16期生4月19日の講座報告

年月日:2023年4月19日(水)雨

講座名:自然の見方と観察

講師:田中 広樹 先生(大阪自然環境保全協会 代表理事・副会長)

場所:堺市立栂文化会館 西原公園

 16期生の第1回目の講座。観察するということはしゃがみ込んで細部を見ること、俯瞰的に見ることから視野が広がり生物多様性、地球の歴史、生物の進化にまで繋がる。身近なフィールドでじっくり観察する事で自分のデータベースをつくることができる。また、観察して気付いたことを人に話すことが何より大切という事を学んだ。  野外観察においてイチョウの雌雄の木を観察し地面に落ちた雄花を拾い上げじっくり観察。雌株では葉の付け根に付いた小さな実を見つけた。実は半年かけてゆっくり成長し秋にはあの銀杏の実となる。春にはその準備が始まっている。

 午後は落ち葉を踏みしめ自然の森に入った。目を閉じて五感を研ぎ澄ますと匂い、風、鳥の鳴き声など感じることができると説明を受けた。  最後に雨の日ならではのプログラム。視点を色において落ち葉、実、花、葉っぱを集め白いお皿に盛り付け作品名をつけて写真を撮った。瑞々しい植物を使って各々の感性で制作した作品は見応えがありお互いに写真を撮り合ったりして雰囲気が盛り上がった。インスタ映えする写真撮れたかな。  (E・H)

雌雄異株のイチョウを観察

講座風景

思い思いに色集め

森の中感覚を研ぎ澄まし集中しよう

映える花のプレート