14期生12月11日講座報告

月 日:2019年12月11日(水)晴れのち曇り

講座名:ネイチャークラフト

講  師:三枝 茉莉 先生 (堺自然ふれあいの森)

場  所:堺自然ふれあいの森

 今日は草木染めに挑戦です。ハンカチに煮染めという方法で染めますが、「同じ木から同じようにしても同じ色になることはない、自然から出てくる何とも言えない色を味わってほしい」と先生からの説明に全員初めての経験なので皆さんワクワクです。初めに園内を散策して材料を取りに見晴広場へ。ふれあいの森は晩秋から冬の装いに代わる真っ最中。ヒサカキの実をツグミやヒヨドリが啄みイタチやテンのフン、カワラタケやヒイロタケ等のきのこもたくさんあり、見晴広場からはノスリの姿も見られ、まさに自然の宝庫です。さて、今日の草木染の材料は昨年の台風で倒れながらも芽を出しているヤマモモです。約500グラムの枝と葉をいただき、小さく切りネットに入れて鍋で煮ます。ハンカチは、ビー玉、割りばし、輪ゴムを使ってしぼりをつけます。縛ったところや挟んだところは白く残ります。皆さん思い思いにしぼりをつけ鍋の中に。自分の思ったような模様が出るか楽しみです。次は色素と染色濃度を上げるためミョウバン(アルミ)又は木酢酸鉄(鉄分)を溶かした液に浸す媒染という作業です。先生によるとアルミ媒染はそのままの色が出やすく、鉄媒染はやや黒っぽくなるとのことで、どちらにするか煮出した鍋の色を見ながら悩みました。媒染が終わると再度鍋に入れて煮ます。色合いを見て一回だけで終わる人、もう一回挑戦する人など皆さん一生懸命です。出来上がった作品を見て満足げな人や少し残念そうな人も自然の色を楽しむことができました。(T.K)

白いハンカチに輪ゴムなどでしぼりをつけます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木の枝や葉を煮出した液で30分混ぜながら煮ると染まってきます。

アルミと鉄で色はこんなに違います。みんなきれいに染まりました!

野鳥部会11月活動報告

2019年11月の活動記録

月 日 : 11月6日(水)

場 所 : 鉢ヶ峯(堺市)

参加者 : 20名

観察種数: 20種

 秋晴れの雲一つない青空だ!リーダーから朝の挨拶の中に「日曜3日の日本野鳥の会鉢ヶ峯観察会で下見を兼ね参加しましたが、その日は30種を数えました」とのことで、今日の出会いに皆、期待を膨らませながら法道寺(鉢ヶ峯)を出発。先ず寺の裏の池では、オシドリを3羽確認するが、我々に感づいてか直ぐに奥に隠れてしまい、一部の人しか観察できず残念。それからしばらくは地元の民家集落を通り抜ける。その路地や庭先からモズ、メジロ、シジュウカラ、ウグイス、ジョウビタキの声や姿を確認。広々とした畑に出ると、早速ケリが三羽、電線にはカワラヒワが数羽、畑の上をヒバリが数羽飛び交う。コスモス館近くの休憩スポットで、空を見上げ、野鳥を探しながらの昼食。天気が良過ぎても鳥の活動とは余り関係がないようで、スズメがやたらと多いが他の種の出現は思った以上に少ない。午後に期待する。
  午後の白樫池ではカイツブリの親子、その後の内河池ではマガモ一羽とオカヨシガモの番い、これでもう終わりかと思っていたら、5~6羽のカモの群れが飛んできて、湖面に着水「オシドリだー」の声に皆の歓声が、直ぐに別の群れも加わって湖面はオシドリだらけ・・最初の法道寺裏池では多くの人が見逃しただけに皆の感動も一入。これでようやく全員満足して帰途に着くことができました。帰途での途中では、ホオジロやジョウビタキ、モズを観察。バス停鉢塚前で予定より早めの「鳥合わせ」をし、解散となりました。

以下写真はTさん撮影 

ケリ
ヒバリ
オシドリ
モズ
ホオジロ(手前)
ホオジロ(手前)

 

里山保全部会11月活動報告

1、月 日 : 11 月 1 日 (金)

2、場 所 : 富田林市彼方(奥の谷)

3、参加者数 : 14 名

4、活動内容:

 先月に続き雨上がりの翌日でしたが、秋晴れの中での活動。畑はサトイモ、サツマイモの収穫。予想通りサトイモは例年になく良く育ちたくさん収穫でき、一部は来年の種イモとして畑に埋める。サツマイモは昨年おいしくなかったので少なめに作り様子を見る。ダイコンの間引き菜とそれぞれ皆さんで分け合う。他にはエンドウの種まき、タマネギの植え付けと新しい畝づくりなどの作業を行う。
 山組は竹の間伐とともになぎ倒され枯れた竹の処分といつも通りの作業、竹藪の上のほうまで片付いてきたが、伐採するよりも下まで運び出すのが大変になってきた。その分来年にお返しが来るだろう。

サトイモの収穫
収穫物
新しい畝づくり
竹の間伐1
整備された竹林