18期生6月18日の講座報告

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月 日 : 2025年 6月18日(水)  晴

講座名 : 両生類と爬虫類

講   師 : 緒方 光明 先生 (堺自然ふれあいの森 教育スタッフ)

場   所 : 堺自然ふれあいの森(堺市南区)

今回は最高気温36℃の猛暑日となりました。汗をかきながら2回目となる「堺自然ふれあいの森」に集合しました。講師の緒方先生から、涼しい教室でふれあいの森の概要をの説明を受け、涼しい時に屋外へ出ました。足のある人間には、足のないヘビは気持ち悪い、足の多いムカデも気持ち悪い、とユーモアのある講義が始まりました。建物の日陰では、ヘビは変温動物のため体が熱くなると日陰で過ごし、冷えると日なたで過ごす、森のシリブカガシの木の下では、ドングリを食べにアカネズミが来るとそれを食べるためにヘビが来るなど生態の説明を学びました。そこから水田に行き、生き物を探しました。草の上にトカゲ(多分ニホントカゲ)がいたり、水田の中にオタマジャクシを見つけたり、飛び跳ねるカエルを捕まえたりしました。

水槽に入れたカエルを前に、これはヌマガエル、この近辺の水田のカエルはほとんどこれとのこと。大きい方がメス、小さい方がオス、オスはメスに抱きつき排卵を促し、それに精子を掛けて子孫を残すなどの説明を受けました。

 午後からの講義はクーラーが壊れるというハプニングが起こり、急遽椅子をもって一階のピロティに移動。これが功を奏し、涼しい風が吹く屋外講義となりました。この近辺で見られる両生類、爬虫類の種類、その生態の特徴をクイズ形式で学びました。講義中、二ホンマムシの子供(標本)、ヒバカリの子供(実物)を見せられ、恐る恐る観察しました。そして、1.5m大のアオダイショウの登場。緒方先生に首を捕まえられ腕に巻き付いた姿で登場しました。体をなでながら歓声が上がりました。

「相手を知ると怖くなくなる」との先生の言葉を聞いて、講座を終えました。

*ヒバカリ:名前の由来は、このヘビに咬まれると毒のため「その日ばかりの命」であるから来ているが、実は無毒である。

*アオダイショウ:毒を持っていないが、咬まれたら傷口を消毒するなどの適切な処置が必要です。      (M.A.)

カエルを追いかける。捕りました。

捕らえたカエルを見ながら日陰での講義

ヒバカリの子供

アオダイショウ。よく見るとかわいいでしょ!

ヌマガエル。右のカエルには白い「背中線」がある(珍しい)

左は午前の屋内での講義。右は午後のピロティでの講義。風が吹き抜け、自然の中で動物達とのふれあいができた。

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