いのちの営み探検部会の2月部会活動報告

月 日 : 2023年2月21日火曜日 晴れ

課 題 : 「ヤドリギの観察・早春の野草観察」

場 所 : 花の文化園

参加者 16名

 まず早春の花 福寿草を見て、今日の課題「ヤドリギ」へ花の文化園では観察できるようサクラの木に雄株・雌株の種を植えた(レンジャクに代わって10年前に学芸員さんが木の幹に種をくっ付けた)ものが発芽・成長したものです。目の高さにある花は少し時期が早くまだ蕾が膨らむ程度でしたが雄株の花を確認できました(雄株の花径は開花で6mm程度)。雌株の花はまだ閉じているように見えました(開いても花径2mm程度)。ヤドリギ(宿木)は名のごとく落葉樹に寄生して育ちますが自身でも光合成をして成長します。メンバーの中に昔はガムの代わりに実を食べた方もいました。

 その後、バイカオウレン、ユキワリイチゲ、セツブンソウなど観察。 大温室では貴重な「ダーウィンのラン」と言われるアングレカム・セスキペダレが見られました。 30cmにもなる長い「距」(花弁や萼が変化したもので内部に蜜線がある)をもつこのランは「ダーウィンのラン」とも呼ばれます。ダーウィンはこの長い距の中にある蜜を吸うことができる長い口吻をもった蛾がいるのではないかと予測しました。その蛾が発見されたのは、彼の死後20年ほど経った頃です。「キサントパンスズメガ」 ランはこの蛾の頭に花粉を確実につけるため距をどんどん長くしていき、蛾はこのランの蜜を吸うために口吻をどんどん長くしていった、そんな共進化の顕著な例として有名なランです。(花の文化園コメントより)(Y.T)

桜の木に生えるヤドリギ

ダーウィンのラン(アングレカム・セスキペダレ)

バイカオウレン

開きかけたヤドリギ雄花

 

15期生2月22日の講座報告

年月日 : 2023年2月22日(水)曇りのち晴れ

講座名 : 世界の植物

講 師 : 施設担当者

場 所 : 咲くやこの花館・鶴見緑地

今日は国内最大級の大温室である咲くやこの花館で熱帯から乾燥地帯、高山・極地圏まで地球上の様々な約5,500種の植物の観察である。午前の班、午後の班とに分かれて開催中のイベントガイドと園内の植物ガイドを組合せたガイドツアーに参加。イベントガイドでは私達が日頃、食べて飲んでいる熱帯の植物のカカオ、コーヒー、バナナについて特徴や栽培方法などの説明を聞いて生産者の皆さんのご苦労にちょっぴり感謝。園内の植物ガイドでは着生ラン、地生ランの違い、強烈な臭さで人気の「ラフレシア」、花は小さく可愛いが内部にたっぷり貯水して重さが80㎏にもなるサボテン、受粉のため臭いにおいでハエを呼ぶ「クロユリ」、オオコウモリによって受粉する「ヒスイカズラ」などの植物を観賞、観察した。

植物ガイドをしてくれたのは数種類なので、後は各自が思い思いに園内を回ったり、館外に出て鶴見緑地の散策を楽しんだ。鶴見緑地や咲くやこの花館に来るのは初めての人、何十年(?)前の若かりし頃、花博に来て以来の人も多く、鶴見緑地は広くて講座の時間内に回り切れていないのでまた来て楽しまれては如何ですか。(T・O)

中央の薄黄色の苞がバナナの実になります

やっぱりランは華やかですね

受粉のためにハエを臭いにおいで呼ぶクロユリ

餌に群がる鳥たち

 

山歩き部会の2月活動報告

実施日 : 2月22日(水)

行き先 : 滝畑ダムバス停からダイトレコースで槇尾山・施福寺(標高485m)へ

コース : 滝畑ダムバス停10時集合 ~ ダイトレ  ~ ボテ峠

~施福寺 昼食後写真撮影  ~ 裏槙尾道 ~ 滝畑ダムサイトバス停 

参 加 : 29名

ダイトレ(ダイヤモンドトレイル)の終点へ行く。滝畑ダムバス停からボテ峠まで登り、次に80mほど下る。再び登り返し、槇尾山・施福寺に着く。同寺は、西国33か所4番札所である。また、屯鶴峯から始まるダイトレの終点でもある。天候に恵まれ、暖かく、紅梅がきれいに咲いていた。寺の境内で昼食をとり、写真撮影を行い、帰路に向かう。帰路は、裏槙尾道と呼ばれ、表参詣道とは全く異なるかなり荒れた山道である。林道に合流し、塩降隧道を抜け、滝畑ダムサイトに到着する。ダム湖を見物したのち、バスで河内長野に戻った。

槇尾山 1班A

槇尾山 2班A

2月度橋

2月度途中A

石ころ部会の2月活動報告

月 日:R5年2月17日

場 所:大阪市立自然史博物館

参加者:18人

活動内容:

 コロナ禍も収束しつつある春先の陽光の下、長居公園を歩いて大阪市立自然史博物館で開催中の特別展「大阪アンダーグラウンド:掘って分かった大地の秘密」に向かう。 特別展の会場に入ると先ずは大阪平野の地層調査に使われたボーリングマシンが出迎える。 その後の展示内容は:地球の内部やプレートの模型、地殻を作る岩石、大阪周辺の山々の岩石、大阪平野で得たボーリングコア、地質断面図、剥ぎ取り標本、地下に生息する動物植物の生態標本、博物館の鉱物コレクションなどの数々。 調査・研究にあたった関係者の苦労が偲ばれる。ひと回りして「昔、大阪は海であった」ことを実感する。

 午後は希望者参加で、難波で開催中の「なんば石ころマーケット」の展示・販売会に向かう。会場は天然石やパワーストーンを求める女性客で熱気むんむん。小生はアメジスト(紫水晶)のクラスター原石(500円)を前に焦心苦慮。この石の石言葉は「誠実」、「心の平和」。酒の悪酔いにも効き目があるという。買った!! 石に願いをこめて。

特別展で学んだこと:

  • 大阪平野は北摂(砂岩、泥岩、チャート)、金剛・生駒(花崗岩、斑レイ岩)、和泉(砂岩、泥岩)の山地・山脈(大凡1~2億年前にできた種々の岩石)に囲われている。
  • 大阪平野は300万~30万年前にかけて砂、泥、礫などが堆積した若い地層(大阪層群)であり、岩石にはなっていない。
  •  陸にたまった地層と海にたまった地層が交互に幾重も重なっているが、これは気候変動に伴う海水面の上昇・下降により海になり陸になる変遷を繰り返したためである。
  •  大阪層群では20枚の海の地層と約50枚の火山灰の地層が確認されている。
  •  海の生き物(クジラ、貝類など)と陸の生き物(ナウマンゾウなど)の化石の出土からも各地層の当時の状況と年代が分かる。気候変動は温暖な場所を好む植物(タイワンスギなど)と寒冷な場所を好む植物(モミなど)の化石の出土からも分かる。(I.S.)

    大阪アンダーグラウンド

    なんば石ころマーケット

吟行部会の2月活動報告

126回2月度部会報告

日 時 : 令和5年2月18日(土)10時30分~16時

場 所 : 堺市総合防災センター

句会場 : 堺市美原文化会館 研修室

参加者 : 12名

堺市総合防災センターは災害への防災の知識と技術が学べる、昨春オープンした施設です。交通アクセスは悪いのですが大阪狭山市のコミュニティバスが2月から運行してグッドタイミングでした。 吟行句会で詠む句についてや、季語の持つ言葉のちからや相応しい選び方などを学びました。(M.N)

当日参加者の代表句

春の海朝霧眩しカメラマン        尚文

春浅しライオンは日向を歩き       たけみつ

風花や鷺超然と池の端          洋々志

土分けて芍薬の芽の真紅かな       まさこ

さみどりに香りぎゆぎゆつと蕗の薹    ゆき雄

廃村はあの日のままやふきのとう     美枝子

大楠の小さき祠に春の色         流以

主無き庭の片隅蕗の薹          河笑流

針供養裁縫台の母の背          都史子

春浅し迷いくぢらの引かれゆく      ふじ乃

人恋ふはなほせぬ心春の風邪       楠子

鼻腔へと広がる苦み蕗の薹        万未知

当日句                     

特選  春泥のトルコ思いつ学ぶ地震(なゐ) ゆき雄

入選  蘇る惨事の映像寒き春      河笑流

堺市総合防災センター全景

15期生2月15日の講座報告

年月日 : 2023年 2月 15日 (水)  晴れ

講座名 : 科学館見学

講   師 : 施設担当者

場   所 : 大阪市立科学館

今日は大阪中之島にある大阪市立科学館の見学だ。此処は宇宙とエネルギーをテーマにした博物館だそうだ。 午前は展示場見学から始まった。 4階から順を追って下りながら見て行くのだが、エレベーターを降りた瞬間目に入る展示物や実験装置の多さに驚いた。所々にガイドさんがいて説明を聞く事も出来て実験も試せる。面白い! 小学生の団体も来ていて実験装置の周りは賑やかだ。時間があっと言う間に過ぎてしまった。

午後はプラネタリウムで「オーロラ」の鑑賞。灯りが消え頭上は満天の冬の星空。冬の大三角やダイヤモンドを眺めていると、近くで「グー グー」あれ~!?  でも、オーロラの映像はとてもダイナミックで綺麗だった。最後はサイエンスショー見学。テーマは「酸・アルカリのカラフル実験」。紫芋で色付けした水にレモンやソース、重曹など色々な素材を加えて色の変化を見る。見学者の中に元気な子供さん達がいて、実験されている先生とのやりとりが面白くて何度も笑いが起こった。 実験装置で試したり、オーロラにうっとりしたり、愉快なショーで笑ったり、今日も楽しい一日だった。                                    (S .Y) 

火星のハート、こんなに沢山あるの?
ロマンチックだね!

磁石の反発で動かそう!「あれ?向きが反対?動かないよ~」

鏡マジック!私浮いているでしょう!

出来上がった色水見て下さい。ここからが酸とアルカリのお勉強です。

野鳥部会の2月活動報告

活動日  : 2023年2月15日(木)  天候 曇り時々雪  

探鳥地  : 錦織公園

参加者数 : 29名

 観察種数 : 34 種  

 朝の冷え込みが厳しく、時々雪が舞う寒い天候の中で観察をスタート。まず集合前に見たルリビタキを探して公園の南入り口付近で探索。ルリビタキの姿はなかったが、歩道を歩くハクセキレイ。木立の中を飛び交うメジロ、エナガ、コゲラを観察しようとするがアラカシ等の枝葉でなかなか難しい。その後の赤穂池では、堤防の近くにヒドリガモ、その向こうにオカヨシガモ、マガモに交じってヨシガモ、そしてホシハジロ、キンクロハジロを観察、その上空をカワウが飛翔。

 移動中、水面に浮かぶカルガモ、マガモが計5羽ほどと、倒木にひっそり佇むアオサギが見える。梅の里で三分咲きの梅の花と見頃の水仙を鑑賞中、明るい青色のルリビタキが現れ、梅の枝や柵のロープに行き来するのを、じっくり観察、写真撮影もできて一同大満足。坂道を少し上がったエノキの幹にコゲラ、東屋の石垣にシロハラ、そこにまた別個体と思われるルリビタキが登場し、その愛らしい姿に再度盛り上がる。

 その後、奥之池への途中の松林でヤマガラ主体の混群を観察。奥之池ではオオバン、その向こうにカイツブリ、遠くにオシドリ、コガモ、などを観察。河内の里での昼食後、さらなる出会いを期待したものの、午前中ほどの個体は見られず。あちらこちらで小規模のメジロ・エナガ等の混群やシロハラが見られた他には、水車小屋の近くでやっとジョウビタキ、蓮池池畔と茶畑で数羽のアオジ、山の家近くでキセキレイ、つつじの丘でのモズくらい。 今冬、各地で例年に比べ冬鳥の個体数が少ない印象。錦織公園も同様で、午前中は満足できたものの、午後は少し寂しい観察会になりました。 (K.I) (写真K.T)

モズ♂

シロハラ

ジョウビタキ♀

ヤマガラ

オシドリ

メジロ

ルリビタキ♂

梅にルリビタキ

15期生2月8日の講座報告

年月日:2023年 2月 8日(水) 曇り

講座名:植物が動く方法 

講師 :長谷川 匡弘先生(大阪市立自然史博物館 学芸員)  

場所 :大阪市立自然史博物館・長居植物園

入館後まず、2階の展示コーナーで植物の移動のメカニズムを概観してから研修室に移動した。種子とタネは日常同じ意味で使っているが「種子」とは植物の雄と雌が受精しめしべの胚珠から発達した胚を含むもののことで「タネ」とは「受精後胚が発達して形成される普遍的な散布体」だそうだ。生き残るために植物は色々な動く仕組みを持っている。「風に運ばれる」「水に運ばれる」「動物に運ばれるもの」「自力で飛ぶ」の4つの方法の説明を受けた。知っているようで断片的であったが、系統だてて説明を受け納得した。

午後からは、5名ずつ6班に分かれて植物園に出て「タネ」を採集した。「綿毛を作って風で移動するな」「ひっつきむしやから動物にくっついて行くよね」「赤い実・黒い実は鳥が食べるね」など班毎に相談・協力し合って取り組み、1時間はあっという間でした。その後研修室に戻って採集してきた植物を分類し、班ごとに発表・解説しあった。風で動くもの14種、動物で動くもの21種、自力で動くもの3種、水で動くもの3種で合計41種の植物を採集し動く方法を確認できた。動く方法が解明されていない植物はまだまだ沢山有るそうで、動く方法の解明に誰か挑戦してみませんか。            (U.T)

班ごとに移動方法を発表(名解説!)

何でしょう?何処で採ってきました?

採集してきた植物を相談しながら分類中です。

  腕組みして「うん、なるほど」と「ほんまかいな?」

写真部会の2月活動報告

実施日 : 令和5年2月8日(水)

場 所 :  狭山コニュニティーセンター

参加人数 : 7名

恒例の屋内勉強会。各人5枚の作品を持参し、会員相互の互選で上位高得点の作品を添付する。 出展35枚をすべてを意見交換し2時間の勉強は有意義であった。(H.O , Y.M)


里山保全部会の2月活動報告

1    月 日 :  2月3日 (金)

2  場 所 :  富田林市彼方 (奥の谷)

3  参加人数 :  10名

4    活動内容

  先週の猛烈な寒波は過ぎましたが2月例会は寒さ厳しい中、熱意ある10名の参加者でスタートしました。 畑組は前回作製した霜よけ支柱に植えたエンドウの世話。寒さに負けず元気に10cm程の大きさに生育していました。 先月に引き続き食べごろに育った水菜を収穫し、参加者のお土産になりました。

 山組は先月に引き続きこの数ヶ月続く山中に生える笹切と切った笹をチッパーにかけ粉砕し堆肥作り。シニアカレッジの我々メンバーにとってはかなりのハード作業。みんな黙々と作業に取り組みました。 作業終了後は街中ではできない焚火を囲み、労をねぎらいました。 お褒めの言葉は他から集まらないので、自ら大いに褒めておきましょう。(O.N)

さあー、今日も寒さに負けず山仕事を始めるぞー !

山の傾斜に負けずしっかり足を踏ん張り笹狩りに立ち向かう

山から刈り取った笹はチッパーで粉にして、肥料として使います

先月苦労して作った霜除け支柱の根本にエンドウが芽を伸ばし始めました

先月に引き続きみずなを収穫。参加者に分けてお土産に持ち帰ります

やれやれ今日の仕事も終了。町中ではできない焚き火の暖は最高のご馳走

15期生の2月1日講座報告

年月日 : 2023年2月1日(水)曇り

講座名 : こんな小さな世界

講 師 : 菅井 啓之先生(元京都光華女子大学教授)

場 所 : SAYAKAホール(大阪狭山市)

今日はルーペが必需品となる微小貝の講座である。微小貝とは字の通り大人の貝(成貝)になっても大きさが5mm以下の貝の仲間です。沖永良部島の砂は珊瑚砂や有孔虫砂で好物砂はほぼ無い砂である。その砂からルーペを使って星砂(有孔虫の殻)探しにトライした。すぐ見つけた人、なかなか見つけられない人それぞれが楽しめた。次はシャーレに入った砂から微小貝を見つけてピンセットで挟み市松模様のシートに並べる。これは結構大変な作業にもかかわらず皆熱心に作業に没頭しましたね。

後半はこの微小貝の楽しみ方や微小貝を通して自然の見方を一歩深めることが重要である事を先生が考案した「微小貝曼荼羅」を使って自然界は多種多様な生命によって成り立っており、世界は小さなものに支えられている事の解説にプラス微小貝の採集の方法や苦労話などもあり笑い声も混じる座学でした。日本では8,000種以上の貝が記録されていて貝類の豊富な国である事と多種多様な微小貝の美と不思議さを実感した。(T・O)

沖永良部島の砂、この中に星砂が有るよ

ウニの殻 大きい穴が口小さい穴が肛門だって

いろんな形の微小貝たち

10円玉に並んだ微小貝その数86個も有るよ

植物部会の2月活動報告

月 日 : 2023年2月1日(水) 晴れのち曇り

場 所 : 京都府立植物園

参加者 : 17名

 今回は早春の植物を求めて、所々に雪が残る京都府立植物園へ行きました。集合時間の10:30には17名が集まり、依頼していたガイドさん(ガイド料は無料)の案内で観察を始めました。羽根つきの種が少し残っているシナノキ、花芽を沢山つけた常緑のマグノリア、陀羅尼助(薬)の元になるキハダ、実から油(食べられない)がとれるシナアブラギリ、怪しい名前のバクチノキ、1941年に中国で発見されたと言われるメタセコイア、巨大なヒマラヤスギ、ローバイの実生の芽(双葉)などを観察しました。菅原道真の太宰府天満宮の原木から繁殖したという飛梅をみてから、早春植物のコーナーに向かいました。

 数輪の花が咲いたセツブンソウ(節分草)、バイカオウレン、コセリバオウレンの前では、綺麗ね~、可愛いね~の声が上がりました。続いて、春らしさを求めて、オオカメノキの冬芽、ミズバショウの芽、一輪咲いたウグイスカグラなどを観察。モミジのコーナーではイロハモミジ、オオモミジの芽の形の違いを観察しました。最後にロニケラ レモンビューティーの花の爽やかな匂いを鑑賞して午前の部を終えました。

 午後は、毎水曜日に行われている「水曜ガイド」に参加しました。私たちと常連さんなどで約30名がガイドさんの後をゾロゾロとついて行きました。タイサンボクの花芽、菰をかぶったソテツ、黄色い花を付けたヒイラギナンテンの一種などを観察。チューリップの球根を3万球植えている、クスノキの並木は200mあり、開園当初からあるので100年経っているなどの説明がありました。つばきのコーナーでは、多くの種のツバキは、ヤブツバキ・ユキツバキという野生種から派生したモノとの説明がありました。日本中の野生の植物を集めたという「植物生態園」の説明がありました。コウヤマキ、クロモジ、コクサギなどの樹木、午前中に見たセツブンソウもこのコーナーにあり日本固有種とのこと.。続いて、長ひょろい雄花が咲いているツノハシバミ、マンサク、葉のまわりが白くなったクマザサ、アリドオシ(一両)の赤い実、ダンコウバイ、冬に葉があり夏に落葉するオニシバリ、ミツマタの花などを観察した。 最後にオニグルミの猿の顔をした葉痕を観察して、水曜ガイドを終えました。 花の少ない時期ですが、二人のガイドさんのお陰で、楽しい観察会が出来ました。(M.A ,写真M.K)

ボランティアガイドさんの説明に聞き入る

未だ残っているシナアブラギリの実

咲き始めたセツブンソウ

可憐なセリバオウレンの花

芳香を放つロニケラ レモンビューティの花

ベルベリス ’チャリティ’・・・・ヒイラギナンテンの交配種