野鳥部会の5月活動報告

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活動日 : 5月17日(水)

観察場所 : 大阪城公園

参加者数 : 31名

観察種数 : 18種 

 集合場所となった森ノ宮駅前の公園入口では、半袖、短パンの外国人だらけだ。今日の気温は30度近くになるだろうとの予報で、今回から新しく加わった15期生を含め31名、半袖は無理としてもそれなりの暑さ対策をお願いして出発。ここ大阪城公園は渡り鳥の通過地となっており、春秋のシーズンには多くの渡り鳥が羽を休める。先ずはムシクイ類やビタキの仲間などの夏鳥が多く集まっているという情報のあった「市民の森」へ、しばらく進むが森はスズメの鳴き声ばかりだ、雛に餌を与える親スズメやファミリーで移動するスズメ達を見るのはこの時期だけのことでもあり、微笑ましい光景だが・・・他には???。すると突然にホトトギスの一声、しかし姿は全く見えない。そしてエゾムシクイの囀りも遠くで・・・・・、森の端でようやくシジュウカラの姿と囀りを聴く。 ここで予定コースを変え、成果を求めて「飛騨の森」への直行を採る。道中はスズメとムクドリ多数、東外堀にはカワウ一羽、北外堀にはカワウとカルガモ一羽のみ。

 飛騨の森では多くのカメラマンやバーダーが集まっている。聞けばサンコウチョウとマミジロがいるとのこと。これは期待できると昼食もそこそこに午後の観察が始まった。サンコウチョウは雌でしたが、しっかり姿を見せてくれて、しばらく一同その鳥を追いかけることに・・・鳴き声を聞いた方もいたようです。マミジロは一部の人だけでしたがばっちり姿を捉えました。写真に撮れなかったことが残念ですが。

 その後、天守閣東側、豊国神社裏、桜広場といつもは多くの夏鳥や小鳥に出会える場所も、暑さのせいか、今年は渡りが早かったのかツバメ以外に姿を見せず、道中はカラス、スズメ、ムクドリ、カワラバト、ヒヨドリばかり・・・最後にコゲラとホオジロの鳴き声を加えても18種とちょっと寂しい探鳥会となりました。(M.K 写真K.T)

サンコウチョウ

サンコウチョウ②

アオサギ

カルガモ

カワウ

スズメの親子