吟行部会の7月活動報告

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月 日 : 令和6年7月20日(土曜日)

場 所 : 石仏寺、加賀田神社を歩く

集合場所: 南海美加の台駅改札口 10時

昼 食 : 流しそうめん(チクリンの小屋)

参加人数: 12名(投句 1名)

兼 題 : 水盤、魂祭、法師蝉、麦酒

 梅雨明けを目前の猛暑日、 南海・美加の台駅から国道を渡り坂道を上り石仏寺(いしぼとけでら)へ、空海が彫ったとされる素朴な石仏を拝観して「チクリンの小屋」へ徒歩で向かう。「チクリンの小屋」で休憩をして 加賀田神社へ向かう予定が暑さでダウン!休憩後 急遽予定変更 早目の昼食、「チクリンの小屋」亭主 井上光司氏と仲間たち手作りの流し竹で、流しそうめんを楽しんで(ご馳走様)昼食後は涼しい部屋での句会となりました。 (MT)                      

7月 会員代表句

鳴き尽くし亡き骸軽き法師蝉        白流子

憂い事麦酒で流す今宵かな         尚文

魂祭母のしぐさを真似る子ら        たけみつ

押入れの奥に水盤母の影          洋々志

炎昼や女子大生のへそピアス        ゆき雄

水盤の丸きが宇宙めだかかな        みえこ

魂祭供え上手の母は亡き          豊年

水盤の涸れたる隅に種一つ         流以

神の瀑入りて蛭に血吸はれけり       都史子

法師蝉尼寺けふは観音講          ふじ乃

義父送る精霊舟や過疎の村         楠子

水盤を前に思案の鋏かな          万未知

二時間に一本のバス法師蝉         行行子

当日句 特選

峰雲や古道名残の煙出し          ゆき雄

本尊は円らか石や夏深し          流以