実施日 : 2023年4月17日 (月)
観察場所 : 大和葛城山
参加人数 : 27 名
テーマ : 「春の女神」ギフチョウと「春の妖精」カタクリの花に会いに行こう
徒歩での参加者を含めて、ロープウェイ山上駅に25名が集合(途中で2名合流し計27名)、気温は7℃とかなり肌寒く天候は曇りの中、ブナの大木に囲まれた広場で昼食を済ませ出発。まず、道の両側に咲くタチツボスミレ、シハイスミレが目を楽しませてくれた。
自然研究路の入口でミヤコアオイの葉にギフチョウの卵があるのを発見。先に進んでいた人達も引き返してきて、しっかりと観察、カメラに収めるための大混雑でなかなか進まない。その後の研究路ではコバノミツバツツジ、ヤマザクラ、モミジイチゴなどの花を愛でながら進む。足元にはニシキゴロモ、ショウジョウバカマ、ミヤマシキミ、ユキザサ、ミヤコアオイなどの花を観察。カタクリはあちらこちらで群落が見られたが、どれも花はすぼんだ状態で開いているのはごくわずかであった。
ダイヤモンドトレイルに合流後はクロモジの花や木の香りを感じ、山菜として人気のあるコシアブラの新芽やミツバの味見をする人も。残念ながら最後までギフチョウには会えないままキャンプ場の広場で解散。その後有志でキャンプ場近くのショウジョウバカマの見事な群生地を見学して帰途に就いた。 (K. I ) 写真 (K. T) (K. I )