第119回吟行部会、6月活動報告
実施月日 : 令和4年6月18日(土)
実施場所 : 光明池周辺
参加者 : 13名
曇天ながら、光明池駅を出発、よく整備された緩やかな登りの林を抜けて、光明池畔に到着。雨乞い蛙像から、池の畔を歩く。 川鵜や鯉等との出会いを楽しみ、植物観察しつつ、美しい光明池大橋へ。その中央で手を叩くと、その反響も面白い。 その直ぐ近く、池に隣接する《こうみょういけ茶論》さんにて、昼食、句会、更には、美味しいお抹茶とお菓子をいただき、大満足で、帰路のバス、でした。 (文責:村上)
当日参加者の代表句・・・・・・兼題 : 麦の秋、紫陽花、青嵐、麦酒(ビール)
- 一粒の水滴光る花菖蒲 尚文
- 本堂の甍が光る立夏かな ゆう一
- 碁盤の目黄金に染まり麦の秋 たけみつ
- 清流の魚籠に三本缶ビール 洋々志
- 朴の葉の返りて白し青嵐 まさこ
- 泥染めの田を起こすごと青嵐 ゆき雄
- ふる里は雨の匂ひやかたつむり 美枝子
- 紫陽花の首定まらぬ花瓶かな 流以
- ヤゴに名を付けて見守る空青し 河笑流
- 棚田なるその一枚に麦の秋 都史子
- プーチンよ戦いやめよと麦の秋 桂子
- 子連れ鳬往なしつ農夫早苗植ゑ ふじ乃
- 麦の秋砲弾ききし麦のあり 楠子
- 仏より紫陽花愛でる古刹かな 万未知
当日句 特選二句
- 河鵜行く底に雲ある今日の池 美枝子
- 河鵜立ち身を整える水鏡 流以