野鳥部会の11月活動報告

このエントリーをはてなブックマークに追加

活動日  : 11月15日(水)  

探鳥地  : 鶴見緑地公園

参加者 : 24名

 観察種数: 28 種 

 集合時、鶴見緑地駅前の街路樹の梢でモズが迎えてくれ、スタート直後に駅舎の周りを行きかう2羽のハクセキレイ、道路脇の植込みに出入りするスズメ、上空を群れで飛ぶムクドリなどを観ながら公園内へ。公園に入ったところでメタセコイアの樹上に1羽のツグミが。今季初見の人も多くじっくりと観察した。その後風車の丘までの道中はヒヨドリとカラスの声ばかりで、小鳥が中々見当たらない。

 山のエリアでは木の葉にアサギマダラが翅を休めているのを発見。小鳥が少ない中、ひと時を蝶に癒された。近くでウグイスの地鳴きの声、高い枝で見え隠れする数羽のシジュウカラがいるが、はっきり姿を見ることはなかなか難しい。森を抜けると上空を飛翔するオオタカを全員がしっかりと観察。四季の池ではマガモ・カルガモ・アオサギ・コサギ等とともに池畔の松の横枝にとまってこちらを向いて動かないカワセミをじっくりと観察した。欲を言えば鮮やかなコバルトブルーの背中も見せてほしかったが…。

 昼食後は大池の周りをめぐって水辺の野鳥を観察することに。マガモとコガモの大きさの比較やオスメスの違い等を観察。花さじき前では鳥たちは餌付けされているようで、近づいても全く逃げることもなくヒドリガモ・オナガガモ・キンクロハジロ・ホシハジロに混じって1羽のアメリカヒドリやコサギ等々が集まっている。また、一部のヒドリガモやオナガガモは岸に上がって昼寝?をしているが時々目を開けてこちらを窺っている様子もみられた。今回も小鳥たちが少なく少し寂しい思いもあったが、水辺のカモたちを間近でじっくりと観察できたのは良かった。 (K.I  写真K.T)

ハクセキレイ 若鳥

上空を飛ぶオオタカ

全く動かないカワセミ

マガモとコガモのご挨拶

カモたちの日向ぼっこ

ヒドリガモとアメリカヒドリ

直ぐ潜るカンムリカイツブリ

(参考)下見で会えたメジロガモ