吟行部会11月活動報告

第94回吟行部会活動報告

1.日 時: 令和元年11月20日

2.場  所:  小谷城郷土館・桜井神社・感應寺 上神谷散策

3.参加者: 13名

4.活動内容

  秋晴れの散策には絶好の一日。知っている様で意外と知らない 私達が居住している素晴らしい所を 仲間と巡りました。まず、旧住宅街にひっそりとある「小谷城郷土館」を訪ねた、施設員からの説明もそこそこに急ぎ次の桜井神社へ、今秋 建立された大鳥居を見上げ、堺市唯一の国宝・割拝殿に参拝参道から上神谷の里山を(人も車も余り通らない)ひつじ田を見ながら感應寺へ、解放されて歩くのも気持の良いもの、空腹も限界になったところで食事処に到着。ゆっくりと昼食の後 6人室に13人 ワイワイと賑やかに句会を楽しみました。

5.  選句

   団栗や蹴る子投げる子集める子        眠 童

   保津川峡落葉と共に舟下り           智 勳

   湯冷めして妻の上がりを待つ身かな      尚 文

   オリオンの一夜の渡りロマンあり         粋 泉

   日溜まりや祖母の思いで吊し柿        松 薗

   思い切り落葉押し込む袋三つ         ゆう一

   姑の背の落葉踏みなる百度石         たけみつ

    段ボール白菜の尻並びたる          洋々志

   りんご焼く真紅の艶の香ばしき         まさこ

   オリオン座見上げて探す亡夫の星      あきこ

   包丁の研ぎ澄ましたる夜のオリオン     みえこ

   さくら猫側溝おくの落葉床           流 以

   レーザー光線触れているよな鼓星      可笑流

6.当日句

  特選 :  小春日や落城の郷静かなる     洋々志

  佳作 :   大鳥居駕する夢もて七五三      流  以