日 時 : 令和6年2月17日
行 先 : 大仙公園
句会会場 : 堺市総合福祉会館
参加人数 : 13名(内 欠席投句1名)
兼 題 : 早春 山覚める 草餅 猫柳
仁徳天皇陵前でボランテイアさんから「古墳」の説明の後、梅の花が満開の公園内をゆっくりと吟行しました。ここ数日の暖かさで、桜の花も咲き始めていました。その後 句会会場までバスで移動しました。
兼題句と当日句の互選は以下の通りです。
兼題句
- 春日浴びゆっくり過ごす日も楽し 尚文
- 山覚める大地ゆるりと目覚めけり たけみつ
- 風も良し光また良し猫柳 洋洋志
- 早春や伸び始めたる豆の蔓 まさこ
- せせらぎに銀の音符よ猫柳 ゆき雄
- 早春や淀の土手行く潮の風 みえこ
- 初音から今日で五日目上手く鳴き 河笑流
- きつぱりと世に出て来たり蕗の薹 ふじ乃
- おわかれね濃く匂ひくる沈丁花 楠子
- 塔ふたつ草餅二つ當麻寺 万未知
- 草餅や母が使ひし皿に置く 佐都
- 猫柳昨夜の雨を含みおり 行行子
- 釣り人に笑みを来たすや猫柳 豊年
当日句
特選 春立つも輝き見せず濠の水 洋洋志
入選 風光り静寂(しじま)の統ぶる円(まろ)き墳 ゆき雄