部分で、肘を伸ばして真上から押し下げる。マッサージを始める前に必ず救急車の依頼とAEDを探して持って来てくれように周囲の人にお願いしておくことが大事です。こんな状況に遭遇するかもしれないので、しっかり学んだ。 (T・U)

頭頂部の傷の手当ってこうかな?

ノドに巻くと苦しいのでアゴで結びます。

三角巾を腰に巻いて本結び、引き抜く・出来た?

心臓マッサージ 腕を伸ばして真上からが基本

15期生6月1日・2日の講座報告

年月日 : 2022年 6月 1日(水)晴れ ・ 2日(木) 快晴

講座名 : 芦生の森一泊研修

講 師 : ネイチャーガイド 高御堂さん、三船さん、前田さん、藤原さん

会 場 : 京都大学フィールド科学教育研究センター森林ステーション芦生研究林

今回は待望の一泊研修で心浮き浮き笑顔で出発。1日目は昔ながらのかやぶき屋根の民家の集落である美山かやぶきの里を散策して宿に早めに到着。夜は15期がスタートしてから初めての一同での食事プラス懇親会で大いに盛り上がり、楽しい時間を共有した。

2日目は今回のメインである芦生の森のトレッキングツアーである。コースは由良川の源と言える谷で原生林の姿をよく留めている歩行距離約4kmの上谷コースである。お弁当をリックに入れてアカショウビンの鳴き声を聞きながら終点の杉尾峠を目指して長治谷作業所を出発して林道へ。スギ林を抜けた野田畑湿原には木地師の住居跡や植えられた黒松やスモモ、ヤマザクラが見られた。そうして、木々が芽吹いて新緑を鮮やかに爆発させている原生林へ。サワグルミ、トチの木、ブナなどの大木、クマハギされた杉や芦生研究林の天然林を代表するアシウスギ、モリアオガエルの白い卵塊、クマの越冬穴、ギンリョウソウ、アシウテンナンショウ、ニリンソウ、キンラン等々頭上から足元まで見るものがたくさんあり観察のネタは尽きない。2班に分かれてのトレッキングで後の班で大発見がありました。Hさんが足元の積もった落葉から先だけ頭を覗かせているキノコを見つけたのでガイドの方に見てもらうと、そのキノコが匂うかどうか確認した後「今出たての希少種のキイロスッポンタケ(匂いがしないので幼菌)です。」との答えに一同、びっくり キノコの専門の先生に連絡されてキイロスッポンタケは京都府内では絶滅したと考えられているキノコなので貴重な研究材料となりそうですネ。由良川の源頭部を確認し杉尾峠から日本海を望んで、谷を渡る心地よい涼風と共にトレッキングツアーは終了しました。自然が創り出した原生林の凄さを感じると共に未来にこの姿を残していく重要性を認識させられた。季節によっていろいろな表情を見せてくれる、この芦生の森をまた訪れてみたいものだ。好天に恵まれ、仲間たちと楽しく過ごした2日間でした。 (T・O、T・U)

トチの巨樹と集合写真

オオルリがいってらっしゃーい❣

新しいクマハギの痕

葉や枝が下向きなのは行きの重さに耐えるため

見つけたよ❕希少種のキイロスッポンタケ

花が葉の下にあるアシウテンナンショウ

15期生5月25日の講座報告

年月日 : 2022年 5月  25日 (水)  晴れ

講座名 : シダ類の植物観察

講師  : 辻井 謙一 先生

場所  : ファインプラザ大阪・光明池緑地

 午前の座学では「シダ植物について」と「光明池周辺のシダ類」の講義だ。シダと言うと、花が咲かないのでマイナーな植物だと言う印象が強いが、ツクシ(スギナ)・ワラビ・ゼンマイ・コゴミ(クサソテツ)等身近な食材だと知ると親しみが湧いてくる。しかし種類が多くて同定するのは難しそうだ。 葉の色や姿と分岐、胞子嚢を入れる包膜の形・色・葉に付く部位等の特徴を確認しなければ決める事は出来ない。 パッと見ただけで分かるイノモトソウ・ノキシノブ・カニクサ・マツバラン等は楽だけれど、ベニシダ、イタチシダの仲間は手強そうだ。

午後は先生作製の“シダマップを”手に、ニュータウンの中に残っている雑木林の中を歩く。最初見たのはコハシゴシダとハシゴシダ。比べると何処が違っているかな?じっくり観察しないと分からないね! 暑い中しゃがみ込んで確認したり、裏返して胞子を見たり、多くの講座生が熱心に観察している姿が見られた。 写真を撮ったり、触ってみたり、思ったより時間が掛かる。時間内にクリア出来なくなりそうなので、初めて見るシダだけに焦点を合わせて速度アップを図った。 結果14カ所48種類のシダ類植物を観察したが、やっぱり今回観察したベニシダ類(7種)、イタチシダ(4種)を見分けるのは手強かった。    (S . Y)

座学の始まりです。スライドよく見えていますか?

コシダ 角のようにぴょんと飛び出している若芽が可愛い!

ベニシダ 包膜が少し紅紫色になっているのが分かりますか?

カニクサ 若草色の柔らかそうな葉に癒されます。

15期生5月18日の講座報告

年月日:2022年 5月 18日 (水) 晴 

講座名: 浜辺の植物観察

 講師 : 大阪自然環境保全協会理事  木村 進 先生 

 場所 : せんなん里海公園

 爽やかな好天で干潮の時間にも恵まれ、格好の浜辺の観察日和であった。せんなん里海公園は人工的に整備された公園であるが、泥質・砂質・礫質海岸、崖地があり、大阪府では浜辺の植物観察に適しているそうである。日射、強風、乾燥、塩分・潮の満干による環境の影響等を受け独自の形態・生態をしていることに注目して観察するが大事である。

 崖地では、ウバメカシ、ヒメユズリハ、トベラなどの木が断崖に張り付くように成長していて、下にはオニヤブソテツなどのシダが見られた。 砂質・礫質海岸ではハマヒルガオ、ハマボウフウ、ハマゴウ、ハマボッスなどの花が健気に咲いているのが見られた。 オカヒジキ、ハマダイコン、ツルナは食べられるそうで、皆で試食してみた。 河口ではヒトモトススキが見られ、何と生駒でも見られるとのことだった。 クサイチゴの群生地があり、美味しく頂戴して目で舌で学習した一日だった。(U.T)

クロマツ この枝で3世代の松ぼっくりが見られた。

ハマヒルガオ 小さくても健気に花を咲かせていました。

オカヒジキ 試食したら少ししょっぱかった!

ツルナ これも試食。青臭いような味わい

15期生2年目5月11日の講座報告

年月日 : 2022年5月11日(水) 曇りのち晴れ

講座名 : 薬用植物観察

講 師 : 山浦 高夫先生 (山科植物資料館館長)

会 場 : 山科植物資料館

今回は15期生では京都で初めての講座となる「薬用植物観察」である。ここ山科植物資料館は京都市の山科区内の住宅街のあり開設して70年の歴史があり現在、世界各地から収集した3,000種を超す薬用・有用植物を植栽している。午前は山浦館長からここで回虫駆虫薬サントニンの国産化に研究開発されたミブヨモギ(サントニンの結晶化に成功した圃場の所在地の京都市壬生の地名から命名された)や各種の有用な植物についての解説で薬用植物の知識を注入。

午後は小グループに分かれて園内の植物をガイドして頂いた。馴染み深い植物のベニバナ(紅花)にはアザミに似た形をしたオレンジ色の花を咲かせますが硬くて鋭いトゲがありベニバナ油となる種子の収穫に苦労するので品種改良でトゲの無い”トゲナシベニバナ”が生まれたが今度は種子が小さくなったので再度、品種改良が行われ、出来たのがトゲが無く種子の大きさも確保されたが花の色がオレンジ色から白い花が咲く”シロベニバナ”となってしまった物語があるそうです。初めて見る植物も多く時間の経過を忘れるほど楽しめたのと、今回の薬用植物観察で昔の人々が暮らしの中から自然界にある人間に有用で効能がある植物を見つけて、取り入れて来た事に人間の偉大さを感じると共に交通機関のトラブルで集合するのが大変な状況も体験した一日でした。(T・O)

日本で最も大きく毎年開花しているキソウテンガイ

日本三大毒草のドクゼリ(右側)茎が中空です

トビカズラ 赤紫色の蝶形花で開花後に独特の香りを放つ

チョウキンレン バナナに似ているが食べられないヨ、観賞用です

 

15期生2年目4月27日の講座報告

年月日 : 2022年4月27日(水) 曇り

講座名 : 天体入門

講 師 : 中島 健次 先生 (那須香大阪天文台台長)

会 場 : SAYAKAホール

午前は太陽と月、それに地球を含む惑星についての講義だ。太陽のフレア(太陽表面の爆発現象)やスーパームーン等について、スライドを見ながら教わる。昨年11月19日に見た ”ほぼ皆既月食”がとても綺麗な赤色だった事も理解できた。今年の11月8日に”皆既月食”があるが、トンガでの大規模な火山噴火の噴煙の影響で見え難くなる可能性もあるそうです。太陽系惑星では水星金星以外は全て衛星を持っており、地球は月の1個だけだが火星は2個、木星は79個、土星は82個も有るそうで、これらの星のお月見は夜空に浮かぶ満点の月を眺めるのだろうか?なんて想像するだけでも面白い

午後は先ず星座早見盤を作り、操作方法を教わる。これで見たい星がいつどの方向に現れるのかが分かる。次の星空の観察会では春の大三角、冬の大三角の解説や、星座にまつわるギリシャ神話なども加えた解説に皆聞き入っていた。私達が月や太陽や星を見た時のその光はリアルタイムの光ではなく、それぞれの星から1秒間に30万㎞の速さで進む光が地球に届くのである。身近な月は1.3秒前の光を、太陽は約8分前の光を見ているが、七夕のひこ星は16年前、おりひめ星は25年前の光を、オリオン座のベテルギウスは500年前、室町時代の光を見ていることになる。遥か遠い星からの光は人類の生まれる前の光を現在の私達が見ることは不思議な感覚に引き込まれ、果てしなく広大な宇宙を感じました。プラネタリウムにいるような空間の中で、先生自作のBGM(効果音)入りの話に笑い、星の美しさ、宇宙の神秘に感動した一日でした。 (S・Y)

望遠鏡の中の鏡を見ています。11.5㎝だって!

久し振りの工作。チョキ、チョキこれぐらいで良いかな?

星座早見盤の完成

星空の観察会の始まりです。

 

15期生4月20日の講座報告

年月日:2022年 4月 20日 (水) 晴

講座名: 植物入門(木本)

講師 : 大阪自然環境保全協会理事  栗谷 至  先生 

場所 : 栂文化会館・西原公園

 

 従来は1年目の初期段階で実施予定の講座であったが、コロナ禍の影響で2年目の実施となった。

午前中は座学で樹木の分類、その構造、幹・枝・葉の構造と形などの説明を受けた。特に近くで見かけることの多い「クリ」「コナラ」「クヌギ」「アベマキ」の4種類の木を、樹皮の形状からグランドキャニオンの地形変化の様子に合わせて覚えておくと、物知り顔できるかも・・・などユーモアたっぷりの話しに皆納得顔であった。

午後は西原公園に出て、実際に樹木の観察を行った。桜の葉をルーペを使って熱心に観察するところからのスタートでした。ケヤキが切られた枝の切り口を樹皮が巻き込んで補強していく様子や、その中心部では樹皮の巻き込みより早く腐朽してしまった様子もみられ、興味深かった。ここ西原公園はニュータウン開発前のアカマツ林が一部残っており、現在はコナラが多いが、やがてはシイの林へとアカマツ林の遷移が予想される貴重な場所である。途中で今日一番の可憐な花のカマツカ(バラ科で非常に硬い材質で別名牛殺し)を見つけ、皆一斉にシャッターを切っていました。(U.T)

桜の葉をルーペで観察中。真剣そのもの!

樹皮の様子からもコナラが同定できる。

傷口を樹皮が巻く様子と、その中の腐朽部位

カマツカの花。可憐で思わずシャッターを・・・!

15期生の4月13日講座報告

年月日 : 2022年4月13日(水) 曇のち晴れ

講座名 : 哺乳類入門

講 師 : 赤木 智香子先生

会 場 : ノバティホール・長野公園

今日は日常生活で身近にいるイヌ、ネコなどのペット類や飼育されているウシ、ウマなどではなく野生動物の哺乳類を「生き物のつながり」と言う視点から考えてみる講座です。これまでの講座で何度か出てきた自然の中のつながりである食物連鎖、生物多様性、生態系は昔も今も我々の生活基盤であり重要であるが、時代の経過と共に生活環境が変化して、減っている動物や増えている動物が混在し、人と動物の棲み分けが困難になったり、人を恐れない「新世代」の動物が登場するようになってきたそうである。我々が暮らしている大阪にはニホンジカ、イノシシ、ニホンザル、キツネ、タヌキや外来種のアライグマ、ハクビシン、ヌートリアなどの外来種を含めた約40種の哺乳類がいるそうです。フィールドサイン:動物の「生活痕跡」足跡、食痕、糞などの解説で座学が終了。

後半は学習したフィールドサイン探しを長野公園で実践。公園の途中の坂で見ることが稀なヒミズを発見したが残念ながら事故に遇ったと思われる亡骸でした。その後はアカネズミかモグラの穴や、イノシシがエサを探して掘り返した跡や通ったと思われる草地やメスのイタチの糞などを見つけは先生の解説を楽しんだ。最後に先生が持参してくれたアオバズク、ホオジロ、イノシシの下あごの骨、サルの栗の食痕、ツバメの尾羽等々の標本を見せて頂き、夏日となった暑い野外での講座を終えました。    (T・O)

う~ん、なかな見つからないフィールドサイン

イノシシがエサを探した痕のフィールドサイン

イノシシの下あごの骨

モグラに似たヒミズの亡き骸

 

 

15期生の4月6日講座報告

年月日 : 2022年 4月 6日 (水)  晴

講座名 : 自然観察の視点

講師  : 菅井 啓之先生

場所  : 栂文化会館・西原公園

 二年目最初の講座は、「自然観察の視点」というテーマで座学が始まった。 自然観察とは?眺めて、名前を知ることだと勘違いしている人が多いが、知っていても分かったことにはならない。     いのちの在り方営みを、自然から直接学ぶ「自然を読む」事が自然観察である。 また、自然界には無駄な物は何一つ無く、どこかで繋がっているのだから、観察には空っぽの心で、不思議と驚きそして美しさを、自分の目で見て実感する事が大事だと学んだ。

午後からは西原公園での観察会。 先ずは満開の桜の花びらを拾って、花脈を確認する。花脈の模様は人間の指紋のように、どれ一つ同じ物は無いそうだ。すごい!  葉芽、花芽を手に取り、剥がして芽鱗(がりん)、托葉(たくよう)の確認。 枝は芽鱗根(がりんこん)を数えて枝の年数を知る。面白い! 次は石垣の隙間に咲いているオニタビラコ。 根元辺りには苔が生えていたり、枯れ葉がついていたりして、狭い空間に共存している姿が見られた。

 実物を見て触れて、不思議と驚きの連続。 自然観察は楽しいと実感した一日だった。   (Y.S) 

自然観察とは何でしょう?

この枝、この長さで16年目だって!

桜の葉の托葉と花の芽鱗。

石垣のオニタビラコ。頑張ってるね!

15期生の3月30日講座報告

年月日 : 2022年3月30日(水) 晴

講座名 : オリエンテーリング入門

講 師 : 岸和田オリエンテーリング協会会長 横田 実 先生

場 所 : 堺市都市緑化センター ・ 大仙公園

「オリエンテーリングやったことある人」と聞かれて元気よく手を上げたものの、道なき所を走り回りタイムを競う競技とは思っておらず、DVDによる紹介映像を見て皆、驚き認識を新たにした。走力だけでなく地図を正確に読む力・ルートを判断し行動する実行力・冷静さ・忍耐力も必要とするスポーツだという事だった。地図の見方、コンパスの使い方では、地図の向きとコンパスの北の合わせ方など丁寧なレクチャー受けたが、簡単な操作だと思ったのに結果は皆とは違う方向になり、先生に手順の確認をしたり受講生同士で教え合ったりして午前のメイン課題をクリア

午後は大仙公園に出て練習コースでの実習体験をした後、2~3名ずつのグループとなり正式な機器を使ってのオリエンテーリング競技を楽しんだ。スタート地点で地図をもらい、パンチ台のEカードユニットにEカード(電子パンチング計時用カード)をパンチしてスタート。2つのコースを交互に出発するが地図を見て行く方向をすぐ判断するグループやなかなか動き出さないグループがあったり途中、目標のコントロールフラッグの周辺で3~4グループがウロウロ、キョロキョロしている光景が見られたり、地図を見ながら黙々と足早に行くグループあり、それぞれスタイル、ペースで好天のもと満開の桜やユキヤナギノが見ながら(見る余裕があった?)全員がゴール。先生がオリエンテーリング大会の情報サイトに入力してくれて成績がスマフォで閲覧が出来るのでみんなで確認して、いい汗をかいた講座を終了した。世界的な大会や本格的な大会は勿論、子供たちも参加できる公園でのいろいろなオリエンテーリングがあるので参加して下さいと先生からのお誘いも有りました。  (T・U)

やる気満々、余裕のポーズでスタンバイ

手元に注目Eカードをパンチしてスタート

先生のオレンジ色の大会用の勝負服

「バンザーイ」汗だくのゴール

15期生の3月23日講座報告

年月日 : 2022年3月23日(水) 曇

講座名 : 人と自然公園のつながり

講師 : 武田敏文先生・6名のガイドの皆様

場所 : くろんど園地

今日は金剛山生駒国定公園の北端に位置する府民の森くろんど園地ハイキングコースで                    終日、野外学習で自然公園についての学びである。                                    先ずは、ストレッチで体をほぐしてゴールを目指して、さあ歩くぞ

前半は尺治川を右手にせせらぎを聞きながら月輪の滝を注意しながら濡れた細い足場を                      歩いて間近に見学したり、6月には源氏ホタルが飛び交う生息地や春の花には早いが                     それでもシュンランやショウジョウバカマなどを見てくろんど園地休憩所に到着。

昼食後、休憩所のテラスで府民の森の自然公園としての意義や生態系の保全、楽しみ方                    等のレクチャーを受けて後半のコースへ。                                           おおさか環状自然歩道で藪の中に隠れて姿を見せないことが多いウグイスが木枝を飛び交い                  ながら春の訪れを告げる”ホーホケキョ”のさえずりで歓迎してくれて全員が大喜び❕                      池のアカガエルの卵塊や孵ったばかりのオタマジャクシ、カタクリの芽吹きなどを観察し                    最後に見頃となった群生している水芭蕉の花の観賞とクイズを。

武田先生やガイドの皆さんがいろいろ工夫して頂いたレクチャーで楽しく講座を終了しました。                有難うございました。                                                  本日の歩行距離は7㎞強、受講生全員完歩、お疲れ様でした。          (T.O)

 

名前の由来が猿の妖怪
「猩猩」からのショウジョウバカマ

                 八ッ橋の水芭蕉の群生                        株が2400も有ります。

ラクウショウの気根と水芭蕉

昼食後に自然公園の勉強もしたよ!