月 日 : 9月19日(木) 晴れ
探鳥地 : 大阪南港野鳥園 (大阪市)
参加人員 : 15名
観察種数 : 25種
9月半ばを過ぎたというのに大阪市の天気予報は35℃という異常なまでの暑さを伝えている。しかしこの時期はシギチドリ等の渡り鳥を観察するベストシーズン、今日は干潮時間も午後2時頃と絶好の機会でもあり思いのほか多い15名の参加になった。 展望塔館に入ると、もはや観察窓近くの席は空いてなく、やはりこの暑さでも何時もより人は多い。 周りの水面ではカルガモの集団、カワウ、マガモが見られ、ミサゴ2羽が水面の各木杭に止まったまま動かない。 空ではトビが3羽旋回している。 池沿いの樹木上、下では多くのダイサギ、アオサギ、コサギが羽を休めていた。
徐々に潮が引くにつれ水際にシギ類が現れだした。 激しく動き回る小型のイソシギ、トウネンや中型のキアシシギ、アオアシシギ、アカアシシギ、ソリハシシギに交じって大型のチュウシャクシギまで、 しかし何れも遠方のため、双眼鏡での観察が難しく、望遠鏡を使ってどうにか確認する。 周りのダイサギも水の引くのを待って浅瀬に集まりだした。 館内にはもちろんエアコン設備は無く、各自の暑さ対策も全く役に立たないほど・・・・額から汗がしたたり落ちる。 しばらく館内からの観察を続けるが、キリアイの出現を最後に1時半ごろに早めの鳥合わせとなった。
他に、カワセミ、ハクセキレイ、ムクドリ、ツバメ、カイツブリを見る。(M.K 写真K.T)