昆虫部会の5月活動報告

1. 日時 : 5月9日(火)10:00〜

2. 場所 : 西原公園(堺市南区)

3. 参加人数 : 17名

4 .活動内容 : 当日は天候にも恵まれ、初夏の西原公園で初めて参加された方もおられ、17名の方々と和気あいあいのもと活動が始まりました。 まず、全員で公園案内図の前で、本日の活動場所の確認と先週の下見の状況の説明の後、大方池付近へ移動。 ここでは、イトトンボ、アオスジアゲハ、アゲハ、シジミなどたくさんの種類の昆虫との出合い頭ありました。 次に、西松尾池付近へ移動し、ここではクロアゲハ、ヤンマ、フタスジヒラタアブ、アオサカメムシなどとの出合いがあり、今日は、キタキチョウ、モンシロチョウ、ヒメウラナミジャノメ、ルリシジミ、ヒナバッタ、コミスジ、アオスジアゲハ、ヤマトシジミ、ナミアゲハ、クロイトトンボ(オス、メス)、マガリケムシヒキ、ベニシジミ、フタスジヒラタアブ、アカサシガメ、セボシジョウカイ、ヒゲブトハムシダマシ?、コメツキムシ、ウスキクロテンヒメシャク、クワガタの幼虫、クワキヨコバイ、キノコムシ、アオクサカメムシ、イトトンボ羽化直後、ジョウカイボン、オオクロクシコメツキ、タイワンクマバチ、タイワンクマバチ幼虫、イトトンボの仲間。 [目視]クロアゲハ、ヤンマ、ツマグロヒョウモン以上31種の昆虫との出合いがあった。

 昼食の後、会員の井上さんから提供のありました、珍しい竹の中で巣づくりをしているタイワンクマバチの巣を竹ごと預かって来て、竹を割って全員で確認しました。 一節の中は、四つの部屋に区切られていて、各部屋に幼虫の餌(蜜と花粉と唾液で固められた?)があり、皆んなで少しずつ試食「甘酸っぱくて美味しい」と高評価であったがタイワンクマバチの上前をはねた罪悪感だけが残った。

 一方、大方池付近の朽木の中で、甲虫の幼虫らしきものを見つけ、これは何の幼虫か?カブトムシ、クワガタ、カナブンなどなど意見が出て来て、結局朽ち木の中で見つけ、大きさからクワガタと同定した。今日の活動はたくさんの昆虫との出合いなど、いろいろ波乱に富んだ活動となりました。 (文、絵:HT   写真:K T )

羽化したて?のイトトンボ

クロイトトンボ連結産卵

アオスジアゲハ(色鉛筆画)

竹の中のタイワンクマバチの巣

竹の中から飛び立つ寸前のタイワンクマバチの成虫?

クワガタの幼虫