吟行部会の11月活動報告

1.日 時 : 020年 11月21日(土)

2.場 所 : 風輪寺 狭山神社 中高野街道

3.参加者 : 14名 投句者:3名

4.活動内容 : 大阪府もコロナ感染が拡大しつつ状況。心配しましたが吟行会皆元気でした。小春日に恵まれて小さなお寺、山茶花の咲き誇る神社の境内、中高野街道をのんびりと、いや当日句を考えながら歩きました。その後さやかホールにて部会をしました。

   各人のベスト句は下記の通りです。

  • 掃き溜まり風に舞いたる枯落葉     智勳 
  • 短日や雨戸早めに閉めにけり      尚文 
  • 団栗をぱりぱり踏むや石の段      松薗
  • 山茶花や白い花弁が散り競ふ      ゆう一
  • 小春日はベランダカフェの開店日    たけみつ
  • 唯一枝ただ一枚の枯葉かな       洋々志
  • ピーポーの後の静寂や月冴ゆる     まさこ
  • 木の実独楽幼きころの夢廻る      ゆき雄
  • 陽だまりの恋しくなりし初冬かな    あきこ
  • 朱くしてさびしきいろのからすうり   みえこ
  • 小春日や親子の長靴かきね端      流以
  • 枯葉舞うああ一年の早きこと      河笑流
  • 風さらう枯葉追う子の背ぬくし     笑子
  • 小春日に誘われ君の月参り       都史子
  • 小春かな窓に馴染みのふくら猫     桂子
  • 枇杷の花巫女持つ鈴の形なす      ふじ乃
  • 孫来たる日がな一日小春かな      体験者
  • 当日句 入選
  • 小春かな知らぬ顔する石地蔵      桂子
  • 枯葉にも派手と地味とが別れおり    ゆう一
  • 窓一面華やかにして帰り花       ふじ乃