14期生1月8日講座報告

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月 日:2020年1月8日(水)雨のち曇り

講座名:春の里山観察とお粥作り

講 師:田淵 武夫先生(富田林の自然を守る会代表)

場 所:滝谷・奥の谷

早朝の激しい雨でどうなるかと心配でしたが、奥の谷に着く頃には雨も上がり一安心。「七草粥」は奈良時代に日本に伝わり平安時代に現代の原型になったといわれています。今回は邪気を払い一年の健康を願って食べる「小豆粥」作り。春の七草の説明を受け周辺へ摘み取りに行き「せり」「なずな」「はこべら」「ほとけのざ」を採集し小豆粥にプラスし贅沢なお粥が出来上がり。男性陣が竹を間伐し「竹のご飯」用に切り落とし竹飯ごうが見事に完成。転がらないよう注意しながら、かまどの上に置き炊き上がるのを心待ちに。焼き芋も出来上がり待望のランチタイム。持ち寄った総菜、漬物など盛り沢山並び賑やかにバイキング。初めて見る人も多かった「竹のご飯」も美味しく炊き上がり、楽しく会話も弾みながらあっという間に完食。

午後からは、里山周辺を散策。里山林の生物多様性を低下させている要因として①植物の遷移による照葉樹林化②人工林の間伐の管理不十分③竹林管理の放棄などである。里山を維持するには人による保全管理が必要であり、生き物の生息環境の保全と回復への行動促進も重要であるとのこと。最後に「富田林の自然を守る会」の30年間にわたる活動内容を話していただいた。屋外での講座でしたが、皆さんのチームワークの良さで無事終了ありがとうございました。(S.N)

竹のご飯 10分ほど蒸らしてから食べてね

ランチバイキング お粥も美味しく出来上がり

春の七草探し「あった!これも七草ですか?」