第113回吟行部会報告
- 日 時:令和3年7月17日(土曜日)10:00~15:00
- 場 所:河内長野周辺散策(長野神社、西條酒造、石川、スーパーイズミヤ) 句会はノバティー南館会議室
- 参加者 :14名
- 活動内容:
コロナ禍で、メール句会ばかり続きましたが、久しぶりの吟行会でした。参加者の方々は、皆さんお元気で、この部会でしかお会いできない方々にもお目にかかれました。当日は、過去最長(62日間)の梅雨が明け、汗が噴き出るほどの暑さの中、長野神社~西條酒造~石川(河原)と散策しスーパーイズミヤの「ゆいテラス」の気持ちのいい空間で各々昼食をとり、一息入れて句会の会場であるノバティー南館の会議室に移動して句会を行いました。 本当に久しぶりで、和気藹々と楽しいひと時でした。 報告文責 佃慶子 写真責 松下洋介
参加者の代表俳句は下記の通りです。
- 垣根越し軒下簾浪漫あり 智勲
- 簾越し小さな庭も京風情 尚文
- 梅雨晴れに羽根を繕うからすかな 松園
- 縁側の簾を潜り友の顔 ゆう一
- 夕立やスニーカーが駆け抜ける たけみつ
- 窓を開け一会の風と昼寝かな 洋々志
- 登り窯包みて揺らし蝉時雨 ゆき雄
- 初ゼミや飛び出せ吾も旅の空 あきこ
- 水遣りの手に触れ匂う青トマト 美枝子
- 朝焼けの峰に湧く雲山の山 流以
- 夏の日の海の向こうの翔タイム 河笑流
- 初生りの隠れて小さき割れトマト 都史子
- 背負い児の寝息きこゆる夕焼けよ 田村桂子
- 夕立に伊予青石の蘇り ふじ乃
当日句