吟行部会の9月活動報告

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月 日 : 9月21日(土)

行 先 : 大阪狭山市民ふれあいの里

句会会場 : さやかホール内大会議室S

参加人員 : 16名

兼 題  ; 残暑、秋思、虫、芒

連日残暑厳しく今日も暑いが風がありまだましであった。今日は16名と参加人員が多く、 昼食後句会実施。本日より15期の嶋富子様が入会された。終了後今後の句会運営につき意見交換し15時30分に終了した。

会員代表句
 
 石鎚に雲噴き昇る残暑かな     白流子

 裏庭に虫の住処を残しつつ      尚文

 枯芒風のうねりを身に纏い    たけみつ

 最終バス発ちて残りし虫の聲    洋々志

 道沿ひの芒の叢の傾ぎ来て     まさこ

 甘樫に西を望みて愁思かな     ゆき雄

 青き穂や真直ぐのびて案山子立つ  みえこ

 筆を止めぼんやり窓を見る秋思    豊年

 秋雷に隠しかの名を大声で      流以

 暗闇をほのかに照らす銀芒    せせらぎ

 賢治ならオロオロ歩ク秋旱     都史子

 蹴出しより零るる色香阿波踊    ふじ乃

 花野道ちちはは越せず逝きし義兄   楠子

 爪伸びて常より伸びて残暑かな   万未知

 ゆけどゆけどすすきすすきの峠かな 行行子

 野の芒風寄す毎に身を伏せる    さんご

 当日句
 
 特選 秋澄むや二上金剛指呼の間  ゆき雄

 特選 リス園で暮らす一生秋の風  行行子

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