野鳥部会の7月活動報告

月 日 : 7月20日(水)

探鳥地 : 平成榛原こどものもり公園(奈良県宇陀市)

参加人員 : 16名

観察種数 : 21種

 初参加となった14期生の紹介の後、近鉄榛原駅前をスタート。 上空では夏空をトビ3羽が旋回し、我々を迎えてくれた。 朝の雨に道路は各所で水溜りが残り、気温はそれほど高くないと思うがとにかく蒸暑い。それでもツバメだけは元気よく飛び回っている。  駅から目的地の公園まで2キロ程を宇陀川下流に沿って歩を進める。途中、民家の軒先にコシアカツバメの特徴ある巣を見つけるが、付近にその姿は無し。 川の中を注視しながら進むが、河川敷きの草が深く刈り取られているためか、水鳥や小鳥が少ないようだ。それでもアオサギ、ダイサギにキセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワウ等の水辺の鳥の他にメジロ、イソヒヨドリや電線に止まって長く鳴き続けるホウジロをゆっくり観察。 道中ウグイスの鳴き声はあちこちから・・・

 公園手前のヤマセミのスポットでは河川敷きにヤマセミならぬ鹿の親子に遭遇。途中でも鹿の群れを見ていたが、こんな人里に昼間から多くの鹿の出現にはビックリ。 しばらく公園内をヤマセミを求めて探鳥を続けるがセキレイ類とサギ以外はカワラヒワ、コジュケイしか見つからない。 ヤマセミが現われないのは「河川の水位が下がっているから」とか、「孵化に失敗したから」とも現地で聴いたが・・・残念、次回の楽しみにしましょう。 公園駐車場横でイカルチドリ2羽とキセキレイ3羽が清流を戯れ飛び交うのを最後に帰途となった。 帰り道ではコシアカツバメを追加。 暑さと期待外れでちょっと疲れたかな!(M.K、写真K.T)

コシアカツバメの巣

イソヒヨドリ オスの幼鳥

ホオジロ 鳴く

鹿の親子

キセキレイ

イカルチドリ