月 日 : 11月11日(水)
行き先 : 天王寺動物園
参加者 : 6名
今期2回目の野外撮影会、天気は曇り時々晴れ、少し寒く太陽が照れば暖かった。園内を自由に散策し、これはと思った動物たちを撮影した。ただ、園舎の金網が多く、ピントが金網に合い、その奥の写体はボケてしまい困ったものであった。カメラが良ければと思うのだがーー。それでもなんとか野外の動物は撮影できた。 昼前に解散し、久しぶりに動物たちを見て、癒やされた気分で帰路についた。(T.H)
月 日 : 11月6日 (金)
場 所 : 富田林市彼方 (奥の谷)
参加人数 : 18名
活動内容 :
畑組は里芋を収穫。コロナ等で世話が行き届かなかったためか成果はイマイチでした。10月例会で耕した畝に、元気に育ってねと苗をなでなでし、玉ねぎ、エンドウ、スナックエンドウを植え付けました。
山組は山の竹林に10m四方の広場を作るため、10月例会でロープで囲った場所に枯れて放置されていた竹類やごみを引き続き取り除き、竹の伐採も始めました。回収した竹はチッパーという機械で竹をチップしました。竹伐採はかなりの重労働ですが、初参加の13期生の女性2名が気合を込めて竹を伐採しました。(O.N)
月 日 : 11月4日(水)
行き先 : 流谷(河内長野市)
参加者 : 31名(内6名は14期生とスタッフ)
空は雲一つなく気持ちのよい秋空になった。 先月と同じ天見駅を2班に分かれて出発。今回は流谷に足を向け、山里の秋の花をテーマに観察する。集落を過ぎて周りが田畑になると道の両側、田畑の畔道も綺麗に草が刈られており、2年前には沢山見られた沿道の草花も少なくなっている。期待外れでまず残念。それでもアキノタムラソウやヨメナ、ゲンノショウコ等の花をあちこちに見つけ、大銀杏、大杉、大楠に囲まれた八幡神社で小休憩。ここではシュウメイギクが咲き誇っている。神社を過ぎると道はなだらかな登りになり森林が混じってくるが、やはり草刈りの沿道は続く。それでも途中にシラネセンキュウやヤマハッカの花は未だ残っており、アキノキリンソウやツルニンジン、ヨシノアザミ、マメアサガオ、アキノノゲシの花を見つける。棚田を見下ろす道路脇で昼食。午後はさらに奥へ、一面のマルバフジバカマやハキダメギクの群生を見た後、目的のアワコガネギクやヤクシソウの花を見つけ、これらをしっかり観察。ここで来た道を戻り、八幡神社で解散となった。
道中ではチャやビワの花が咲き十月桜も見頃、そしてガマズミやゴンズイ、コマユミ等の赤い実とススキを始めとしたイネ科の植物も花や実をつけ山里はまさに秋の色でした。(M.K)
実施日 : 10月28日(水)
行き先 : 河内長野市 府庁山 {最高地点 650m}
コース : 天見駅 9:35 ~ 登山口10:33 ~ 十字峠10:54 ~ 鉄塔 11:17 ~ 府庁山
11:45 昼食 12:20 ~ 田山13:35 ~ クヌギ峠14:08 ~千早口駅14:48
参 加 : 31名
府庁山は、大阪府が治水対策のために借りて、植林を行ったので付いた名前です。今回も、A・B二班に分けて30分間隔を開けて出発しました。
しばらく鉄道跡の遊歩道を歩き、島の谷林道に入っていく。十字峠への道標を見逃さない様に左手の登山道に上がっていく。いきなりの急登だが、15分ほどなので頑張ろう!普段はクモの巣だらけの草の生い茂った道らしいが、先発組が払ってくれたらしい。十字峠から少し行くと最初の鉄塔があり、右手に視界が開ける。金剛から南へのびる尾根が見渡せる。
府庁山山頂は、眺望も無く狭い場所で、A・B二班が、写真撮影やら、新入部員の挨拶やらでごった返してしまった。次回への反省点となった。
田山までは、尾根伝いに小さなアップダウンを繰り返して進んでいく。右側には金剛山、左側には岩湧山を見ることが出来る。田山を過ぎるとクヌギ峠の先まで、グングンくだる。本日一番の要注意地点だ!すべらないように、ゆっくりと慎重にくだっていく。 南河内グリーンロードの舗装道路に出れば、あとは駅まで20分ほどである。
(文 Y.Y 、 写真 M.K)
1.日 時 : 10月26日(月)
2.場 所 : 松尾寺周辺
3.参加者 : 16名
4・活動内容
<A地区> 絶好の観察日和の中、前号でお知らせしたママコノシリヌグイならぬイシミカワの観察からスタートする。咲き始めたツワブキの黄色い花やアメリカセンダングサ、イネ科のカゼクサ、ヌカキビ等を見ながら下る。
<B地区> コブナグサ、スベリヒユが花をつけ、4月頃から咲き始めているトキワハゼはまだ愛らしい姿を見せてくれていた。不思議な姿のフユノハナワラビ(ハナヤスリ科のシダ植物)、アレチハナガサ、ヤナギタデ、ホシアサガオ、春のオオイヌノフグリ等を見つける。昼食場所では花序が二叉になるキシュウスズメノヒエ(キシュウと付くが熱帯アジア・アメリカ大陸が原産)を観察する。前回時間が無くて行けなかったB地区をさらに進むと色爽やかなツリガネニンジンが立ち並んでおり歓声が上がる。刈り取られずに一株だけ残っていたジュズダマを見てUターン、C地区に向かう。
<C地区> ノシラン(実は今は黄緑色)の前にキチジョウソウ(吉祥草・花はめったに開かず、開花すると吉事があるためこの名が付く)が群生しており驚く。赤紫の穂状に付いた蕾の下から一輪二輪と花が開き始めた風情は何とも云えず、嬉しい出会いであった。又コウヤボウキ、ケシロヨメナ、紫色のクコの花等も見ることが出来た。
刈り取られて見られ無くなったものも含めて確認出来なかったもの、新たに見つけられたもの、色々な変化を体感した一日となった。 (文・写真 YM)
月 日 : 2020年10月28日(水)晴れ時々曇り
講座名 : 14期生臨時講座 堺まち歩きとバラの観察
講 師 : 堺観光ボランティアガイド・浜寺公園ばら庭園案内倶楽部
場 所 : 堺市 妙国寺~浜寺公園 外
14期生臨時講座の2回目は堺市のまち歩きと浜寺公園でバラの観察です。コロナ感染防止のため2班に分けて時差で出発。最初は予備知識として堺市役所21階の展望ロビーから昨年世界遺産に登録された仁徳天皇陵古墳をはじめ百舌鳥古墳群や堺市の名所・旧跡などの説明を受けました。仁徳陵はさすがに世界最大の陵墓で、高さ80mの展望ロビーからは山のようなこんもりとした森にしか見えません。全景はもっと上空からしか見られないとのことで皆さん少し残念そうですがその大きさは体感出来たようです。その後、妙国寺まで歩き、織田信長ゆかりの樹齢1100年を越える伝説の蘇鉄や枯山水の庭などを見学して暫し戦国時代の歴史に浸りました。次は堺市内最大の木造建築の本願寺堺別院へ。皆さん「堺県」ってご存じですか?ここは明治時代に約10年間河内・和泉・奈良県まで含む堺県の県庁として使われていたということで、受講生の皆さんも堺県があったことや奈良まで入っていたことにびっくりです。
堺の華やかな歴史と文化に触れた後は大阪で唯一のチンチン電車で日本最古の公園の一つ「浜寺公園」に移動。浜寺公園は名勝100選にも選ばれている松林が有名ですが、春と秋のばら庭園も見応えがあります。全国でも珍しい日本の山野の原風景など六つのゾーンのばら園で、250種6,500株が植えられています。特に野生種の保存に取り組んでいて、ノイバラやハマナスなど日本に自生する16種のバラの原種が見られます。野生種は春に花を付け秋に実がなるということで、今回は野生のバラがどういう所にどういう条件で自生し、咲くかなどを「浜寺公園ばら庭園案内倶楽部」の方に教えてもらいながら園内の各ゾーンを回り、バラの花や香りに癒された講座になりました。(T.K)
日時 : 10月19日(月)
場所 : 加太 城ケ崎海岸
参加人数 : 8名(部会は雨の為中止。一部有志が参加)
目的 : ウミウシの観察
久しぶりの部会。晴れますように!! 願い空しく当日は雨模様。更に和歌山には高波注意報も出て、当日朝やむなく中止としました。しかし、当日すでに参加準備済みの方もあるかもしれないということでで、担当者が集合場所で待機、参加部会員と共に、雨の中を城ケ崎海岸に向かいました。まずは東屋で昼食。干潮を待ちます。次第に潮が引き、洗濯板のような地層が目の前に大きく広がっていきます。滑らないよう注意しながら磯におり、ウミウシ観察・・・。ジッと潮だまりを見つめる。石を動かし下に隠れるウミウシを捜す。海の宝石と言われるウミウシ。宝石はさすがに我々の手に届き難い。しかし潮だまりをじっとみていると、そこには様々な貝、ヤドカリ、カニ、エビなど多くの生き物が忙しく動き回っている。みんな懸命に生きている。ハクセキレイやアオサギなども現れ、磯の美しさを堪能した。来年度に再度挑戦。海の宝石、ウミウシを見つけよう!(A.F)
実 施 日 : 2020年10月21日 晴れ
観察場所 : 石川(河内長野)
参加人数 : 24 名
観察種数 : 25 種
河内長野駅東口に10時集合。空は雲一つない秋空だ。このところ気温が低い日が続いたが、今朝は平温に戻ったようで多くの部員は防寒用の上着を一枚脱いでの出発。最初の観察地点である駅近くの黄金橋付近では期待通りにカワガラス、イソヒヨドリの他にキセキレイ、セグロセキレイ、ハクセキレイのセキレイ3種が複数出現、順調な滑り出しだ。今回はいつもの石川右岸沿いコースを採らず、一般道を通って川下へ、途中、視界の開けた高台の観察ポイントに寄るが、カモ等の冬鳥も未だ来ていないこともあってか、辺りは静まりかえっていつもの鳥影を見ることはない。どうにか水上を飛んでいるイソシギ一羽を確認したが・・・。その後の農耕地への道中では、モズの鋭い鳴き声があちこちからするが姿は見えない、そして遠くからコジュケイの「チョットコイ」の鳴き声も聴こえる。河川敷と田圃を区切った農道を進むとようやく対岸にアオサギやカワウ、カワセミの姿を見つける。河川の中のイソシギも今度は全員で観察した。田圃では遠くにモズやケリの姿を見つける。そしてその河川敷と広い田圃の上をカワラヒワの大群が飛び回っていた。トビ、ホオジロ、チョウゲンボウ、ノビタキも現れ、ようやくここに来て部員一同に満足感が・・・・最後に千代田橋の下流にカワセミを橋上から観察して、1時過ぎには早めの「鳥合わせ」となった。(文 M.K 、写真 K.T ・ Y.S ・ K.I の3名)
第104回吟行部会活動報告
1、 日 時 : 10月13日(火)10:00~
2、 場 所 : 長野公園
3、 参加人数 : 17名
4、 活動内容 : 秋晴れの日向では少し汗ばむ天候の中、10時に河内長野駅に集合し、体験に来られた2名の14期生を含め17名で採集場所である長野公園にむかいました。今まで同定作業は決まった数人で行っていましたが、今回は採集した本人が調べることとし、作業を分かち合いました。やはり最初はどの項目で調べればいいのかとワイワイしながらの作業でしたが、これから回数を重ねていくと少しづつ分かってくると思います。しばらくはこのやり方で進めたいと考えています。
昆虫も少なくなってるかな思いましたが皆さんの頑張りのお陰で23種の昆虫が採集できました。たまたま市の職員の方がおられお話を聞くと主にアリの研究をされているとか。河内長野市でも何十種もいると教えて戴きました。皆さんも気になる事を質問し、なんでも答えられる姿に感心しきりでした。コロナ禍のもと活動時間を短縮し昼食後解散としました。 (K.T)
今回、編集ファイル消失のため訂正を加えることができませんので、以下の訂正箇所をお含み下さい。(編集部)
【訂正箇所】
①南大阪昆虫記
<最終行> ×「珍しくメスの方がカラフルな蝶食草はスミレ類」 → ○ 「珍しくメスの方がカラフルな蝶。食草はスミレ類」(蝶の後に句読点。が漏れ)
<写真内説明> ×「サカハチョウ」 → ○「サカハチチョウ」
②野の花このごろ
< 表題 > ×「ハギの花」 → ○「秋のシソ科の花」
<表現・11行18行目> ×「チソ」 → ○「シソ」
月 日 : 2020年10月7日(水)
観察場所 : 河内長野市ボ谷林道
参加者 : 42名
今年度最初の部会は、南海天見駅に10時過ぎ、14期の講座生4名とスタッフを加えて総勢42人が集まった。挨拶もそこそこに、3班に分かれて直ぐに1班が出発。夕方は降雨との予報だが昼間は心配ないようだ。集落を抜けて直ぐにボ谷林道入口にさしかかる。その辺りは秋真只中。早速にアキノタムラソウやキンミズヒキ、ヒヨドリバナ、オトコエシ、ダイコンソウ、アオミズ、ヒメジソ、ヒガンバナの花を見つける。沿道は一面にハナタデが続き、途中ヤマハッカやウド、ヤブマメ、スズメウリやヤブミョウガの実を見つける。いよいよ杉の林下が続く山道へ踏み込むと、植生が変わった。道の脇はシュウブンソウ、ノブキ、ヌスビトハギ、ガンクビソウ、ウマノミツバ、ケヤブハギ、クサアジサイがあちこちで花や実を付けている。その中にヤマジノホトトギスやツリフネソウ、アキチョウジ、マツカゼソウ等の花を見付けると歓声が湧き撮影タイム。珍しいヤナギタデやホオズキの仲間、ヤブタバコ、ハナミョウガ、イヌコウジュ等を観察し、ボ谷林道の中ほどで昼食を取る。午後はアケボノソウの花を最後に登ってきた道を戻った。帰りに脇道に入ると、ミゾソバとツリフネソウの群生地を見付ける。その先にはイナカギクが咲いており、一面の花園、それには皆大満足でした。今回の収穫はナス科のハダカホウズキ、ヤマホオズキ、イヌホオズキ、マルバノホロシと4種のホオズキを比較観察できたことと外来種がほとんど入ってきていない貴重な場所で70種以上の秋の草花や実を観察できたことでした。(M.K) (写真:M.A&M.K)
月 日 : 9月28日(月)
場 所 : 松尾寺周辺
参加者 : 18名
活動内容
今年度初めてのマップ部会、秋の空と美しい花々が私達を待ってくれていた。
A地区(松尾寺を下り民家に出るまで): 集合場所の松尾寺を出てすぐに見た果実 の美しい植物はママコノシリヌグイと思いきや、後日イシミカワと判明。ナツフジの実、カエデドコロの花と実、ウリクサ、トキワハゼなど17種の植物を観察した。
B地区(水田に沿った道) : 秋の訪れを感じさせるヒガンバナをはじめ、50種以上の植物を観察した。ピンク色のキツネノマゴは何処でもよく見られるが、ここでは白い花が多かった。水田や湿地に生育する湿性植物、イボクサ(ツユクサ科)、コナギ(ミズアオイ科)、チョウジタデ(アカバナ科)、ミゾカクシ(キキョウ科)や、イネ科の植物(キンエノコロ、オヒシバ、メヒシバ、シマスズメノヒエ、チヂミザサなど)が多く見られた。スイカ色のシュウカイドウ、愛らしい紫色のツリガネニンジン、小さな緑の風船のようなスズメウリの実は参加者の目を惹きつけた。
C地区(水田から少し登った丘の周辺) : 5種のハギ(アレチヌスビトハギ、ヌスビトハギ、ネコハギ、マルバハギ、メドハギ)、ノシラン、ヤブランなど30種近くの植物を観察した。まだ熟れていないがアケビの実、次回が楽しみだ。
当日名前のわからなかった植物もあったが、メンバーの力を借りていくつかが判明した(オギノツメ、ナキリスゲなど)。
松尾寺近辺に生育している植物の花や実の月毎の変化を、参加者それぞれが楽しみ、互いに学びあえる部会にして行きたい。(文、写真 FK)
マップ部会9月の花2020年9月 活動報告
実施日 : 9月23日(水)
行き先 : 河内飯盛山
コース : 野崎駅 9:45 ~ 野崎観音 10:10 ~ 山頂(11:30から12:00昼食)
~ 四条畷神社 12:40 ~ 四条畷駅 13:20
参 加 : 19名
半年の自粛期間を経て、いよいよ待ちに待った活動再開であるが、天気予報が心許ない!前日の判断は中止として、世話役一同は予定通りに駅集合。当日朝の様子を見て、各自、自由に判断してもらい、集まったメンバーでの実施となった。結局、雨には降られず、陽射しが暑く感じられる山行となった。
コロナウイルス対策として、19名を2グループに分けて、30分ずらして出発する。野崎観音への階段・登りの七曲り道・山頂の尾根を外れてからの下り坂、どれも結構急で段差も大きく注意して歩こう。ステイホームでの運動不足もあると思うので、立ち休憩を多めにとる。
河内飯盛山は、自然の雑木林が多く、紅葉も新緑も楽しめる。楠正行の銅像が建つ山頂からは、大阪市内や六甲方面を望むことができる。地元の人たちに愛され、コース脇に花も保護されている。彼岸花の季節であった。(Y.Y)
月 日 : 2020年9月23日(水)曇り時々晴れ
講座名 : 14期生臨時講座 草木、昆虫、野鳥の観察
講 師 : 植物…相原 正温 氏、桑田 幹雄 氏、 昆虫…井上 光司 氏、 野鳥…泉谷 一弘 氏
場 所 : 錦織公園
コロナ禍により7ヶ月ぶりに臨時講座を開催。密を避けるため植物・昆虫・野鳥の3グループに分かれ、少人数で行動。講師はカレッジ先輩方にご協力いただき充実した楽しい講座となりました。
・植物グループ・・・秋の花といえばハギ、細い花の茎にうすピンクの花がたくさんつくツルボ、かわいい果実をつけたスズメウリなど色々な草花を観察。長い階段を登った所にコモウセンゴケを発見。湿地や水のしみ出る崖などに生育するそうで、かわいい淡紅色の花も見ることができた。(S.N)
・昆虫グループ・・・午前は先ず【もんどり】を仕掛け、クマゼミの産卵を実物と動画で見て、枯れ枝に産卵する事を初めて知った。目からウロコでしたね。昆虫で一番長生きするのがセミ(卵から成虫になるまで6~7年)と知ってこれもなるほどなぁと納得。次にペットボトルで悪戦苦闘しながら虫かご作りに挑戦。残念ながらもんどりに虫たちは入ってくれませんでした。その後網をもって虫取りに挑戦しましたが、15,6種類ぐらいの成果でした。井上さん独特のご指導で楽しい一日でした。(S.H)
・野鳥観察グループ・・・先生によればこの季節は鳥が少ない時期ということですが、エゾビタキ、コサメビタキ、キジバト、ヒヨドリなどが見られ、それぞれの体や羽の特徴、好む木、歩き方などの説明を受けました。帰り際にコゲラ、メジロ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラなど違った種類の小鳥が沢山 集まって行動する「混群」と出会い、不思議な生態を観察することが出来ました。(T.K)
1、 日 時 : 9月8日(火)
2、 場 所 : 西原公園(栂・美木多)
3、 参加人数 : 14名(飛び入り参加含む)
4、 活動内容 : コロナ禍の影響で今年に入って初めての昆虫部会の活動でした。
久し振りの部会で、多少の緊張感と、皆様に会えた嬉しさで34度の真夏日もなんのその?参加していただいた14名の方々と活動場所の西原公園へ向かいました。藤棚の下のベンチを起点にいつもより控えめな蝉の声を聞きながらそれぞれ採集に出かけます。土手に登ったり、池の周りを探したりといつもの昆虫部会の雰囲気になってきました。皆さんが次々と捕った昆虫の写真を撮り、その後逃がすを繰り返しました。今回は三密を避けるため、同定作業も分かりにくい数種だけにし、あとは持ち帰って調べるという段取りにしました。全員蚊の餌食になりながらも有意義な時間を過ごせました。時折吹く風も真夏とは違って、少しほっとします。今回から13期生も加わってパワーアップです。無理のないようにと言う事で昼食を済ませて解散としました。全部で20種の昆虫を採集することが出来ました。昆虫以外にも「アオダイショウ」「カイツブリの幼鳥」「カワセミ」がいたそうです。 (K.T)
月 日 : 2020年9月16日(水) (10:30~12:30)
探鳥地 : 大泉緑地公園
参加者 : 32名
観察種数 : 21種
待ちに待った部会の再開は、思いのほか多い32名が集まりました。7か月振りでしたが、会えばもういつもの顔に戻っています。お互い挨拶もそこそこに公園内の中央休憩所を3グループに分かれて観察スタート。大泉池ではカルガモが数羽にマルガモ(マゴモとカルガモの交雑種)がゆっくり泳いでいます。池の端や小島にはアオサギ、コサギ、カワウが止まり、蓮の上をダイサギが飛んでいました。どこかでカイツブリの鳴き声も、池の西側に当たる小鳥の森“水流”エリアへ足を向けると、森に入るなりセンダイムシクイ、シジュウカラ、ヤマガラの姿が現われ、続いてコサメビタキ、サメビタキ、エゾビタキが次々と目の前に、暫くは夢中でビタキを全員の双眼鏡が追いかけ続ける。 歩を進めると次はキビタキ♂が現われ、ここでも全員釘付け状態に。そしてコゲラとメジロの混群やエナガの集団とも出会い一同大感激、大満足の観察会でした。また一部の人でしたがリスに出会ったそうです。次に東側の頭泉池まで行きましたが、コロナの影響で管理が行き届かないのか、池は浮草に一面覆われ、鳥が餌を取る環境ではありません。ようやく池に3羽のカルガモと池の端に数羽のアオサギを見るだけでした。これから冬鳥のシーズンを迎えますので、この状況が少し心配です。そして成長し過ぎたハス池を通り中央休憩所へ、そこで早めの鳥合わせとなり、食事前の解散となりました。短時間でしたが皆さんいつもより疲れたのではないかと思います・・。文(M.K) 写真(M.A)(K.T)
9号は4ページです。最下段の矢印にてページが変わります。
ML9号今回は4ページです。2ページ以降は最下段に現れる矢印をクリックして下さい。
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