吟行部会の4月活動報告

開催日 : 4月15日(土)

行 先 : 狭山池博物館

句会会場 : 狭山池博物館会議場

参加者 : 13名

 あいにくの雨であったが新入会員2名を含め13名参加で盛況となった。  大阪狭山市駅より狭山池博物館へ、約1時間見学し副池オアシス公園へ  自由散策。食事後1時より狭山池博物館会議場にて約2時間句会実施。(H.O)

    今月の兼題   山笑ふ 春雨 春愁 鳥帰る

    会員の代表句(欠席者投句を含む)

      目的地まだかまだかと山笑ふ      尚文

      昼飲みの居酒屋ありや鳥帰る      たけみつ

      湖に映る花かき分けて蜆船       洋々志

      囀りや古墳の杜の円舞曲        まさこ

      句敵と近江の春を惜しみけり      ゆき雄 

      この坂の向うに見たき水芭蕉      美枝子

      たたずみてスタート切れぬ春愁ひ    河笑流

      春雨にそっと包まれ山憩ふ       流以

      春光の弾くる朝や靴を履く       都史子

      流鏑馬の射手の背凛々し春の雨     ふじ乃

      春愁やサックスの音にほどけゆく    楠子

      鳥帰る生家跡には他人の住む      万未知

      春雨や部活帰りの初デート       佐都

      春雨や遠ざかり行く母の傘       みつひろ

   当日句  特選

      副池に雨の波紋や鳥帰る       河笑流

      つばくらめ行基の池に戻り来て    ふじ乃