昆虫部会の11月活動報告

実施日 : 2023年11月14日(火) 晴れ

場 所 : 光明池野鳥の森公園

参加人数 : 14名

活動内容 :

 光明池野鳥の森公園の広場に到着した時、飛び交うトンボの姿もなく 虫の声も聞こえず、「はて!昆虫はいるのだろうか?」と脳裏に一抹の不安が過りました。ゆっくり、草原を歩くと、バッタ類がびっくりしたように飛び出したり跳びはねたり、広場がのはらうたのようになりました。「いるいる、バッタが」の声に網を持ち出し、早速、昆虫探しに。陽射しが良くなると、わずかながら、チョウもトンボも姿を現し、網を掲げて追いかける、いつもの姿。バッタ類が主ですが、期待以上に採集が出来、昆虫と図鑑を照らし合わせながら、模様や色などの違いを見つけ、同定を行い、その間の昆虫談義も楽しい一時でした。同定作業終了後、皆さんで晩秋の光明池のほとりを散策、前日の冷え込みから一転して、小春日和の中、有意義な昆虫観察が出来たように思います。   

観察記録 全34匹(*昆虫外1匹)

【 チョウ目(10匹)】 キタキチョウ ツマグロヒョウモン(オス・メス) モンシロチョウ キタテハ  ヤマトシジミ ベニシジミ ヒメシロノメイガ エビガラスズメ ナンキンキノカワガ(幼虫)

【 トンボ目 (1匹) 】 ナツアカネ

【 バッタ目(14匹)】  アオマツムシ(メス) タカネヒナバッタ セグロイナゴ ショウリョウバッタ  マダラバッタ(オス・緑) マダラバッタ(メス) ツチイナゴ コバネイナゴ トノサマバッタ クルマバッタモドキ ササキリモドキ ホシササキリ クルマバッタ エンマコオロギ(死骸)

【 カマキリ目(1匹)】 ハラビロカマキリ

【 コウチュウ目(4匹)】 ナミテントウ クチキムシ オオユミアシゴミムシダマシ クワガタ?(幼虫)

【 カメムシ目(1匹)】 ヨコヅナサシガメ

【 ゴキブリ目(2匹)】 アマミモリゴキブリ(幼虫) ヒメクロゴキブリ(幼虫)

【 昆虫外 】 ワラジムシ亜目(1匹)マルムシ

太字は写真を添付しています。

12月・1月・2月は休止します。3月はJT生命誌研究館(高槻市)・高槻自然博物館(高槻市)の見学を予定しています。詳細は後日、2月中頃、連絡させていただきます。 11月担当 K・H

光明池 野鳥の森公園

キタキチョウ

ササキリモドキ

ツチイナゴ

ヒメシロノメイガ

オオユミアシゴミムシダマシ

アオマツムシ メス