16期生の7月24日講座報告

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年月日:2024年7月24日(水) 雨

講座名:梅花藻の観賞と琵琶湖博物館見学

場所:米原市醒井、草津市滋賀県立琵琶湖博物館、草津市立水生植物公園みずの森

  前日より雨予報となり少しの心配があったが、当日の出発後に伊吹山ドライブウェイが豪雨で終日閉鎖となり、急遽、予定を「伊吹山高山植物観察と梅花藻観賞」から「梅花藻の観賞と琵琶湖博物館の見学」に切り替えた。

 梅花藻観賞では地蔵川の清流の中で揺れるキンポウゲ科の淡水植物の梅花藻を見た。流れの穏やかなところでは花が水面に顔を出しているのを観察し写真を撮ることができた。冷たい水に手を浸し涼感を楽しんだり中山道の宿場町の風情ある街並みをゆっくりと散策した。

  午後は琵琶湖博物館と水性植物園の見学。琵琶湖博物館では古代湖である琵琶湖の地質、生き物の歴史、人の暮らしなど広範囲の展示がされていた。特に淡水生物の水族展示室では昨年の水槽破損事故からクラウドファンディングで支援を受けて再生されたというアクリル水槽で身近なコイ、フナからビワマス、ウグイ、ハス、スゴモロコ、コアユ、ビワヒガイなど豊富な展示を見ることができた。

 最後に水性植物公園みずの森。ハスやスイレンの花が見頃でヒツジグサの名の由来は未の刻に咲くことからきているといわれるが、その名のとおり開花しているのが興味深かった。一方午前中に咲くというハスは花を閉じていた。ハスの花は水面より高く、スイレンは水面近くに咲くという花の時期ならではの見分け方を知った。温室や手入れの行き届いた池に浮かぶパラグアイオニバスや色とりどりの花を楽しむことができた。

 もう一度ゆっくりと来たいという声も聞かれ博物館を訪れて楽しい時間を過ごせて幸いだった。E.H.

*写真はクリックする毎に拡大し、解像度が上がります。

 

 

 

 

 

醒ヶ井の佇まい

地蔵川に生息するハリヨ