15期生の3月15日講座報告

年月日 : 2023年3月15日(水) 快晴

講座名 : 野鳥観察③

講 師 : 上村 賢先生 ・ 田中 宏先生 (日本野鳥の会大阪支部)

場 所 : 甲子園浜・西宮市立甲子園浜自然環境センター(西宮市)

今日は甲子園浜での野鳥観察です。浜での観察前に自然環境センターで今日観察が予想される野鳥の予習レクチャを受けた後、先ずは同センターの3階にある野外観察室から観察スタート。目の前の岩礁やコンクリートブロックの上で休んだり、泳ぎながら採餌や羽繕いしているヒドリガモ、オナガガモ、コガモ、オカヨシガモ、オオバンなどのカモ類やカワウ、コサギ、アオサギ達がいるいる!自然環境センターの方から今日は観察することが少ないウミアイサとホオジロガモが確認されているとの情報を聞いて期待をして海岸へ。赤い細長い嘴とボサボサ頭のオス・メス2組のウミアイサは見つけたが頭がおむすびの形でオスの頬には白い斑点が有るホオジロガモは残念ながら確認出来なかった。白く黒い横線の体下面を見せて上空を旋回する魚好きのミサゴもじっくり観察し、浜で尾羽を振りながら活発に歩き回るので双眼鏡で追いかけるのが大変だったイソシギも観察。嘴が長い種が多いのがシギ類で嘴を巧みに使って食べ物を探す。嘴が短い種が多いのがチドリ類で採食行動中に急に方向転換をするのは目で食べ物を探しているためです。この動きがお酒に酔って、よろめきながら歩くのに似ており千鳥足と言われるのですが皆さん千鳥足の経験は有りますか?快晴の下、34種類の野鳥観察が出来たました。皆さん千鳥足にならずに帰りましょう。(T・O)

今日一番の人気者ボサボサ頭のウミアイサ

お目当ての鳥は何処に

ヘッドホンのような黒班が有る都鳥と呼ばれたユリカモメ

ミサゴの特徴の白と黒の横線がよく分かります