18期生6月11日の講座報告

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月  日 : 2025年  6月 11日 (水)  雨

講座名 : 水田のちから

講   師 : 松下 美郎 先生

場   所 : ノバティホール・惣代の棚田 (河内長野市)

 梅雨に入り今日は一日雨模様だ。 午前の座学では「稲作管理の実態と環境クイズ」の資料を頂き、一問ずつ答えながら説明を受けた。 一問目の「大阪府の稲の作付面積は?」から七問目の「惣代の棚田の水田沿いに居る外来生物は何種類か?」などの7問だ。 三択で選ぶのだが、普段考えたこともない質問や答えの数字に、戸惑でもっていたのは私だけなのかな? 難しい! でも、先生の丁寧な解説を聞いていると興味が湧いてくる。 お米が私達に届くまでの作業工程を聞くと、想像以上の時間と手間の多さに驚き、稲作の大変さを知ることが出来た。世間ではコメ不足での価格高騰、備蓄米の放出などのニュースが多い所為か、「水田のちから」講座の関心度は高かったようで、熱心に書き留める方が多く見られた。

午後は美加の台駅に移動して惣代の棚田に向かう。 雨が降る中での観察になるので、レインウエアーや合羽を着、傘を差して歩いた。 棚田に続く道沿いの林は、最近は間伐がされていないようで荒れているように見える。 棚田の見学時に、地元の農家の方に田んぼの実情についての話を聞けた。側の棚田の中にも荒廃農地らしき場所もあり、高齢化・労働力不足などで棚田を守っていく事の難しさを感じとれた。 今年は田植えが遅いようで、水の入った田んぼは少なかったが、最高地点の棚田は田植えが終わっていた。良い景色だ! 雨も小止みになり、ゆっくり眺めて ホッ! お疲れ様でした。        (Y . S)

講座風景

間伐がされていない林

棚田が減って休耕地が増えています。

棚田の側での説明。此処の田植えは来週かな?

最上地点の棚田です

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