マップ作り部会の3月活動報告

月日 : 3月28日(月)

場所 : 松尾寺周辺の里山

参加人数 : 13人

活動内容 :

 今年度二回目の部会、桜、畑の菜の花、野や木々に咲く様々な花々に力をもらいながら観察をした。 集合場所松尾寺境内には大きなキランソウが数株咲いていた。お寺から下る道、A地区にはスミレ2種(タチツボスミレ、シハイスミレ)、タネツケバナとミチタネツケバナの違いなど観察した。1ミリくらいの小さな白い花ムシクサも見つけた。計19種の花を観察。

 畑沿いの道で、触ると痛いほどの葉を持つ植物が蕾をつけた。オニノゲシだと判明。鮮やかな黄色のウマノアシガタ、小葉が5枚であることからわかるオヘビイチゴ、スミレ、ノジスミレ、濃いピンクのノアザミの蕾も見つけた。ヒサカキ(ビシャコ)のガスのような匂い、シキミの芳香も確認。ここでは31種の植物を観察した。

 丘に登って行くC 地区では楚々と咲く山桜に目を奪われ、ヤワゲフウロ、キウリグサ、ヒメウズ、オオイヌノフグリ、カスマグサなどの小さな花々に心癒された。コバノミツバツツジやモチツツジも開花し始めていた。濃い紫の花が咲くミツバアケビ、白に近い薄紫の花が咲くアケビも発見した。またノシラン、サルトリイバラの実も見つけた。C地区では計16種の花と実が見られた。

 コロナで活動出来ない月も多く、2年続けて松尾寺周辺の植物を観察した。今年度は雨で二回中止になり、2年で5回しか行けなかったが、季節毎に変化する植物の観察を楽しむことが出来た。(文・写真ともF.K)  

アケビ

ノアザミ

ミツバアケビ

ヤワゲフウロ・オオイヌノフグリ

オニノゲシ

キランソウ