月 日 : 2025年2月5日
講座名 : 環境対策施設見学
講 師 : 施設担当者
場 所 : 舞洲スラッジセンター・舞洲工場
この冬一番の寒くて風の強い日。湾岸線からよく見えるユニークなかわいいデザインの建物の舞洲スラッジセンター(下水汚泥処理施設)と舞洲工場(ごみ焼却施設)を2つの班に分かれて見学しました。 この建物は、どちらもオーストリアのフリーデンスライヒ・フルデントヴァッサー氏が“自然との共生”をテーマにデザインされたもので、曲線が多く(自然には直線はないとの事から)色鮮やかなおもちゃのようで環境施設には見えません。
その舞洲スラッジセンターでは、役割として①町を浸水から守る(地中内の大きな空間)②河川の環境維持という(汚染した水を処理して流す)ことを学び、私たちは汚水に高分子ポリマーを入れて、水と汚泥ケーキに分離する実験を楽しみました。最近、埼玉で下水管破裂の大きな陥没事故があり関心が深くたくさんの質問が出ていました。施設内を見学してから、屋上に上がりシンボルの煙突が間近に見えて周囲の海や橋、隣の焼却工場も美しく見られ感激しました。
舞洲工場でも建物の外観やフンデルトヴァッサー氏の作品を丁寧に説明され、施設内の見学では大型クレーンでごみの攪拌と炉への投入の様子を見て、またそのクレーンの実寸のツメの大きさにも驚いてしまいました。工場内の見学を終え、周辺の緑化状況の説明と共に強風にもめげず笑顔で記念撮影。
どちらの施設の職員の方も、ごみ処理や下水処理の技術が高く、いろいろな有効利用を考え、仕事に誇りをもっておられるのを感じました。私たちも日々の生活ごみや下水の出し方を見直し工夫していきたいと思いました。(M.N、K.K)
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