16期生の1月8日講座報告

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年月日  2025年 1月8日(水)  晴

講座名:38億年生きている

講師: 施設の担当者

場所: アクアピア芥川・JT生命誌研究所

 強い寒気の中、高槻市にあるアクアピア芥川(高槻市立自然博物館)とJT生命誌研究所を見学した。

 アクアピア芥川は高槻市の真ん中あたり、市街地と山地の中間、淀川に注ぐ芥川の川沿いにあった。芥川に生息する魚類を上流・中流・下流を模した水槽に展示、別のフロアには同様に高槻エリアに生息する哺乳類や鳥類の標本とはく製を展示していた。学芸員の丁寧な案内のあと自由に見学した。はく製や水槽などは目線近くに展示されており、講座生は「カメとにらめっこ」するなど、好きな動物をゆっくりとじっくりと観察することができた。なじみ深い動物が主であったが、大規模な博物館とは違い「味のある自然博物館」だった。

 JT生命誌研究所はJR高槻駅から芥川商店街を抜け10分ほど歩いた好位置にあり「38億年の生命の歴史と関係性を読み解き美しい展示や映像で表現するコンサートホール」と紹介されている。

 設立20年の研究や表現活動などを映像で学び、その後3班に分かれ、説明を伺いながら生命誕生後38億年の歴史に沿って生物進化を表現した展示フロアを見学した。「生命誌絵巻」や「生命誌マンダラ」は、すべての生き物は38億年前に生まれた生命体を先祖としそれぞれ進化してきた仲間であり、それぞれのDNAにその歴史が記録されていることが絵で表現されていた。

 展示物はわかり易く表現されていたが、DNAやゲノムなどは展示や説明を聞いても理解がおよびつかなかった。ゆっくりと振り返りながら理解を深めようと思った。(H.I)

*写真はクリックする毎に拡大し、解像度が上がります。

お正月早々で体調不良などもあったが15名が元気に講座に参加

展示物が目線近くでゆっくりと観察できる

はく製の展示ラベル、何をいつどこで見つけたかをしっかりと記録

生命誌研究所の仕事を立体的にマンガチックな展示品

生命誌マンダラ、中心にゲノムがあり、細胞→組織→個体を表現。よく見るとみごとな織物でした。

1Fフロア、生命誌絵巻、肺魚、ナナフシのたまご、カメの骨格、生命歴史への階段

「食草園」でレモンの木についたナミアゲハの蛹

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