18期生の7月23日講座報告

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月 日 : 2025年 7月23日(水)  晴

講座名 : 天体入門

講   師 : 中島 健次 先生 (那須香大阪天文台台長)

場   所 : SAYAKAホール (大阪狭山市)

 今回は移動式天文台を展開する那須香大阪天文台の中島台長による天体の講座です。

 まずは太陽の話。昔習ったことだが、きれいな映像と上手な語りで改めて太陽のすごさを知る。強大なフレアの発生で2017年9月6日にGPSに誤差が発生したこと、2012年の日食のことなどの話題もあった。次は月の話。月の満ち欠けの映像による解説は分かりやすい。十六夜月、立待月、居待月など月を楽しむ文化の紹介もおもしろい。

 星の話は惑星から始まった。「水金地火木土天海」と習った惑星のそれぞれの特徴を聞き多様な姿を知った。星座の部では、星座は国際天文学連合で88の星座が決まっている、全ての星はどれかの星座に属していると聞き驚いた。北斗七星、夏の大三角形、冬の大三角形などは「アステリズム」と呼ばれ、星を観察する時の目印になる、ということを知った。

 アステリズムと星座と特徴のある星の映像での春・夏・秋・冬の星空の説明は分かりやすく、ユーモアもあり楽しめた。日本は夜が明るく星を眺める場所が少なくなっているが、星が見える所で、講座の中で作った「星座早見盤」を持って星座観察をしたいと思った。

 最後は、宇宙旅行を体験しましょう!と、宇宙空間を飛んでいるような映像を紹介していただいた。幻想的な映像に見とれると共に、パソコンでここまできれいな編集ができることに感心した講座であった。

 休憩時間に、持参された「反射望遠鏡」で窓からの景色を見れたのも良い体験となった。     M.A.

太陽の構造がわかりやすい

このような星座を考えた人は偉い

上は夏の大三角形、下は冬の大三角形(アステリズム)

日本では星が見えない?(夜の地球)

星座早見盤の説明

星座早見盤製作中

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