14期生2月5日講座報告

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月 日: 2020年2月5日(水)晴れ

講座名: 絶滅危惧植物入門と剪定実習

講 師: 花の文化園 本田高史先生、森さん

場 所: 大阪府立 花の文化園

今シーズンで一番寒い朝、コロナウイルスで大騒ぎの中、花の文化園での講座です。講師の先生はウィルス対策でマスクを掛けての講義開始です。日本には7500種の植物が自生しており、しかももう既に絶滅したものや危惧されるものが2155種=全体の28.8%もあるとの事。大阪では2436種自生し、その10%が危険にさらされてるらしい。それでも全国平均より少ない。原因は古い時代から市街地化した地域が多い為、既に稀少な植物が減っていた可能性が高いとはあまり嬉しくない事ですね。生物の多様性は複雑な関係で絡み合っていて、一つの生物種が絶滅すると間接的に関っている生物にまで影響する恐れがあり、私達を含めた全ての生物は多様な環境があり多様な生物がいるからこそ地球上で安心に暮らしていける、故に貴重な自然を我々が守って行かなければならない・・・うんなるほど。そして、花の文化園はただの公園ではなく植物園として学術研究、植物栽培、保全、教育と知識を伝え、植物の多様性を保全する役割を持っているとの事。午後は先ずは樹木の剪定の方法を教わり、その後、園内を案内していただき、今見ごろのセツブンソウ、スイセン、ナノハナ、バイカオウレン、梅林などを観察した。そしてお待ちかねの剪定実習開始です、きょうの対象の木はキンモクセイです。4班に分かれ、先生のお話の「木をよく眺めて、目標を決めて」を守りながら、一人一人剪定ばさみを持ってキンモクセイに突進して行きました。講座生の皆さん、体験参加の皆さんも、にぎやかで楽しそうに思い思いに鋏を使って切っていました。上手く出来ましたね?寒さを忘れるほどの一日、先生方お世話になりました。(hiro)

ほんの5㎝ほどですがこれでも5年物のセツブンソウ

先生のお話をよく聞いてからスタートですよ。

猪突猛進ガール達、上手くできましたか?