1 日時 : 3月22日(月曜日)
2 場所 : 松尾寺周辺
3 参加者 : 12名
4 活動内容
今年度3回目そして最後の部会。松尾寺の桜が私達を歓迎してくれた。
A地区歩き始めてすぐにスミレ2種(タチツボスミレとシハイスミレ)その近くにキランソウ発見。名前の通りのトキワハゼも咲いていた。在来種タネツケバナと外来種ミチタネツケバナの違いも確認。特定外来生物に指定されているナルトサワギクの群落が出来ているのが心配だ。見かけない植物を見つけ、マダガスカル原産のシュロガヤツリだと判明。これも増えると厄介な植物だそうだ。A地区では18種の植物を観察できた。
続いてB地区。誰も名前を知らない植物、メンバーの検索でヤブチョロギと判明。調べると古代ローマ帝国時代の街道造りに使った花が戦後日本に入って来たそうだ。田んぼの縁にホトケノザ(ここの花の色は鮮やかで美しい)、ヒメオドリコソウ、オランダミミナグサ、ジシバリ、ノゲシ、ムラサキサギゴケ、ゲンゲ、クサイチゴ、ヘビイチゴ、ミドリハコベ(花柱が3本あるのを確認)など。小さなヒメウズも群生していた。鮮やかな黄色のウマノアシガタやムラサキケマンも見つけた。樹木の花では独特の匂いのヒサカキ、いい香りのシキミ。B地区では計26種を確認した。
今回は前日の雨で道が悪いためC地区での観察を諦め、代わりに池の周りを散策。そこで見つけた樹木の花。写真を掲載するので名前を当ててください。答は次回。(文・写真 FK)