先日、大峰の五番関から大天井岳に登ってきました。五番関は、2億年前の地層でメタドレライトと呼ばれる角閃石、輝石、チタン鉄鉱などを含む岩石が産出します。残念ながらメタドレライト地層に近づくことはできませんでしたが、石英の結晶がびっしり詰まった石(写真1,2)を採取しました。次に、金色に輝く黄鉄鉱の採取の話です。桜井の談山神社の近所に針道集落があり、背後の山並みに大峠があります。この大峠の手前に絹雲母を採掘した跡があり、そこでは黄鉄鉱は捨てていたので、今でも金色に輝く黄鉄鉱の結晶が採取できます。大きさ2~5ミリ程度の4角、5角、6角体などの結晶です(写真)。車なら、針道集落から大峠に向かう県道の大峠トンネルの入口から、横を走っている林道に入り(徒歩)30分ほど大峠に向かっで登ったところ(大峠の手前)に採鉱跡があります。子供でも関単に採取することが出来ます。興味のある方は、私宛お問い合わせ下さい。詳細な道順をお伝えします。次に、本日、二上山に登ってきましたが、帰路、どんずる坊の竹田川のガーネット(ざくろ石)採取に行きました。NETでは有名ですが、残念ながら、ガーネットは、採取することは出来ませんでした。同じように採取している二人に会いましたが、1ミリ程度のものしか採取できなかったとのことです。私は、全く採取出来ませんでした。鉱石採取は、外れが多いです。山崎義一