年月日 2024年 2月21日(水) 曇り一時雨
講座名:緑化入門
講師: 井上昌美 中嶌幸一 先生
場所: 堺市都市緑化センター
野外観察を中心に様々な生き物観察を楽しんできたが、少し趣を変えて自宅の庭やベランダで楽しむ植物について学んだ。午後からは大仙公園の桜たちの話と身近で多様な緑化センターの植物観察を楽しんだ。
ハイドロボールを使ったテーブルヤシの鉢植えを作った。ガラス容器と透明のプラスチックコップを用意、ガラス容器の中にコップを入れその隙間にカラーサンドを詰める、思い思いのデザインや風景を描き側面を飾った。最後にガラス容器の中のコップにハイドロボールとヤシを植え込みユニークな鉢植えが完成。講座生はワイワイ楽しそうに取り組んだ様子、いずれの作品も個性があってすばらしい出来栄えだった。
大仙公園には50種類1000本のさまざまな桜が植えられている。たとえば京都円山公園の16代目桜守がそこの桜の実生を育てた由緒ある「ヒトエシロヒガンシダレ」、関西ではここでしか咲かない奇跡の桜「チシマザクラ」等々、苦労話など熱心に説明があった。そのあと緑化センターの植物観察をした。
緑化センターは公害が問題となった時代に、緑化に取り組むとの国の方針により約40年前に開設された。公園や街路だけでなく、個人の庭にも緑を増やしたいとの想いで設計されている。大仙公園の見事な桜たちと緑化センターの植物が花を咲かせる春がもう近い、そのころに訪ねてみたい。(H.I)
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