月 日 : 9月15日(木)
探鳥地 : 大阪南港野鳥園 (大阪市)
参加人員 : 15名
観察種数 : 26種
ここ南港野鳥園はこの季節、渡り鳥の中継地としてシギ・チドリの旅鳥や夏の小鳥達が多く立ち寄ることで知られる。 今日は9月半ばというのに気温は35度を予報する暑さだ。挨拶もそこそこに展望塔館内へ入る。 運が悪いことに潮位は満潮に近く、干潟で採食するために集まるシギ・チドリの姿が見えない。それでもその時を待つかのように岸辺にソリハシシギが一羽、遠くにエリマキシギの幼鳥一羽をようやく確認。驚いたことに淡水の南池では早くも冬鳥到来、ヒドリガモ一羽とオナガカモ一羽が仲良く泳ぐのを見る。ミサゴは何時もの近くの杭の上で動かず、園内はダイサギ・コサギ・アオサギやカワウ・カルガモはあちこちに多数。トビが上空をカワセミが近くの岸辺を飛ぶのを観察して午前の部を終了。 館内はエアコンもなくとにかく汗が噴き出るほど暑い、昼食はここよりましと外へ出て公園内の「はばたきの丘」で。 午後からは北観察所に回るがやはり成果無し。その途中の緑地道でもこの暑さの所為か小鳥は姿を見せない。結果は朝一番の展望台への道中に見たシジュウカラとヤマガラ、スズメ、ヒヨドリくらいか・・・・・。
早めの「鳥合わせ」の後、希望者は再び展望塔へ、ツバメ、ソリハシシギ4羽、イソシギ2羽と珍しい淡水カモの仲間で旅鳥のシマアジ3羽を追加確認する。 暑さと潮位の関係で思いのほか種数が少なく心残りであったが、今日は諦め次回に期待しましょう。(M.K 写真K.T)