14期生7月14日講座報告

月 日:2021年7月14日(水) 曇りのち雷雨

講座名:地質観察②

講  師:佐藤 隆春先生

場  所:香芝市ふたかみ文化センター・ドンズルボー(二上山)

 梅雨明け前の不安定な天気のなか講座が始まりました。今回は二上山のドンズルボーの観察もあり皆さんその名前からどんな所か興味津々です。ドンズルボーとは漢字で書くと屯鶴峯、鶴が屯(たむろ)しているように見えたことから名付けられました。

 午前中は座学で佐藤先生と当カレッジの石ころ部会のメンバーがまとめた「ドンズルボーの火山砕屑岩」という冊子を使って、ドンズルボーで火山活動を読み解くというテーマでドンズルボーの風景や地層の写真を交えて約1500万年前の火山噴火による火山砕屑岩層などの地層や噴火の仕方などを説明してもらいました。ドンズルボーの火砕流の堆積物は溶岩を含んでおり溶岩ドームの崩壊で発生したということです。

 午後からは二上山博物館で凝灰岩・サヌカイト・金剛砂など二上山の石を見学した後、皆さんお待ちかねのドンズルボーに移動です。ドンズルボーでは火砕流堆積物の観察から始まり、火砕流の中からガスが激しく上昇すると軽いものは上に、重いものは下に沈むので下部に重い岩片の大きいものが多く、上部は小さくなるということや流れた方向などを地層を見ながら解説してもらいました。先生から豆石(火山豆石とは細粒火山灰が湿気の多い噴煙の中でくっついてできた5ミリ程度の大きさのもの)を探してというリクエストに皆さん戸惑っていましたが、豆石のある凝灰岩の地層を教えてもらい目を凝らして探し見つけることが出来ました。何層にも重なった火山灰や火山岩の地層をみて太古の火山活動に思いを巡らせたところで雷雨となり、残念ながら講座終了となりました。(T.K)

いくつもに重なった地層に圧倒されそうです。

豆石はこの地層にあります。わかるかな。

見つけました!! これが豆石です。

火山噴出物が堆積してできた凝灰岩のドンズルボー。

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