テーマ : 粘菌を観察しよう
実施日 : 2025年 6月16日(月) 晴
観察場所 : 烏帽子形公園(河内長野市)
参加人数 : 15名
今年は粘菌の出現が少なく、前日の下見もかろうじて4種確認。当日はどうなるかと心配されたが、1時間半ほどの間に子実体10種と落ち葉の中に変形体も確認することができた。やはり観察会は楽しい。集団の力の大きさを実感。
初めに、6月8日に奈良で行われた粘菌観察会に参加して学んできた粘菌の探し方を参加者に伝授するところから。「倒木・朽木・落ち葉など、粘菌のエサとなるバクテリアが居そうな場所を見つける。特に今の季節は落ち葉につく粘菌が多いとのことで、まず粘菌の這痕(葉脈とは違う黒い筋など)のついた落ち葉を見つけ、その周辺をほじほじ棒でほじほじ、微小のつぶつぶに注目しながらひたすら探す。」ということで、いざフィールドへ。落ち葉につく粘菌はなかなか見つけられなかったが、倒木や朽木の上などに次々と子実体になった粘菌を発見することができた。
昼食後、以前烏帽子形公園で見つけた粘菌の標本を見ながら、本日見つけた粘菌を確認して解散した。 (K・T)
*本日確認できた粘菌(倒木・朽木の上)
・ウツボホコリ・シロウツボホコリ・ホソエノヌカホコリ・ツノホコリ・エダナシツノホコリ・ナミウチツノホコリ・ムラサキホコリの仲間・ツツサカズキホコリ・マメホコリ・コマメホコリ・落ち葉の中の変形体
*解散後、さらに5種発見(落ち葉やササの上)
・クネリカタホコリ・ハイイロフクロホコリ・ガマグチフクロホコリ・ジクホコリ・モジホコリの仲間?
( 写真 Y・H K・T)