野鳥部会の1月活動報告

月 日 : 1月19日(水) 晴れ

探鳥地 : 狭山池・副池

参加者 : 15名

観察種数 : 32種

 寒さの所為かオミクロンか、さやか公園に集まったのは何時もより少なめの15名。池に出るとワァー! 年末より一段と水が少なく、池の半分が干上っている。カモも見当たらないし・・と今日の成果の心配から始まりましたが、でもカモも岸に上がっていたのか水面に序々に姿を現し始め、群れも幾つか。大きな群れはヒドリガモ、小さな群れはマガモにコガモ、カルガモそしてオオバンやカイツブリ、カワウ、ダイサギ、アオサギも。 対岸の辻本病院の広告塔にはハヤブサがとまっている。 近くの干上がった岸辺にはイカルチドリ2羽とイソシギ、ハクセキレイが一緒になって戯れているように跳ね、歩きまわっているのは何とも可愛らしい。 右回りに池の南側芦灌木エリアに行くと一部は工事中の柵で囲まれ何時ものように近づくことができない。でもメジロ、ツグミの群れやアオジやモズをその中に見つける。

 四阿でモズを見ながらの昼食をとり、午後の部へ。 イソヒヨドリ(♂)とジョウビタキ(♀)が飛び回るのを真近に観て、いよいよ病院広告塔に近づき今度はハヤブサをじっくり観察。時々飛び立ち、周囲を飛翔・滑空するがその姿はやはりかっこいい。 そして反対側の池の上空をこちらはミサゴが旋回する。 興奮冷めやらぬ中、今度は4羽のホオアカが出現。これには皆、感激、感激。 鳥合わせは副池のハシビロガモを加えて32種となりまずまず・・・、内容は充分に満足した観察会となりました。(M.K、 写真K.T & K.I)

イカルチドリとイソシギ

モズ(♂)

ツグミ

ハヤブサ

ミサゴ

ミサゴの飛翔

ホオアカ

ハシビロガモ

野鳥部会の12月活動報告

月 日 : 12月15日(水) 快晴

行 先 : 百舌鳥古墳群

参加者 : 26名

観察種数 : 29種

 観察は南海百舌鳥八幡駅近くの広稜公園から始まった。この公園の小さな池にはヒドリガモやマガモに混じってヨシガモ、ハシビロガモが毎年、多数やってくる。鴨を真近に観るには絶好の観察スポット。首をひっこめ休息するカモも多くいたが、肉眼だけでも充分に楽しむことができる距離だ。次の「御廟山古墳」の外堀池ではオオバンとカイツブリが目立ったが、中にバンとキンクロハジロ、ホシハジロを見つける。いつも狸のお出迎えで知られる「いたすけ古墳」では古墳内の樹木が伐採され全く風景が変わっていた。そのせいかタヌキも鳥も見当たらない。ここを棲みかとするカワセミを求め掘を1周りし、ようやくカルガモ、コガモを見つけるが何とも寂しい限り、そこを立ち去り際に後列組だけがようやくカワセミに遭遇。それも近くに!

 堺緑化センター内のあちこちに分かれ昼食をとり、午後の観察場所、本日の本番「履中天皇陵古墳」に向かう。観察台からはほとんど何も見えない、住宅地側道に周り、全員高い土手に登り柵に掴まりながら首を伸ばす。いましたミコアイサの大行列、奥ではオシドリの集団、それにカンムリカイツブリも・・・これで全員納得。最終コースの大仙公園内での小鳥探鳥では全く成果上がらず、ツグミ、ハクセキレイとヒヨドリ、スズメしか見ることができなかった。 天気は申し分無かったのに、鴨以外の小鳥が見当たらないのはどうして? 世界文化遺産登録以来、古墳や公園では強い伐採、草刈りが常態化して、小鳥達にはどうも嫌われたようだ。(文 M.K、写真 M.I&K.T)

マガモ

ヨシガモのお昼寝

ハシビロガモとヒドリガモ

我こそは青鷺大明神(百舌鳥八幡神宮内)

カワセミのハイポーズ

オシドリの集団カクレンボ

 

孤高のカンムリカイツブリ

ミコアイサ(パンダガモ)これがお目当て

野鳥部会の11月活動報告

月 日 : 11月17日 (水) 天気 快晴

観察場所 : 錦織公園

参加者 : 17名

観察種数 : 25種

 小春日和の好天気に恵まれ、気分は爽快、絶好の観察日になりそう。でも公園内の紅葉は、このところの暖かさのせいか色付き具合が物足りないが・・・。 コロナ禍から今回が初めてという参加者もいて総勢17名がパークセンター前を出発する。 最初の赤穂池では遠くにマガモ、ヒドリガモ、ホシハジロを見るが双眼鏡では同定が難しい距離だ。 梅の里への道中ではメジロ、モズ、蓮の葉に覆われた池ではカルガモ2羽を近くに見る。 奥の池への道中ではようやくコゲラを確認するが、公園内では土砂運搬トラックが頻繁に我々の横を走り抜け、ゆっくり観察どころではない。奥の池では上記のカモの他にオオバンが加わったが、お目当てのオシドリは姿を見せてくれなかった。「それもこのトラックのせいですよ」とカメラマンがボヤいていたが、天気が良いとタカに狙われやすく、樹陰からなかなか出てこないのも事実。対岸からの帰り道に期待する。 今回はいつもの昼食場所と違ってモミジバフウの色付く やんちゃの里で昼食となった。

 午後は河内の里から水辺の里、どんぐりの森を経て再び河内の里へと周回したが、どこも全く静か、ヒヨドリ以外の鳥の声が聴こえてこない。でも道中3度もエナガの群れに出会い、その愛くるしさに充分癒される。 帰途の奥の池では待望のオシドリも遠くに観察することができ観察会として何とか修まりました。 駅から公園までの道中に観察したジョウビタキ、イソヒヨドリ、ヒバリ等を加えて観察種数は25種になった。 何よりもお天気に満足した観察会でした。(文 M.K 写真 M.K & K.T)

モミジバフウの紅葉

カルガモのペアー(?)

ホシハジロのお昼寝

エナガの群れ

遠くにオシドリ

ホシハジロのお昼寝

民家の屋根にイソヒヨドリ

野鳥部会の10月活動報告

月 日 : 2021年10月20日(水) (10:30~14:30)

探鳥地 : 大泉緑地公園

参加者 : 25名

観察種数 : 26種

 半年ぶりの再開に公園内の中央休憩所には25名が集った。先ずは大泉池から観察スタート。池の鴨はほとんどがヒドリガモ、雄もエクリプスの状態で頭頂の色がクリーム色になるにはもう少しかかりそう。その後方にコガモやオオバンが蓮の中を見え隠れし、カイツブリはあちらこちらで水面から顔を出す。その上空ではコサギ5羽が戯れているように飛び回っている。そして遠くにオオタカが横切るのを見た。

 小鳥の森“水流”エリアへ歩を進めると、メジロ、シジュウカラの他に水流にはキセキレイ、低木樹木の中をメボソムシクイが忙しく飛び回っている。このエリアでのビタキ類の出現を期待したが、時期的にもう遅かったようだ。

 昼食後、東側の頭泉池に移動。池にはマガモ、カルガモ、カワウが数羽泳いでいる。背景の茂みにはアオサギ、ダイサギが羽を休める。「あっカワセミ」の声に全員の眼がそちらへ釘付け、そしてしばらくの観察時間。池の裏側に回ると大木の梢にモズ♀が鳴いている。そして池の遠くにアリスイを見つけ、ゆっくりと飛び去るまで観察。その後の戻り道では数人の確認であったがチョウゲンボウも現われ、出発点に戻り鳥合わせとなった。

 急に気温が下がった気候のせいか、久し振りの探鳥会からか「今日は疲れました」との声も聴こえました。 文(M.K) 写真(K.T)

ヒドリガモですが・・・

コサギの乱舞

キセキレイ

メボソムシクイ

アリスイ

モズ♀

 

野鳥部会3月活動報告

月 日  : 3月17日(水) 天気 快晴

観察場所 : 石川周辺

参加者  : 28名

観察種数 : 32種

 3月半ば。梅の花は終わり桜の蕾が出番を待っている暖かい日差しの中、橋の上から石川を覗くとまず、ハクセキレイ、セグロセキレイを見つける。いつもの場所には残念ながらカワガラスは不在。今年初見のツバメに、「早いね~もう飛んでる」と皆で見上げる。鳥の声に右を見たり左を見たり。ウグイスの鳴き声も聞こえるものの、姿を見る事は残念ながらなかった。住宅地の途中を少し降り、石川を沢山の眼が見つめる中、カワセミが何度も目の前を飛んで私たちを楽しませてくれた。対岸の木に鳥の姿を見つけると、「何処?何の鳥?」と口々に。しばらくこの場所で観察。農道に行くまでに数名がイカルを観察したよう。次は農道を通り、川沿いを観察。川向こうの木には大きな鳥の巣が何か所も。サギの仲間の巣で数羽止まっていた。ここで昼食を済ませ、午後の活動へ。

 まずイカルチドリ、石の上でじっと佇んでいる。周りの石と同化しているので目を凝らしてようやく見つけた。見上げるとタカの仲間が2種。トビは判ったがもう1羽は不明。ケリは田んぼの中を長い脚でうろうろ。飛び立つ羽が独特で美しい。最後は汐ノ宮公園で鳥合わせ。快晴の中清々しい気持ちで活動出来ました。       (文・・・・K.T, 写真・・・・・K.T & M.A)

イカルチドリ

アオサギの巣

ケリ

イソヒヨドリ

ジョウビタキ

イカル

モズ

ダイサギ

 

野鳥部会の11月活動報告

月 日 : 11月18日(水) 天気 快晴

観察場所 : 錦織公園

参加者 : 32名(14期生・スタッフ8名含む)

観察種数 : 28種

 11月も半ばを過ぎたというのに、季節外れの暖かさとなった。公園の樹木はすっかり紅葉して秋空のもとにそれこそ錦織のごとき景色を見せてくれている。今日は公園を回るだけでも充分満足してもらえそうだ。公園の集合地では、挨拶が始まらない前に早くもエナガ、シジュウカラ、ヤマガラの混群が目の前に現われ、先ずは観察。最初のポイントの赤穂池では水が抜かれていて、いつもの半分程の水域にヒドリガモとマガモが数羽泳いでいるだけであった。続いての梅の里ではメジロ、遠くにモズを見るが他に小鳥の影は無い。奥ノ池にきてようやく部員に歓声が湧く・・・、オシドリ数羽が比較的近くに現れ、暫く全員釘付けに。他にもホシハジロ、カワウ、カイツブリ、ヒドリガモとアオサギを池の中に確認して、昼食場所の河内の里へ、入り口ではモズの出迎えを受ける。午後の尾根道も全く静かで一部の人がアオジに出会っただけ。再び河内の里に戻ってようやくジョウビタキを全員で観察した。帰途の園路ではキセレイやハクセキレイ、コゲラを確認して、再び振り出しの赤穂池を覗くとセグロセキレイが、そして最後のトリはカワセミが登場してくれた。冬の小鳥達に出会えるのを期待したけれど、この時期ではちょっと早過ぎたかな・・・。(文 M.K 、写真 M.A、 K.T)

モズ

ジョウビタキ

 

エナガ

ヤマガラ

オシドリ

 

マガモ

 

 

 

 

 

野鳥部会の10月活動報告

実 施 日 : 2020年10月21日 晴れ

観察場所 : 石川(河内長野)

参加人数 : 24 名

観察種数 : 25 種

 河内長野駅東口に10時集合。空は雲一つない秋空だ。このところ気温が低い日が続いたが、今朝は平温に戻ったようで多くの部員は防寒用の上着を一枚脱いでの出発。最初の観察地点である駅近くの黄金橋付近では期待通りにカワガラス、イソヒヨドリの他にキセキレイ、セグロセキレイ、ハクセキレイのセキレイ3種が複数出現、順調な滑り出しだ。今回はいつもの石川右岸沿いコースを採らず、一般道を通って川下へ、途中、視界の開けた高台の観察ポイントに寄るが、カモ等の冬鳥も未だ来ていないこともあってか、辺りは静まりかえっていつもの鳥影を見ることはない。どうにか水上を飛んでいるイソシギ一羽を確認したが・・・。その後の農耕地への道中では、モズの鋭い鳴き声があちこちからするが姿は見えない、そして遠くからコジュケイの「チョットコイ」の鳴き声も聴こえる。河川敷と田圃を区切った農道を進むとようやく対岸にアオサギやカワウ、カワセミの姿を見つける。河川の中のイソシギも今度は全員で観察した。田圃では遠くにモズやケリの姿を見つける。そしてその河川敷と広い田圃の上をカワラヒワの大群が飛び回っていた。トビ、ホオジロ、チョウゲンボウ、ノビタキも現れ、ようやくここに来て部員一同に満足感が・・・・最後に千代田橋の下流にカワセミを橋上から観察して、1時過ぎには早めの「鳥合わせ」となった。(文 M.K 、写真 K.T ・ Y.S ・ K.I の3名)

キセキレイ

カワガラス

カワセミ

カワセミ

イソシギ

イソシギ

野鳥部会9月活動報告

月 日 : 2020年9月16日(水) (10:30~12:30)

探鳥地 : 大泉緑地公園

参加者 : 32名

観察種数 : 21種

 待ちに待った部会の再開は、思いのほか多い32名が集まりました。7か月振りでしたが、会えばもういつもの顔に戻っています。お互い挨拶もそこそこに公園内の中央休憩所を3グループに分かれて観察スタート。大泉池ではカルガモが数羽にマルガモ(マゴモとカルガモの交雑種)がゆっくり泳いでいます。池の端や小島にはアオサギ、コサギ、カワウが止まり、蓮の上をダイサギが飛んでいました。どこかでカイツブリの鳴き声も、池の西側に当たる小鳥の森“水流”エリアへ足を向けると、森に入るなりセンダイムシクイ、シジュウカラ、ヤマガラの姿が現われ、続いてコサメビタキ、サメビタキ、エゾビタキが次々と目の前に、暫くは夢中でビタキを全員の双眼鏡が追いかけ続ける。 歩を進めると次はキビタキ♂が現われ、ここでも全員釘付け状態に。そしてコゲラとメジロの混群やエナガの集団とも出会い一同大感激、大満足の観察会でした。また一部の人でしたがリスに出会ったそうです。次に東側の頭泉池まで行きましたが、コロナの影響で管理が行き届かないのか、池は浮草に一面覆われ、鳥が餌を取る環境ではありません。ようやく池に3羽のカルガモと池の端に数羽のアオサギを見るだけでした。これから冬鳥のシーズンを迎えますので、この状況が少し心配です。そして成長し過ぎたハス池を通り中央休憩所へ、そこで早めの鳥合わせとなり、食事前の解散となりました。短時間でしたが皆さんいつもより疲れたのではないかと思います・・。文(M.K) 写真(M.A)(K.T)

シジュウカラの採餌

マルガモ(マガモとカルガモの交雑種)

エゾビタキ

エナガ

コサメビタキ

ヤマガラ

野鳥部会2月活動報告

月 日 : 2020年2月5日(水) 天候 晴れ

探鳥地 : 錦織公園

参加者 : 30名

観察種数 : 33種

 気象予報では今期一番の寒さということであったが、参加者は予想をはるかに上回ってのスタート。風はなく日が差している所為か、厚着をしてきた所為か滝谷駅から公園入り口までの歩行は汗ばんできた。その途中ではツグミ、イソヒヨドリ、シロハラ、スズメ、ヒヨドリ、ムクドリ、ハシブト、ハシボソガラスを観察。公園に入って最初の赤穂池では、ホシハジロ、マガモ、ヒドリガモ、カワウ等のカモ類、水鳥を見て、梅の里へ。その途中のヤブツバキにはメジロ、またハンノキにはシジュウカラやコゲラが飛び回っている。梅園の花は早くも3分咲きを超えて、昨年の同時期より花が多いような馥郁たる香りも何処からか、そしてその回りの樹木にイカル、シメを確認。奥ノ池では、オオバン、バン、オシドリ、キンクロハジロ、アオサギを観察。残念なことに昨日はリーダーのIさんが、今朝はカメラマンが見たというトモエガモが池周りの木陰に隠れたきり姿を見せてくれない。トモエガモはその後、Iさんが昨日偶然この公園内で見付けたという♀の死骸をじっくりと観察する。そのカモは真近かに見ると大きさは思ったより小さい。昼食の河内の里では早咲きの紅梅やソシンロウバイ、スイセンが満開だ。その近くの樹下ではセリバオウレンが咲き始めていた。午後の水辺の里周辺では、ジョウビタキの♂♀、モズとメジロ、シロハラ、多くのツグミを確認。ウグイスやヤマガラの鳴き声もする。これも昨日出会ったというルリビタキに期待したが、その姿を見付けることはできなかった。その後、チョウゲンボウ、ハイタカ、オオタカ等の猛禽類が次々と上空に現れ、さらに最終のパークセンター前の鳥合わせ時にはその上空に飛ぶトビが加わった。(M.K)、写真(K,T)

イカル

シメ

ツグミ

今朝撮影したというトモエガモ♂の飛翔(コピー)

野鳥部会1月活動報告

月 日 : 2020年1月15日(水) 天候 晴れのち曇り

探鳥地 : 淀川(毛馬閘門~城北公園)

参加者 : 21名

観察種数 : 34種

 出発地点の淀川河川敷公園長柄地区では、毛馬閘門を囲んで堤防工事が進められており、河川道路を工事車が行きかうせいか、鳥影が見えない。遠く阪急千里線淀川鉄橋の桁に多くのカワウが止まっているのを観察していると、ハクセキレイ2羽がようやく広い河川公園に出現。毛馬閘門まで来るとようやくホシハジロ、キンクロハジロ、オオバンが橋下の河川内を泳いでいるのを見付け、上空ではユリカモメが飛び交っている。チョウゲンボウとミサゴの飛翔も確認。閘門から離れた人が近づけない場所ではヨシガモやヒドリガモが群れとなって陸でゆっくり日向ぼっこをしている。河川の中ではそれらのカモ類に混じってカンムリカイツブリとハジロカイツブリを観察した。その後しばらく河川公園を上流に進めるが、例年より鳥が少ないように思えるが、やたらに多いスズメ、ムクドリ、ハシボソガラスの他に数羽群れだって移動するツグミに何度も遭遇。河川遠くのミコアイサやワンドの中のカワセミのホバリング、アメリカヒドリガモには一同皆感激の声が上がった。他にアオジ、アオサギ、ダイサギ、マガモ、モズ、メジロ、ヒバリ、バン、キジバト、セグロカモメを中洲やワンド、土手、河川に観察。ジョウビタキとウグイスはその鳴き声を確認した。ゴールの城北公園では今日3度目のカワセミをゆっくり観察し、池の中のマガモやカルガモを見ながらの鳥合わせとなった。午後からは日も陰ってやや寒くはなってきたが、風もなくまずまずの観察会日和であった。(M.K)、写真(K,T)

ユリカモメ

ツグミ

ミコアイサ(パンダガモ)

カンムリカイツブリ

アメリカヒドリガモ

カワセミ

野鳥部会12月活動報告

月 日 : 2019年12月4日(水) 天候 晴れ

観察地 : 平城京と水上池周辺(奈良市)

参加者 : 26名

観察した野鳥 ; 31種

内 容 :

今朝はかなり寒かったが、集合時間の10時になると日が差しているせいか、思ったより暖かい。2年前同様に今度は13期生の講座(野鳥観察)と重なっての部会開催だ。お互い挨拶もそこそこに部会組が先に西大寺駅前を出発。平城京に入ってもなかなかヒヨドリ以外の鳥が現れない。公園内の池は枯れたススキやセイタカアワダチソウが背丈より高く、湖面が見えにくいが、ダイサギ、コガモ、オオバンを一部隙間からどうにか確認。平城京内をしばらくあちこちと観察するがモズ、ハクセキレイ以外に何も出てこない。昼近くなってようやく青空にチョウゲンボウの飛翔が、暫く我々の頭上を旋回するが、やがて空高く消えて行った。それでも結構近くで見えたせいか午前中の不発を充分満足させるものだった。

午後からの水上池に期待して遺構展示館近くで昼食。平城京から水上池への道中、民家が続くが、今度は次々と小鳥が現れ午前の部を挽回するほどに楽しまさせてくれた。ジョウビタキ、シジュウカラ、モズが庭先にイソヒヨドリやムクドリは瓦屋根の上に、どれも長く止まっていてくれたので、ここではじっくり観察することができた。水上池では沢山のコガモを目の前で見て、ケリ、マガモ、ハシビロガモ、オオバン、カイツブリ、ハジロカイツブリを観察。ヒシアゲ古墳前の樹林では、マヒワ、カワラヒワ、ツグミが樹上に、池の回りを一周して、コナベ古墳にはカルガモや水上池の遠くはオシドリを見付ける。帰途はハジカミ池でホシハジロやホオジロを見て、大極殿前で鳥合わせし、解散。ドバトは見かけなくて、水上池のコブ白鳥はカウントせず観察数は31種となった。参加者の半分が大阪難波に流れ反省会を兼ねた忘年会となった。(M.K 写真K.T)

あーチョウゲンボーだ

モズ ♂

ジョウビタキ ♀

ツグミ

マガモ

オシドリ

野鳥部会11月活動報告

2019年11月の活動記録

月 日 : 11月6日(水)

場 所 : 鉢ヶ峯(堺市)

参加者 : 20名

観察種数: 20種

 秋晴れの雲一つない青空だ!リーダーから朝の挨拶の中に「日曜3日の日本野鳥の会鉢ヶ峯観察会で下見を兼ね参加しましたが、その日は30種を数えました」とのことで、今日の出会いに皆、期待を膨らませながら法道寺(鉢ヶ峯)を出発。先ず寺の裏の池では、オシドリを3羽確認するが、我々に感づいてか直ぐに奥に隠れてしまい、一部の人しか観察できず残念。それからしばらくは地元の民家集落を通り抜ける。その路地や庭先からモズ、メジロ、シジュウカラ、ウグイス、ジョウビタキの声や姿を確認。広々とした畑に出ると、早速ケリが三羽、電線にはカワラヒワが数羽、畑の上をヒバリが数羽飛び交う。コスモス館近くの休憩スポットで、空を見上げ、野鳥を探しながらの昼食。天気が良過ぎても鳥の活動とは余り関係がないようで、スズメがやたらと多いが他の種の出現は思った以上に少ない。午後に期待する。
  午後の白樫池ではカイツブリの親子、その後の内河池ではマガモ一羽とオカヨシガモの番い、これでもう終わりかと思っていたら、5~6羽のカモの群れが飛んできて、湖面に着水「オシドリだー」の声に皆の歓声が、直ぐに別の群れも加わって湖面はオシドリだらけ・・最初の法道寺裏池では多くの人が見逃しただけに皆の感動も一入。これでようやく全員満足して帰途に着くことができました。帰途での途中では、ホオジロやジョウビタキ、モズを観察。バス停鉢塚前で予定より早めの「鳥合わせ」をし、解散となりました。

以下写真はTさん撮影 

ケリ
ヒバリ
オシドリ
モズ
ホオジロ(手前)
ホオジロ(手前)