年月日:2023年10月18日(水)晴れ
講座名:天体入門
講師:中島健次先生 那須香大阪天文台
場所:SAYAKAホール
太陽、月、天体望遠鏡、惑星、恒星についての話、星座早見盤の作成と利用の仕方そしてプラネタリウムソフトMitakaを使った宇宙旅行の講座を楽しんだ。
地軸の傾きにより季節によって太陽の高さが異なる事。太陽の黒点フレアの観測。フレアによって磁気に乱れが生じGPSの誤差が増えて電車の安全システム、車のナビ、流通管理システム、ロボットによる農作物の収穫に異常が生じる事。金環日食、皆既日食の起こる理由。月については皆既月食、部分月食、中秋の名月や旧暦で長い期間月を愛で楽しむ日本の文化の話。太陽の周りを回る惑星についてそれぞれの特徴について詳しい説明があった。地球には一つの衛星、月があるが木星には95個、土星には146個もの衛星があるという。星座の星(恒星)については春夏秋冬それぞれの大三角形を目印にして星座を構成する星についてギリシャ神話を交えながらの説明を楽しんだ。
プラネタリウムソフトMitakaでは地球から見た星空と地球からどんどん離れて宇宙から見た星空の両方を見る事ができた。我々の住む銀河系以外の銀河まで眺め最後には宇宙の果まで連れて行かれた。今わかっている宇宙全体を画像で見ることによってイメージしやすく理解が深まった。
理論的な詳しい説明と同時に楽しい解説が心地良かった。
最後には講座生からの質問に対して詳しい解説があり、知れば知るほど奥の深い学問だと実感した。
夜空を双眼鏡で楽しみたいと思う。 E.H.
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