野鳥部会の3月活動報告

活動日 : 3月15日(水) 天候 晴れ

探鳥地 : 石川(河内長野市)

参加者数 : 34名

観察種数 : 29種

 麗らかなる春の日差しに誘われてか、コロナ禍から少しは開放されてか河内長野駅東口には思いのほか多数の人が集まった。中には3年振りの顔も。 スタートの黄金橋では周りの樹木にシジュウカラが囀り、橋下にはハクセキレイが飛びまわる。 川下の諸越橋の下にはカワガラスを狙ってか多くのカメラマンが、前回は出会えなかっただけに是は期待ができると近づくと・・・カワガラスは水流の中を元気よく飛び回っていて、暫くはカワガラスのショータイムとなった。 川沿いの住宅が立ち並ぶ一般道を下ると、庭先には春の花が咲き乱れ、メジロやエナガ、カワラヒワの姿とウグイスの囀りが聴こえる。途中、石川を見下ろす探鳥スポットでは、カワセミそして対岸にイソヒヨドリを見る。 住宅地を抜けた畑ではモズがあちらこちらに現われ、キジの鳴き声と真上にはトビの姿も・・・。

 河川敷きでの昼食後は、水鳥や小鳥の出会いも少なく、ようやく河川内にセグロセキレイ、キセキレイ、ツグミ、アオジを追加する。 対岸のアオサギのコロニーでは巣作りが始まっているのか、小枝を運ぶサギの飛び姿だけが目立つ。 終盤になってオオタカ、ハイタカを青空高くに見られたのはラッキー。

 今回はケリやシギチドリ、カモ類に出会えず、また全体に鳥の数が少なかったことが気になりましたが、天候に恵まれたこと、青空をツバメが飛び、菜の花や梅、椿、辛夷、木蓮の花咲く春を満喫できたことに満足、満足。(M.K 写真K.T)

カワラヒワ

イソヒヨドリ オス

モズのオスとメス

アオサギの巣

セグロセキレイ

ツグミ