年月日:2022年 5月 18日 (水) 晴
講座名: 浜辺の植物観察
講師 : 大阪自然環境保全協会理事 木村 進 先生
場所 : せんなん里海公園
爽やかな好天で干潮の時間にも恵まれ、格好の浜辺の観察日和であった。せんなん里海公園は人工的に整備された公園であるが、泥質・砂質・礫質海岸、崖地があり、大阪府では浜辺の植物観察に適しているそうである。日射、強風、乾燥、塩分・潮の満干による環境の影響等を受け独自の形態・生態をしていることに注目して観察するが大事である。
崖地では、ウバメカシ、ヒメユズリハ、トベラなどの木が断崖に張り付くように成長していて、下にはオニヤブソテツなどのシダが見られた。 砂質・礫質海岸ではハマヒルガオ、ハマボウフウ、ハマゴウ、ハマボッスなどの花が健気に咲いているのが見られた。 オカヒジキ、ハマダイコン、ツルナは食べられるそうで、皆で試食してみた。 河口ではヒトモトススキが見られ、何と生駒でも見られるとのことだった。 クサイチゴの群生地があり、美味しく頂戴して目で舌で学習した一日だった。(U.T)