月 日 : 2025年6月18日
探鳥地 : 錦織公園
参加人数 : 15名
観察種数 : 20種類
まだ6月というのに34℃の真夏天気予報。 その所為か今日は参加者も少なめだ。 集合地点のパークセンターではベランダの手摺にイソヒヨドリの雛が止まって動かない。近くの親鳥がバッタみたいな餌を咥えながら「此方へ来なさい」とばかり鳴き叫んでいるが、反対に雛は私たちの方へ寄ってくるばかり。 そんな親子のイソヒヨドリから始まった観察会。 この暑さで「鳥は余り期待しないように」と釘を刺されてからの出発でした。 最初の赤穂池ではカワウ一羽が池から首を出したのみ、遠くにウグイスの囀りが聴こえる。 梅の里では、上空にツバメとコシアカツバメを確認し、石楠花の谷でようやくホトトギスの鳴き声を聴く、そして「上の池」の中にアオサギを見る。 その後の尾根道ではしばらく何も鳴かず、影も見えずただただ汗が滴り落ちるのみ、それでも道中に出現する昆虫や珍しいキノコに暑さが紛れる。 やんちゃの広場近くになって、ようやくメジロ・コゲラ・シジュウカラなどの小鳥の混群を見つけ、上空遠くオオタカを観察。 広場では小鳥の混群に交ってキビタキを見た人も。 河内の里ではササユリやオカトラノオの花を見て昼食タイムとなった。
午後は咲き始めのハンゲショウと今花盛りのツチアケビのコース取りとなり、赤穂池のカワセミ、コゲラの巣穴づくり、エナガの群れなどを見て、早めの「鳥合わせ」となった。 とにかく予想以上の暑さで皆様グッタリ、大変お疲れさまでした。(M.K写真K.T)

イソヒヨドリの親

イソヒヨドリの雛

コゲラの巣穴づくり

コゲラの巣穴づくり

シジュウカラ

番外編のアオバズク