月日 : 4月20日(水)晴れ
探鳥地 : 大泉緑地
参加者 : 27名
観察種数 : 22種
春の陽気の中、園内は八重桜、ハナミズキが満開で草花や野花は真っ盛り、樹木の新緑もまぶしい位の好天気。天気は夏日を予報していたが、湿度が低いせいか暑さは感じられない。
大泉池や頭泉池では常連のアオサギ、コサギ、カワウ、カイツブリ、バン、カルガモ、オオバンの他に冬鳥のヒドリガモやコガモが数羽であるが未だ残っていた。アオサギの巣では雛が孵っているのを見つけ、池ではカイツブリの親子が一緒に泳いでいるのを見る。またカイツブリ2羽が水上を“追いかけっこ“するかのように走りまわり泳ぐのを興味深く観察した。そして時々、水上をツバメが横切り、空高くオオタカ2羽が通過した。
小鳥の森である「水流」エリアでは、いるはずの小鳥の姿が全く見えない。鳴き声すら聴こえない。ここでは渡ってくる夏鳥を期待していたが残念。しかし林下草叢ではシロハラやツグミがあちこちで歩きまわっている。その後、園内各所で「またか」というほど出合うことになる。北へ渡る準備のためこの公園に集まってきているのか。
コナラ等の新緑樹林の中を進むとあちこちからシジュウカラ、コゲラ、スズメやカワラヒワの鳴き声があるが、姿を見つけるのが難しくなってきた。それでも新緑の中を探すのも気持ちよく楽しい観察のひと時だ。今回は種数としての数は少なかったが各個種の鳥数は多く、満足する観察会となった。(M.K 写真K.T、M.A)