植物部会の12月活動報告

月 日 :  令和4年12月7日(水)

場 所 :  西原公園(堺市)

参加人数 :  28名

 栂美木多駅に集合し、空気が冷たく肌寒い中、北側から出発し、途中公園の手前のイヌシデ、ハンノキ、モミジバフウを見、公園内に入る。 トウネズミモチ、ハクチョウゲ、コナラ、アラカシと、ここでドングリを探し実の比べ合いをする。 シャシャンボ、カナメモチの群生、クロガネモチとは葉柄の色が紫色と教えてもらい、それから木がねじれているネジキを観察。 池の中に生えている円い葉をした柳の一種を見た。 それからサンゴジュ、アラカシの巨木を観察するとともに鋸歯は3分の1先端にしかないことを確認した。 トベラ、クスノキの幼木、メタセコイア、 トウネズミモチの葉は葉脈が透けて見えきれいである。 ケヤキ通りに出てドウダンツツジの前で昼食となる。

 その後シャリンバイ、クロマツとヤシャブシ、ウバメガシ、アベマキと見て回る。アベマキのドングリとハカマを探し、大きな実を見つける。 クヌギのドングリよりも一回り大きい。 それからムクノキの幹の板根を観察。 ウルシ科のヌルデを見つけ、これは葉軸に翼があるのが特徴である。 イボタの木の実やノイバラの実、ウバメガシのドングリやマサキの赤い実等々観察する。 又、サンシュユの赤い実を食べてびっくり(渋い)していた。 マテバシイのドングリを食べたり、スダジイの実を食べ比べしたりした。 最後にはトウカエデと大量の落ち葉。 ニセアカシアを見て終了する。 現況林を生かし何百本もの植栽をした西原公園であった。  寒かったが充実した一日であった。(T.H文、写真)

ケヤキ並木

アラカシの大木

アベマキのドングリ

アベマキの大木

ムクノキの板根

中軸に翼があるヌルデの葉